なぜMORE MORE JUMP!は習志野駅に降り立ったのかの謎を、現地に行って解き明かしてみた!!

劇場版プロジェクトセカイ 壊れたセカイと歌えないミク(のOPが流れている際)において、モモジャンの4人が新京成の習志野駅前にいるシーンが存在しています。

しかし、路線図を見てみればわかるのですが、この新京成の習志野駅は渋谷から行くにはあまりにも遠く、また何を目的に来たのかが前後の描写からもわからず、ただただ謎でした。

そしてぴなのん、この謎を解明すべく習志野駅に行ってまいりました!

作内の描写では駅向かって右に行こうとする雫を止める描写があるので、用があるのは恐らく左(駅を出て右側)でしょう。

ちなみに習志野駅はこの写真のさらに右側(郵便ポストのある場所)からも出ることができ、右側の方に用があるならばそちらから出るほうが自然です。
また、この場にぼーっと立ってしばらくこの場所を眺めていたんですけど、駅から出てきた人のほとんどは右側から出てきていました。
つまり、モモジャンが左側から出てきたということは、この駅よりも左側(西側)に用があることは確定だと思います。

ということで、そちらの方に歩みを進めてみたところ、ちょうど乗ってきた新京成の線路と踏切があり、自分が乗ったときには特段意識しなかった車両を見ることができました!
ピンク色の線が効いている感じの、なんだか可愛らしい見た目ですね…

と、まあそれはさておいて、さらに進んでいくと、少し開けた公園に突き当たりました。

流石にここが目的地な訳はないので、さらに進んでいく…

といきたいところなのですが、これ以上行っても閑静な住宅街が続くだけで、取り立てて何かがありそうな感じではありませんでした。(最寄りが薬園台駅になるくらいまで歩いたのですが、コンビニやパチンコ屋があるくらいで他にめぼしいものはありませんでした。)

となると、さらにモモジャンがこの地を訪れた謎は深まるばかり・・・

そして駅の方に引き返すと、ある一つだけですが謎が解けました。

それがこちら。

雫が進もうとした方のが栄えてるやんけ!!!

そりゃ雫も勘違いして無理ないなと、少しばかり思ってしまいましたw

そして駅前の写真を撮りながら頭を悩ますこと約30分、ふと路線図を見たときに答えが一つ浮かんできました。

この路線図、よく見てみてください、なにか気づきませんか…?

そう、モモジャン結成において最大の功績者と言っていい”みのり”の文字が含まれている駅があるではありませんか!!

ということで、絶対何もないのにみのり台駅に向かい、何となく写真を撮りながら考えます。

ピンクのラインの入った車体・・・

みのり台駅・・・

4番・・・

ちょっと待てよ、習志野駅って渋谷から習志野まで行くときに乗り換える京成津田沼からは…

ちょうど4駅目じゃん!!

ということで、ここでの結論は、

“桜”が一つのキーになっている本作において、

同じ桜を思わせるピンクのラインの路線の”みのり”が含まれる駅番号を使った、巧妙に仕組まれすぎた小ネタである!

というものになります。

うん、なんかそこまでのスッキリ感じゃなくてごめんね…

上記写真の左が京王(新宿から出てるやつ)、右が新京成です。

新京成って、渋谷から出ている京王と同様に、地面(住宅街の中)を通っているような路線であり、さらに名前も京王とちょっと紛らわしい感じのする新京成の路線の中で、小ネタを仕込むならこう!!!みたいな感じだったのではないかと推測していますw

ということで、ぴなのんの習志野駅前聖地巡礼は、この新京成の習志野駅とみのり台駅の切符をお土産として握りしめながら幕を閉じたのでした。

またこの新京成は、どうやら今年4月1日に京成に吸収合併が行われるらしく、さらに新京成線は松戸線に名前が変わってしまうので、同じ姿が見れるのはもうあと1,2ヶ月程度の可能性があります。

映画の中の姿を見に行きたい方は、お早めに聖地巡礼をすることをお勧めします!

没説(一度は考慮したものの、違うんじゃないかと判断した説)

瑞希の家が習志野駅あたりなんじゃないか説

映画内で愛莉雫瑞希での買い物シーンがあることから、一瞬疑いはしたものの、習志野駅でのシーンと買い物シーンで服が違うことからおそらく別日。

また冬弥と瑞希のエリア会話にて、瑞希が歩いて1時間と言っていたので、流石に違うだろうという判断です。(それも嘘(冗談の一環)の可能性があってなんとも言えないけど・・・w)

斎藤さんの家がこのあたり説

モモジャンとは関係ないシーンにおいて神泉駅にいた描写から、普段からその路線を活用しているなら習志野周辺に家があるとは少し考えづらいです。

また、習志野駅周辺を”東京”として扱っていいのかどうか問題もあり、より違うと判断しました。

長谷川さんの家がこのあたり説

『つなぐPainful Hope』で登場した、モモジャンのオリジナル曲を作った長谷川さんの家がこのあたりなんじゃないかと思ったんですが、そのイベントの3話にて、センター街にいるモモジャンに対し「私は家も近いので」と言っているので、違うことがほぼ確定的だと思います。

その他サブキャラの家説

描写がないので断定できないし、そういうネタは仕込んだところで伝わらないのでネタとして成立してないので考えづらい。

今後の伏線的である可能性は捨てきれないので、なにかあったら思い出そうの精神。

何かしらの仕事で来た説

これが一番説明としては納得感があるのですが、わざわざ”習志野駅を出した理由”の説明にはなってないので、それは全く謎の解明にはなってないということでここでは考慮しませんでした。

