9週目特典だった5ユニのアフターストーリー、後日譚冊子を貰いに行くために映画館に行った時、ちょっと面白い説というか、面白いことに気づいてしまって、しかもその解釈ってまあまあ素敵な感じがするしいいじゃん?と自分で思ってしまったというところから、今週も懲りずに劇場版考察をしていこうと思います!
(もうここまで来ると上映終了VSぴなのんの考察ネタが尽きるまでの戦いっぽくなって来てる気がしますね・・・w)
バツミクとの出会いが不自然なキャラが一人だけいた
バツミク出現のルール

バツミクのいた閉ざされた窓のセカイの住人は、多くの人の想いが重なり合ってできているセカイである可能性がニーゴのメイコのセリフによって示唆されたわけですが、


その性質からか、本来Untitled(想いから)の入っている機器からしか出現できないはずのセカイのミクが所構わずに顔を出しているような描写が見られました。
しかしながらそれが完全に無秩序的なものであるかと言われるとそんなことはなく、出現に関してはある程度ルールがあることも見て取れます。


例えば出現する際には瞬電という現象が発生することは冒頭の大阪ステーションシティのシーンやタワレコのシーン、また一歌のスマホに来るシーンや受験の子のスマホに現れるシーンなどで確認でき、これは明確にルールと言っていいでしょう。


しかし、一度出現した後に機械間を移動する場合には瞬電は発生しないであろうことも、冒頭の大阪ステーションシティのシーンや、宮女の授業中にプロジェクターに姿を現した瞬間や、咲希のスマホから天馬家のテレビに移動したシーンなどから見て取れます。
つまり”出現には瞬電が伴う”が、”移動には瞬電が伴わない”ということです。
ちなみに瞬電がどういう現象なのかというのはこちらで考察しているので詳細は省きます、上記をご覧ください!
そして、そのバツミクの出現に伴う”瞬電”という現象と原理が同じで規模が大きい版(同質の現象)と考えられる”停電”が、広範囲ながらも想いの持ち主がいない場所では発生しない(咲希の家の場所が停電していなかった)ことを考えるに、その瞬電を伴う”出現できる場所”というのは”想いの持ち主の近く”であることになり、


さらには、狙ってその想いの持ち主のスマホやPCに出現できることも、受験の子のスマホに瞬電を伴って現れたシーンから見て取れます。

ただし例外として、一歌のスマホに瞬電を伴って出現した描写から、ミクが認知した相手のスマホに出現できることも分かるので、それもルールに加えなければなりません。(ちなみになんで窓のセカイの持ち主でもない一歌たちのスマホに狙って出現できるのかの説明はこの動画で解説しているセカイの位相に関する話とこの動画で解説しているバツミク位相の話で考えれば、実質的には同じ位相に存在しているからと考えることができます)
ということで、ここまでの話を一旦整理すると、バツミクが”出現”できる先は「想いの持ち主の近くだったり、想いの持ち主の機器」と「バツミクが認知している相手の機器」であることが分かるわけです。
ただし、停電が起こらなかった(=近くに窓のセカイの想いの持ち主がいない)天馬家のテレビや司のスマホにも”移動”はできているので、想いの持ち主の近くではなくても(=出現できる範囲外であっても)スマホなどによる物理的持ち運びや”瞬電を伴わない移動”によってなら機器に移動ができるということになるでしょう。
(瞬電を伴う)出現→想いの持ち主の近くの機器+バツミクが認知している相手の機器
(瞬電を伴わない)移動→どこでも
このルール(瞬電の有無)を確かめながら、バツミクとの出会い描写を見ていく


劇中でバツミクと最初に出会うのはタワレコにいた一歌であり、その場所は近くに神高生であるテニスの人がいて瞬電したことから、その近くに”出現”して一歌に見つかったことが分かります。


また同じくその後の一歌の路上ライブでは、またまた偶然近くに居合わせたダンスの人が電話した際に瞬電(=出現)し、その後一歌の歌が届いたのをバツミクが確認したことから、バツミクが一歌のスマホに”移動”し、そのまま一歌が自分の部屋まで連れて行っていました。


そしてその後、宮女に一歌がバツミクを連れて行き、そこでプロジェクターに”移動”して志歩やみのりやこはねと”遭遇”を果たし、



また校内を”移動”する中で、えむや遥や愛莉や雫やまふゆとも”遭遇”しています。


さらにその後、再び一歌のスマホに戻ってきた後、志歩・穂波・咲希を紹介されることでしっかりと”認識”し、咲希と友達になったバツミクは咲希のスマホに”移動”して天馬宅へ。

天馬宅に到着したバツミクは、その後テレビへと”移動”して司と恐烈な出会いを果たし、司のスマホへと”移動”し、

そしてそのままワンダーステージに運ばれ、ワンダーランズ×ショウタイムの4人をしっかりと”認識”することとなります。


さらに一歌のスマホに”出現”したバツミクは、一歌のスマホで運ばれる形で咲希のバイト先であるCarino/Carinaに行き、


そこでみのりのスマホへと”移動”。

それをMORE MORE JUMP!に共有し、バツミクはこの時点でLeo/needとMORE MORE JUMP!とワンダーランズ×ショウタイムの3ユニット分の、”遭遇”ではない”認識”で制覇しています。


