【マイルチャンピオンシップ】危険と呼ぶか、冒険と呼ぶか。~サッカーボーイ~ 【競馬】

今週はマイルチャンピオンシップです!さっそく本題へ!
動画で見たい方はこちら→ https://www.youtube.com/watch?v=1_erWGGBkHM

88年 マイルチャンピオンシップ
走ることに、安心なんて求めるな。
危険と呼ぶか、冒険と呼ぶか。
見る者すべての心をかき乱す、その末脚を人は愛した。
サッカーボーイ

無難を笑え。
2012年 JRA CM The Winnerシリーズ

サッカーボーイ

父 ディクタス
母 ダイナサッシュ

サッカーボーイは競走馬としては比較的珍しい栃栗毛の馬であった。

1985年4月29日に社台ファームで生まれたサッカーボーイは、小柄でとっても気性の激しい馬だった。

1987年8月、のちに重賞2勝の馬に9馬身差をつける圧勝でデビューを飾る。
その次のレースを4着と敗れるも、その次のオープンを10馬身差の圧勝。勢いそのまま2歳G1を8馬身差で勝利。最優秀2歳牡馬を獲得した。

3歳になったサッカーボーイは当然ながらクラシックを有力視されたが、実はそのとてつもない脚力による負荷のためか、裂蹄を起こしやすい体質であった。さらに3着と敗れた弥生賞のあとに石を踏んでしまってその蹄が悪化、感染症にかかってしまったことで残念ながら皐月賞を回避することになった。

サッカーボーイ陣営は日本ダービーに間に合わせるために抗生物質を投与して傷を治した。しかし体調は戻らず日本ダービーのトライアルレースで4着と敗れ、1番人気に推された日本ダービー本番も15着と大敗してしまった。

夏、調子の戻ってきたサッカーボーイは3歳限定のG3戦で皐月賞馬ヤエノムテキを下し、その後のダービー馬2頭、2冠牝馬もいた豪華メンバーの函館記念で後続に0.8秒差のレコードで勝利。
このレコードは30年経った今でも破られてない。

秋は菊花賞か天皇賞秋を見据えて調整したものの、捻挫を発症してしまったことで回避、復帰戦にはマイルチャンピオンシップが選ばれた。
最後の直線で4、5番手にいたサッカーボーイはそこからグングン伸びて後続を4馬身突き放した。

その後サッカーボーイは有馬記念に出走するも、ゲートで暴れて前歯を折ってしまうなどで流血というアクシデントもあり、オグリキャップ、タマモクロスの3着と敗れる。

翌年も現役を続行したサッカーボーイだったが、春には骨折、秋は脚部不安で、古馬では1走もすることなく引退してしまった。

サッカーボーイは勝利した時の着差平均が1秒であり、勝利した時のレースは後続を突き放す、どこまでも強かったと言える勝ち方だった。

そんなサッカーボーイだが、当時の社台ファーム総帥は内国産の種牡馬は繁用しない、外国産の種牡馬を重視する方針で、ダービー馬ですら繁用されなかったため、当然サッカーボーイも放出の対象となっていた。
しかし、現在ノーザンファーム代表でもある次男・吉田勝己氏が「サッカーボーイは種牡馬として成功する。天下の社台ファームが内国産種牡馬を育てられないようでは情けない」と主張。これによりサッカーボーイは社台で繁用されることになった。

社台で種牡馬生活を送るサッカーボーイだったが、その成績はとても良く、大成功と言えるものだった。吉田勝己氏の判断は正しかったのだ。
ナリタトップロードやヒシミラクルを筆頭とし、G1馬を4頭、重賞馬を多数輩出した。母の父としてもツルマルボーイ、マイネルキッツなどの活躍馬を輩出し、2011年の26歳に葉蹄炎により死亡した。

実はこのサッカーボーイの甥にあたる馬にステイゴールドという馬がいるのだが、このステイゴールドも気性難と言われた馬である。そんな馬と顔を合わせたときサッカーボーイがすごい威嚇をしたらしい・・・気性が悪い馬同士、なにかあるかもしれないと思うと、なんとも面白いものである。

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あとがき

サッカーボーイのような馬が現代に現れたら、それはもうとてつもない人気になるんだろうな、そんな馬出てきてくれないかなあ・・・とか思って書きました!現実は、そんな馬が出てもきっと使い分けされちゃうんだろうな・・・と思うと少し複雑な気持ちになりますね。

さて、今年のレースは結構難解な感じで面白そうです!(これ毎回言ってる気がする・・・)
ダノンプレミアムの方は疲れや反動が気になり、ダノンキングリーの方は輸送や乗り替わりが気になり、インディチャンプは安田記念勝ち馬の成績の悪さが気になる、といった人気馬の中から軸を決めづらい状況で、本命党の自分にとってはちょっと厳しいレースになりそうです(涙)
個人的にはダノンプレミアムから行く方に気持ちは傾いていますが、どうするかもう明日まで分かりません!アルアインとペルシアンナイトの仲良し馬券にも少し期待(笑)

ということで、今も昔も「レース前のワクワクはずっと変わらないだろう」ということを感慨深く思いつつ、今週のレースを楽しみたいと思います!!

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