追記(2025/02/17)

Youtubeのコメント欄でいただいた説である「『ハッピー・ラブリー・エブリデイ!』での廃校になってしまう小学校でのイベントの仕事なんじゃないか」というもの。

これは自分も現地で思いついて、スマホでの粗い検索ではあったのですが、付近で比較的最近廃校になったor廃校予定の小・中学校について見たところ、それらしきものを発見することはできませんでした。

また、劇場版ではニーゴのセカイにカイトが存在していることから、ニーゴストーリーにおいてのカイト初登場イベントである『イミシブル・ディスコード』以降の時系列であると判断し、それ以前の『ハッピー・ラブリー・エブリデイ!』時の話ではないと判断しました。

ただし、OP中の描写が過去のものではないという保証はどこにもなく、また『ハッピー・ラブリー・エブリデイ!』のイラストか見える季節感と劇中の季節感はかなり一致している感じなので、OP中の描写が過去のものである裏付けができるのなら最有力の説となると思います。

動画内に入れ忘れてしまったことを申し訳なく思います、すみませんでした!

『ハッピー・ラブリー・エブリデイ!』時点での描写説(2025/02/17追記)

前項目の最後に、一度は浮かんだものの自分の中で消してしまっていた説について、Youtubeでコメントをいただいたことから再検討し、かなり有力な説となったので付け加えます。
コメントをいただいて本当に感謝です!!!

習志野駅がある船橋市では2007年に廃校になった小学校があり、ゲーム内でのセリフと同様に統廃合されたようです。しかしながらその駅の最寄り駅は「高根木戸駅」であり、さらに「習志野駅」よりも「北習志野駅」の方が近いらしいので、習志野駅が使われた理由にはならない感じも若干します。
さらに、北習志野駅は別の路線である「東葉高速鉄道」が通っていて、渋谷からこの路線を使っていくのがお金は一番かかるものの最速の行き方だったりします。(動画で900円かかるが最速と言った行き方はこれ)
(ただし”習志野”という地名の有名性を強調して使いたかったのであれば理解はできるので、これもまた微妙な感じに・・・)

ちなみに習志野駅があるわけではないものの名前が同じな習志野市の方では最近(2000年代)に廃校になった学校はなさそうですが、統廃合を計画されている小学校は存在するようです。

それとは別の話で、前提として劇場版プロセカの本編時系列をゲーム内に照らした場合、劇中ではニーゴのセカイにKAITOがいることと、まふゆが朝比奈家にいた上でPCが健在なことを考えるに、『イミシブル・ディスコード』~『ボク達の生存逃走』の間の話であることが確定しています。
その前提の上で改めて色々と見返してきました。

31個目のイベ『ハッピー・ラブリー・エブリデイ!』
「夏休み明けに校舎とお別れすることになるから、廃校になる最後の日に、『学校からの卒業式』をする」
「そこで、生徒の一人が、MORE MORE JUMP!を呼びたいって言ってくれた」
とあって、その打ち合わせの時期としてはあまりにもドンピシャです。

68個目のイベ『そしていま、リボンを結んで』
OP映像中にニゴミクがやっているあやとりは恐らくちょうちょであり、これは『そしていま、リボンを結んで』のエリア会話時点でできるようになったであろうものなので、劇中に存在するKAITO初登場の『イミシブル・ディスコード』から見ると昔の話になります。
(できるようになったのがそのタイミングなだけで、それ以後だったらいつだと思ってもいいという話も当然あります・・・)

89個目『イミシブル・ディスコード』~93個目のイベ『ボク達の生存逃走』
劇中OP中にニーゴでカラオケにいる描写があり、PCを母親に見られてニーゴの存在もバレたKAITO初登場時の『イミシブル・ディスコード』~まふゆのPCが壊されてしまう『ボク達の生存逃走』の間のまふゆの様子としてはちょっと穏やかすぎる気がするし、そもそもまふゆはカラオケにいけるような状況でもない気がするので、OP映像に使われているのは過去の描写説はかなりあり得る気がします。

『天の果てのフェニックへ』~『カナリアは窮地に歌う』
さらにさらに、OP中の映像でワンダショが遊んでいる描写が存在しますが、ニーゴの『イミシブル・ディスコード』~『ボク達の生存逃走』と同じ周期(ユニットイベントの12個目と13個目)に当たるワンダショのイベは『天の果てのフェニックへ』~『カナリアは窮地に歌う』であり、どう考えてもゲーセンで遊んでる時間なんてない期間の話になるので、これもまた過去の描写説はかなり高い気がします。

ということで結論としては、習志野駅よりも条件にハマる駅は存在するので、習志野駅が使われた理由としては腑に落ちるほどのものではないがギリギリ納得できるレベルではあり、またOP中の映像が過去のものである可能性はかなり高い(というか、多分ほぼそうだと個人的には思います)。
なので、習志野駅に降り立った理由が『ハッピー・ラブリー・エブリデイ!』の描写である可能性はめちゃくちゃ高いと言ってよさそう!!!
というのが改めての結論になります!

京王と京成が繋がってろ説

流石に京王と京成と同じ路線と思ってた説はさすがにない・・・はずなので、「この2つが繋がってればいいのに!」という夢を映画内で実現した説も推しておこうかなと思いますwww

京王から京成-新京成が繋がってたら、東西線や中央・総武線もビックリな範囲をカバーできるから夢ではあるよね・・・w

以上、習志野駅考察でした!!!!!

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