混合イベントである「また、木の葉の色づく頃に」は4年間温められた話だった!?ってなことで、ストーリーについてまとめながら、好きなところなどなど語っていこうと思います!!
ただ語るといってもなかなか難しいものがあるので、ひとまず「良かった点」と「微妙な点」、そして一部深掘りしたくなったらしてみるというような感じで進めていきます!
そして注意として、当記事は当然ながらプロセカストーリーについてガンガン触れるので、ネタバレ注意です!
ストーリー興味ないぜ!とか、ストーリー見るのちょっと億劫になってる方はぜひストーリーを全部見てからこの記事に戻ってきてください!
あらすじ
ジャムフェスでの手応えを感じ、いっそう練習に力が入る志歩。そんな時、雫や咲希から「息抜きも兼ねて、紅葉狩りに行こう!」と日帰り旅行に誘われて……。
公式のあらすじから引用
イベントストーリーまとめ
たまたま一緒になった雫と咲希が話をしているうちに、紅葉狩りについてお互い雨による残念な思い出があることが分かり、
『リベンジ紅葉狩り』と称して、日野森姉妹と天馬兄妹で日帰り旅行に行こうという話になり、
その提案を受けた志歩は、一度は「遊んでる時間なんてない」と断るものの、
雫の「息抜きも必要」という言葉や、雫と咲希のお願いビームによって陥落し、日帰り旅行に行くことが決定しました。
そしてその旅行のプランを3人に任せた志歩でしたが、
バイトの帰りに偶然その3人を発見。
そんな3人のプラン立ての実情を見た志歩は、
結局、ほとんど自分でプランニングをしてしまったのでした。
そして旅行当日。
咲希が持ってきたお菓子を床に落としてしまったり、
司が切符をなくしたと騒いだり、
古民家カフェで和んだり、
ぶどう狩りを楽しんだりと満喫した後、
ついに今回の日帰り旅行に来た最大の目的である、リベンジ紅葉狩り。
紅葉狩りの名所までもうすぐのところまで来た一行でしたが、
突然の雨に見舞われてしまいます。
リベンジ失敗だと残念がる咲希や、実質的に自分が立てたプランのせいだと自分を責める志歩。
しかし雫は、こんな雨の中で見る紅葉もいいと語り、それに同意した司。
また傘についた紅葉の綺麗さから、咲希も笑顔になり、
そうしてこの状況を楽しむ3人を見た志歩は、今日ここに来られて良かったと思えたのでした。
またそうしているうちに雨も上がってきて、
紅葉がキラキラしている、とても綺麗な景色を見ることができました。
そして、コースを考えてくれた志歩に感謝する司と咲希、
またそんな笑顔を見れて良かったと思う志歩だったのでした。
そして帰りの電車の中。
二人仲良く眠っている天馬兄妹とは裏腹に
日野森姉妹は今日の思い出を語り合い、
そしていい息抜きになったと感謝する志歩と、その言葉に嬉しくなる雫。
さらには雫が「今度はふたりで旅行しない?」という話を楽しそうにし出すと、
その声につられて二人が起き、
次の旅行の話をしていたと聞くと、その話でまた盛り上がるのでした。
そんな様子を見た志歩は、「今度こそ、プランはそっちで考えてよね」なんていいながらも、
今回みたいな旅行になるなら、またプラン考えるところから手伝うことになるのもまんざらではない、というくらいに今回の旅行を楽しんでいた、というところで今回の話はおしまいです!
イベントストーリーの良かった点
音楽
今回のイベントは、イベントTOP画面から流れてくるBGMが非常に印象深くて、この画面を開いたその一瞬でグッと心惹かれていましたね・・・
イラストも相まって、楽しさと風情を同居させたような曲調だな~というのが第一印象でした。
だけどショッピングや遊園地などで遊んで楽しんでるシーンのダイジェスト的なシーンで流れてても違和感がないな~、この曲は別に風情要素は必須ではないのか?なんて色々思ったりもして、イベントを見る前から楽しかったですw
この曲が今後どんな場面で使われるのかを注目して見ていきたい!!!