そしてその後冬弥のスマホに、どこかから瞬電を伴わずに”移動”してきたバツミクは、そのまま冬弥に運ばれる形でVivid BAD SQUADの4人を”認識”し、これで4ユニット分制覇。

さらに神高でテニスの人のスマホから出ているバツミクの姿を見かけた絵名が、ナイトコードにてその話題を出すと、

奏が「そのミクなら少し前にモニターから出てきて、少し話した」ということをニーゴに共有した後、奏と共にニーゴのセカイに行ったことで全員を認識し、これにて5ユニット分制覇となったわけです。
さてこの中で唯一、”遭遇”も”認識”も”移動”もなさそうでありながら、いきなりバツミクがのキャラの機器に存在しているキャラがいます。

それが、奏です。(瑞希は始終詳細な言及がないですが、”遭遇”はしていることが本人の口から語られているので該当しません。)
奏とバツミクは自室で出会ったのが初めてのような口ぶりでしたし、近くから移動するにしたって想いの持ち主もいないような場所にまで移動しているような描写は他では見当たりません。
となれば、このバツミクはどのようにして奏の元に現れたのかという点に関して、なんだか少しおかしい気がしてくるかと思います。
しかし、初心に帰ってバツミクに関するルールを振り返ってみれば、その理由は容易に答えることができるんです。
バツミクがそのキャラの元に来れたわけ
改めてバツミクに関するルールを整理すると、まずバツミクが”出現”できる先は「想いの持ち主の近く(ないし、その人の持ち物)の機器」と「バツミクが認知している相手の機器」であり、そして”瞬電を伴わない移動”ができる範囲も、今いる場所からある程度までの範囲内です。
また、家にバツミクがいると話した奏のセリフは「少し前にモニターから出てきて、少し話した」というものでした。

ただし、そのセリフを奏が発している時にはバツミクは奏のスマホにいたことから、モニター→スマホに移動してきたことが分かります。
もうそろそろ、言いたいことが分かってきたのではないでしょうか。

そのバツミクが出てきたモニターないしそのPCは、元々奏の持ちものではなく、奏の父親のものです。
そんなモニターからバツミクが出現して奏のスマホに移動してきたと考えるならば、その父親のPCにはバツミクのセカイのUntitledが入っていたからこそ出現できたと考えるのが自然でしょう。

また、その奏の父親が今のような状態になってしまった経緯から考えれば、その奏の父親が窓のセカイの想いの持ち主となっていることになんら不思議はなく、むしろそう解釈した方が全ての説明がキレイに付くような気がします。
つまり、奏の父親の想いもあの窓のセカイのどれか一つの窓として存在していて、そして奏たちが想いを届けようとした対象の中に実は奏の父親もいたことになり、少しだけ奏の父親を救うことにもなっていた。
そんな、あの劇場版のストーリーが持つ面が更に増えるような解釈ができるというわけです。
これに関して「待って、奏の父親は今あんな状態だから音楽は届いてないんじゃないの?」と思うかもしれませんが、エンドロール後に映った開かれた窓のセカイの描写では、まだ一部が赤黒く変色した数字が浮かんでいるのが確認でき、全ての想いの持ち主が前を向けているわけではないことが描かれています。
それが奏の父親のものでもあると解釈することは十分に可能だと思うので、同じようにエンドロール後に現れた人物の解釈が現実世界だとか映画を見た豆腐だとかのメタ的な要素を一切介入させないものとして「奏の父親だ」というのも少し面白いと思ったりします。
さいごに
仮に上記の説が正しかったとしても、正直奏の父親に歌が届いたわけでもないことから現状に変化は起こってませんし、今後ストーリー本編で窓のセカイに関する言及が発生するわけでもないでしょう。
さらに言えば、自分が覚えていないor見つけられていないだけで、奏の使っているPCが新たに新調したものだということであれば一気に崩壊する論でもあるので、かなり危うい論でもあります。(そんな描写があったら恥ずかしいので、できればその辺は大目に見てほしいですw)
だけど自分のモットーとしては、「間違いではないなら正しいかもしれなくて、正しい可能性があるなら勝手にそう考えて楽しむのも良しだし、そう考えてもっと楽しめるならめっちゃ得じゃん!」って感じなので、この論も(そして過去にあげた動画も)それくらいの感じで楽しんでもらえたらと思います!
(また、正直上映終了・特典終了まで毎週意地で考察要素かき集めて記事とか動画つくり続けてやろうかとすら思っていますが、もう考察のタネがこれと同時に見つけたあと一つしかない!!ww)
余談:それと過去に上げた考察に関して、考えが深まったことで修正(訂正)したいものが結構あるんですが、それをしたところで別にもう需要がないよなぁ・・・なんて思っていたりします。
この辺、ブルーレイ発売した時とかにまとめて出してみますかね。
コメントお待ちしております!