今回はLeo/needの16個目のイベントストーリー「導く勇気、優しさを胸に」が要素は最高だったけど正直・・・ってなことで、ストーリーをまとめつつ、好きだったところなどなど語っていこうと思います!!
ただ語るといってもなかなか難しいものがあるので、ひとまず「良かった点」と「微妙な点」、そして一部深掘りしたくなったらしてみるというような感じで進めていきます!
そして注意として、当記事は当然ながらプロセカストーリーについてガンガン触れるので、ネタバレ注意です!
ストーリー興味ないぜ!とか、ストーリー見るのちょっと億劫になってる方はぜひストーリーを全部見てからこの記事に戻ってきてください!
あらすじ
真堂に問われた『目指す音楽』について考える穂波。しかし、なかなか答えが出せず焦りを感じ始めてしまう。一方、真堂はソリス・レコードの社長にLeo/needの様子について尋ねられ——。
公式のあらすじから引用
描き下ろし楽曲
レグルス
作詞・作曲:ゆうゆ 様
ゆうゆさんといえば、プロセカ内で他に収録されている楽曲に「天樂」や「深海少女」などがあり、自分はその「深海少女」を狂ったように聞きまくっていた時期がありますw
”深海少女”というタイトルで”悲しみの海に沈んだ私 目を開けるのも億劫”という歌詞、気分が落ち込んだ時の状態をあまりにも情緒的にあらわしているなぁと、とても好きな表現だなというのが今でも印象深かったりします。
また、個人的に好きなアニメでもあり、色々な経緯も込み込みで”自分の好き”を大切にしようと思ったきっかけである『ケムリクサ』のEDテーマを担当されていたのもこのゆうゆさんであり、個人的にはかなり印象深いクリエイターの方だったりします。
そんなゆうゆさんの描かれた今回の「レグルス」、やはりLeo/needにピッタリ、もっと言えば星への造詣も深い穂波バナーイベでの描き下ろしとしてはおしゃれすぎる名前だなというのが第一印象でした。
またそんなタイトルのレグルスについて調べてみると、しし座で最も明るい恒星であり、別名”コル・レオニス”は”獅子の心臓”という意味があることが分かりました。
ユニット名であるLeo/needの由来が、しし座にあることから考えても、そのLeo/needの心臓となるリーダー穂波の門出にふさわしすぎるタイトルの付け方で、すげえなぁと。
曲の方もそのタイトルに合うというか、「流星のパルス」の時の雰囲気から更にキンと透き通った星空感をイメージするような感じで、歌にもビビバスあたりとは違うベクトルの、Leo/needらしい力強さがあって良いですね・・・!
ただリンレン歌唱Verの方も、前述したような曲の雰囲気と声質が最高にマッチし、どちらもがどちらもに引けを取らなくて、ボカロVerの方も結構好きだったりする自分としては嬉しいですね~!
そしてなにより・・・
(リンレンverの方の)MVやりやがったな!!!!w(歓喜)
この曲は完全にLeo/needへの描き下ろしなんだなというか、二度三度四度美味しい描き下ろし曲エグすぎるって・・・
イベントストーリー
前回のイベントで課されたそれぞれの目指す音楽についての回答を、未だに穂波だけが出せずにいて悩んでいたところに
一歌から「自分が嬉しいって思うことや好きなこと、やりたいって思うことから考えたら、案外簡単に答えがでるんじゃないか」というアドバイスをもらうのでした。
その後セカイに行った穂波は、リンと咲希が、曲のアレンジについての話し合いをしているところに遭遇し、
穂波がそれに対して少しアドバイスをします。
そしてそれがうまくいくきっかけになりそうだと言った咲希の言葉から
穂波が自分の想いに気づき、”目指す音楽”に対しての回答が出たようです。
穂波の目指す音楽(3話~
一歌にされたアドバイスから、穂波自身の嬉しいことは
先程の咲希とのやり取りから”誰かの力になれること”だと気づき、それがLeo/needというバンドでも同じだと話す穂波。
そしてそこから、
”みんなのやりたいことや届けたい想いを叶える力になる”のが、穂波の目指す音楽だと、そういう回答を出したのでした。
回答を伝えに(4話~
そして出した回答をレコード会社の真堂に伝えに行った4人。
その答えに真堂も納得したようでした。
そしてその後に伝えられたのが、「Leo/needのリーダーを決めてほしい」という話でした。
『Little Bravers!』での穂波を見ている真堂は、穂波をリーダーに推薦し、
一歌、志歩、咲希もそれに賛同したことで
穂波もリーダーをやることを受け入れました。