これ今までで一番好きなBGMかも・・・
一人だけノリが違うんじゃないかの司
今回の2話で、志歩が来ないと話がまとまらないと思われるほどの詰め込んだプランを立てそうになっていた3人。
咲希と雫は、楽しそうなものをとりあえずプランに入れてしまっているだけっぽいんだけど、
司の方は事情が違っていて、「ちょっと大変だが、気合を出せばなんとかできるだろう!旅行当日は全力で楽しもうではないか⤴️!!」っていう思考な気がするのがなんかすごい面白かったですね・・・w
実際司は「効率よく回れば、 全てを堪能できる究極の贅沢コースができると思ったのだが……」なんて言っており、かなりギチギチのプランであることを理解した上で、頑張ればなんとかできると思っているのが司らしいというかなんというか・・・www
ただこの”きっとできる”的な思考は、スターを目指している司が本来持ちうるものでもありながら、ワンダーランズ×ショウタイムでの経験内で不可能と思われるようなことを可能にしまくってきたというのにも影響されていると考えると、司の歴史を感じるちょっとした感動シーンに見えてきたりもします・・・w
もしかしたら、ぷちセカでタイムマシン作って問題を解決しようとした、類のぶっ飛びすぎてるぐらいの”できるかどうかは関係なく、どうしたらできるかを考える”みたいな思考にも影響されているとか考えると、エモいシーンでもあるかもしれないですね・・・ww
起こし方がパワーすぎる
ただそんな司の咲希の起こし方がパワータイプすぎてめちゃくちゃ笑いましたwwww
朝なんだろ!?!?その声量は迷惑だろ!!!!wwww
ただそれを平気でやる司の行動から考えるに、きっともう周りの家の人たちにとっては日常茶飯事で慣れてしまったから苦情も来なくなって、もう問題ないことってなってしまった結果なんだろうなって気がするのもいいですね・・・ww
司も咲希も人当たりがいいから、近所付き合いというかみんな顔見知りって感じなのかなぁとか、幼い頃の2人を知っていてればあの兄妹の迷惑さ(咲希は悪くないけども・・・w)も微笑ましく思えるのかなぁとか・・・w
過去に言及されていたこの”犬飼い始めた”っていうのを、皮肉で言ってきてる可能性もあるけど、マジでただの興味とかで聞いてる世界線であって欲しいから、司の声ならまあいっかってなっててほしいw
ミニースターラーメン、ラーメン好きね
志歩のラーメン好きって、お菓子にも影響されるのにびっくりしましたねw
まあでも一歌も焼きそばパン味のお菓子を探してただか見つけただかのエピソードあった気がするし、そういうものなのか・・・?w
司のサイストの後編、司が作った脚本普通に感動した
また今回の交換所で交換できる司のサイスト後編では、本編での体験を元に司が思いついた脚本を話してくれるストーリーが見れるのですが、これが普通にいい話すぎて感動してしまいました・・・!ww
本編で癒やされて頬緩ませてたら、サイストで涙腺を緩ませてくるダブルパンチ。
志歩が頑張りすぎてないかを心配する雫が志歩の力みを緩ませてあげたい的なストーリーでもあった今回だけど、その緩ませたいの範囲広げ過ぎて見てる側も色々ユルユルになってしまったけど!??!?!とツッコミを入れたくもなったりして、楽しかったです!!(?)ww
ぜひ見てみてね!!!
志歩の視野の広がり、また雨による視点の転換を図ったのは”雫”だった(オシャレ表現)
今回の話で一番好きなシーンが、やはり雨のシーン。
突然の雨に残念がる3人の中で、その雨にも良さを見出したのは、水が落ちる様子そのものの名前を持つ”雫”だったというのは、あまりにもお洒落表現すぎるなと。
しかもその雫の名字は”日野森”という太陽を浴びて元気いっぱいな自然を彷彿とさせるもので、直感的には逆のイメージの名前がついているのもまた面白い・・・
自然にとっての水(雫)は太陽と同じくらい大事なもので、そういう太陽をいっぱい浴びている自然(日野森)に寄り添える水(雫)である”日野森雫”の感性や言葉というのが、同じく自然の中を志を持って歩いていたが自責の念に苛まれてしまった”日野森志歩”の心を軽くしたのがこのシーンなわけですよ・・・!
これはまんま「寄り添うことが雫の特性」「志を持って歩くことが志歩の特性」ということなわけですが、それは今回で強調されたとはいえ”名前”なわけですから初期の初期からある設定ということになります・・・
いや、よくこの話をこの時期まで取っておけたな!?!ww
いや絶対これ、設定初期から温めてた話だと思うくらいによくできている表現なんだけど、こんなにしっかり練り込んだものを4年間も寝かせておくとは到底思えず、一体どこでこの話をちゃんとストーリーとして整えようとなったのかが気になりすぎます・・・!
むしろ温めておいて、ストーリーがある程度進んだ先でストーリーに起こして整えたら、初期の頃のイメージとどう変わるかを楽しんでいたまでありそうで、なかなか今回の話は渾身の回だったんじゃないかなと、個人的には思ったよという話でしたw
話自体はできてたけど、イベントにするなら4人以上にしないと行けない都合上、残り2人の相手役が見つからなかったというのがあるかもしれないですね・・・
あとは最初から姉妹・兄妹イベントにしようと思っていたけど、思ってるよりも雫と司の関係について話すタイミングが後ろの方になってしまった(『一期一会な百鬼夜行!?』)ことで、どんどん先延ばしになったとかもありそうかな・・・
また抱え込み癖のある志歩が自分を責めるような状況になってしまった様子を見た時、自分を責めていることに勘づいていたのか、それともただ雨が降ってしまったことを残念がっていると思ったのかは分かりませんが、ただ慰めるのではなくこの体験も良いものだという視点でフォローを入れることで志歩を救ってしまう雫から姉パワーを感じたというのも、またすごい良さを感じるシーンだったなと思います!
今回はストーリー全体としてもすごい良くできてた
タイトル
個人的にこのタイトル、めっちゃくちゃに大好きなんですよね・・・
タイトルだけでも風情を感じるというか、すごく日本語の綺麗さを感じる文字の並びって感じがします。
この”また、木の葉の色づく頃に”というのは、昔紅葉狩りが雨によって残念な思い出になってしまったことのリベンジという意味でもあり、そして今回の旅行が楽しかったから”また紅葉狩りに行こう”的な意味があることは雫の発言からも受け取れて、さらに「また、木の葉の色づく頃に、今日のことを思い出すだろう」みたいなストーリーでは描かれてないようなことまで想像できる、すごく情緒豊かな素敵なタイトルだと思います!
過去イベを見てると入ってきやすい要素
今回の話は、雫の志歩に対する肩の力を抜くことができてないんじゃないかという心配という見方もできる話で、これは過去のイベント『頑張るあなたにBreak Time!』での遥の話を少しだけなぞるようなストーリーでもあったのかもしれないな~なんてことを思ったりもしました。
そんな常に真剣で常に気を張っているような志歩と遥は、最近の遥バースデーライブTOPボイスでも、志歩側からペンギンカフェへのお誘いもしていたくらいには仲を深めているようなので、今回で似たような経験をしたとも言えるこの2人の絡みも期待したくなるもなり、ただ癒やされるだけではなく今後が楽しみになるストーリーだったのが良かったです!
また古民家カフェで和んでいる際に話していた内容は、なんとなく『君が主役の物語を』で話していた内容っぽくもあって、『頑張るあなたにBreak Time!』の話同様、過去のイベストの話と合わせることでスッと入ってきやすかった表現が使われていたのも良かった気がします。
たった一描写でそこに線を引く表現
また、リベンジ紅葉狩りの際に雨が降ってしまった時には、雨の紅葉もいいと語って志歩をフォローをした雫。
そしてそれに同意した司に対して、
咲希はまだ納得しきれていないというか、残念さが勝っているような表情とセリフがあり、
その後イベントロゴにも描かれている、傘についた紅葉というもう1シーンがあってからの、咲希もこの体験をいいものとして受け入れるような描写がありました。
この雨の”紅葉の良さを受け入れるまでに傘についた紅葉イベント分だけ咲希は遅かった”という、受け入れるまでのラグがあるという表現は意図的にされていそうで、この受け入れ力とか切り替え力、寛容力みたいなものがそれぞれ長女・長男的なメンタリティというか、二人とも1歳しか違わなくてもそれぞれ姉と兄なんだということをしっかりと表現しているのが、たった1シーンでありながらもそこをしっかり差別化する描写として質が高い素晴らしいものだったと思います。
また、雨が降った現状でも3人が楽しそうにしてくれたからこそ志歩も最後笑顔になれたわけで、そういう意味でも雫の姉パワーは志歩を中心としながらも、司や咲希にも適用されていた気もするのがまたちょっといいなと思うところでもありますね。
ただまあそもそも司がションボリしているのは、雨が降ってしまったことにしょんぼりしたというよりは、咲希がしょんぼりしてしまうことが起きたからしょんぼりしているとも考えられるけど、それでもやっぱり司の兄パワーは高いし、雫も姉パワー高いという話から変わらないから問題ない!
余談:もしかして絵名バナーは・・・
また兄弟・姉妹イベントは、過去にも『天馬さんちのひな祭り』『夏祭り、鳴り響く音は』『ふたり、月うさぎ』の3つでそれぞれにスポットがあたっていたわけですが、今回は日野森姉妹と天馬兄妹の2組で描かれたので、東雲姉弟が余る形になったのかなと。
となると、どこかで絵名と彰人に関する話も今後出てきてもおかしくはなさそうですし、過去の『夏祭り、鳴り響く音は』の方は彰人の方に強めにスポットが当たっていた気がするので、次は姉弟という描写から絵名の方を掘り下げるような話になるのではないかと期待したくなりますね・・・!
もしかしたら現状の瑞希に関する絵名の心理的な変化をその姉弟イベントとしてやって、解決編は箱イベの別キャラだったりするなんて進み方もあるかもしれないな、とも思いますが、個人的には解決した後に絵名-彰人と瑞希-瑞希姉でもいいんじゃないの!?そしたら最強癒やしイベントにならないか!?どうだ!?みたいなことを思ったりしてます。ww(さすがにその組み合わせはないか・・・?w)
イベントストーリーの微妙な点
めちゃくちゃ和んだいい回でしたっ!!!!!!!!!!
まとめ
今回の話は構造的も表現的にもすごくキレイでおしゃれで感心させられるようなものも多かったですし、今後に対する楽しみも膨らむという、かなりクオリティの高いストーリーだった気がします!
個人的にただ癒やされるだけのストーリーが好きというのもありますが、それを抜きにしても今回のストーリーはかなり完成度が高かったんじゃないでしょうか!
マジでお気に入りストーリーの枠が20個あれば今回のストーリーは絶対入るんだけどな・・・
また現在プロセカは4周年を超えてどのユニットも新たな動きを見せてくれそうな中にある感じなので、今回でもさらに楽しみになった今後のストーリーをしっかりと追いかけていこうと思います!
余談
今回の日帰り旅行は電車で行っていましたが、
過去の『シークレット・ディスタンス』でも電車。
司が話していた切符の話なんかは自分も分かって、駅出る時に駅員さんにお願いして切符にハンコ押してもらったり穴開けてもらうことで持って帰ることができるので、それをお土産にしたりするのは自分もよくやったりもしてので、分かる分かる!って感じでしたw
そんな電車の登場とか、今回は切符の良さを語っていたりもするし、なんかJRコラボとかしてくれないかな~みたいなことを思ったり。w(雑)
自分もどこか旅行まではいかずとも見知らぬ土地でのんびり散歩をしたいななんてことを思ったりしたイベントでしたね・・・
今回の志歩たちの旅行でもそうなように、ハプニングが思わぬ思い出となったりするのが旅というもので、それもまた一つの醍醐味だったりするわけですが、どこかに出向かないことにはそのハプニングも起こらないですから。
みなさんも紅葉なんかを見に行ってはいかがでしょうか!!?(ゴリ押し)
コメントお待ちしております!