さらにその後レコード会社の社長から、大きな音楽フェスへの推薦枠としてLeo/needを挙げようと考えている話がされます。
しかしそれに値するだけの実力があるのかどうかの確認をさせてほしいという言葉から、社長に演奏を見せることに決定したのでした。
バラバラな音(5話~
目指す音楽に対しての回答も出し、フェスへの出場権が得られるかもしれないという状況もあって、演奏には気迫が見られます。
しかしその音はバラバラで、みんなが別の方向を向いていると形容されるようなものでした。
そしてその原因は、みんなが目指す音楽をはっきりさせたことにあると語るKAITO。
その想いはみんな少しずつ違っていて、無意識のうちに自分のやりたい想いを優先させていることで、音がバラバラになっているから、一度、演奏する際のみんなの想いをすり合わせる必要があると。
そして練習の前にすり合わせ、話し合いを行って
途中ケンカみたいになることもありながらも
中身のある話し合いができたようでした。
しかし、いざ練習をして音を合わせてみると、話し合いの成果は出ているものの、なにかが足りないと感じるようなものになってしまいました。
それについて家で考えた穂波は、その足りないものは”勢い””力強さ”であることに気づきます。
しかし原因が分かっても、どうしていいか分からない穂波。
その時、レーベル会社の真堂から電話がかかってきます。
その真堂からの電話は、社長に演奏を見せる日程を伝えるもので、それはなんと来週末。
今のままで満足してもらえるような演奏ができるかと不安になった穂波は、
真堂にその悩みを相談しました。
すると真堂は、
今のLeo/needの演奏は指揮者がいないオーケストラのようなもので、全員が周りの顔色をうかがって自分の演奏に集中できていない。
だから、全員の状態を把握して演奏の先頭に立ち、想いや表現を把握して導く存在がいれば、勢いを保ちつつまとまりもある最高の演奏になるのではないか、と。
それを聞いた穂波は、その役割を自分がやると宣言し
真堂に特訓をつけてもらうこととなりました。
そうして厳しい特訓の末
ついに社長に演奏を見せる日。
穂波の活躍もあり
いい演奏を聴いた社長が、フェスの件を前向きに考えてくれることとなりました。
そして真堂から”デビューの日が決まった”という知らせを聞いたところで、
今回のイベントストーリーは終わりです。
イベントストーリーの良かった点
今回のイベントストーリーは冒頭でも書いた通り、ストーリーを構成した要素一つ一つがLeo/needの歩んできた道のりや成長、何より穂波の魅力の描き方は最高だったと思います。
特にその穂波の”温かい優しさ”という魅力はニーゴの方のイベントでも描かれていたりして、今までもたくさん見れたわけですが、今回はそれらとは違う”熱さ””かっこよさ”という魅力の描かれ方がされたのが印象的でした。
穂波の魅力
今回のイベントで登場した恒常カードや星3のイラストは、恒常の中ではかなり気合が入っているような気がしますw
このイラストのカッコよさたるや、たまらんものがありますよね
美しい・優しい・温かい系のキャラが見せる熱さ・カッコよさは、ギャップのパンチがエグいのと、個人的にツボなこともあってここはちょっとヤバかったですw
言葉の意味
そして今回一番心が震えたのがこのシーン。
過去のイベント『Resonate with you』で、プロと幼馴染のどちらかを選ばなくてはいけないと、その狭間で揺れる志歩を想っての一歌・咲希・穂波の話し合いの中で、”志歩の夢を応援するけど、同じ夢を追うわけではない”という状況そのものが志歩を苦しめていたという一歌のセリフがありました。
そんな過去を乗り越えてプロとしてデビューしようとしている今、目指す音楽を問われて穂波が出した回答は、
その頃と同じ、だったわけです。
でもその意味は全く異なっていて、実際にプロを目指して活動してきた今があっての想いは、覚悟も説得力も重みも、何もかもが違う。
これがもうたまらなくカッコいい・・・!!!!!!
このシーンは、穂波の目指す音楽どころか、生き様まで見せつけられたようで、心が熱くなりましたよ!!!
イベントタイトル
そんな穂波を振り返ってみれば、
『揺れるまま、でも君は前へ』では合唱祭でクラスの意見をまとめ、迷いながらも一番優しい形を見つけ出し、
『揺るがぬ想い、今言葉にして』では、一人でチケットノルマを抱え込むのは嫌だと譲れない想いを伝え、
『Little Bravers!』では勇気を出して、後でへたり込むくらいの行動を起こし、
そして今回、バンドをまとめて一つの方へ導くために、勇気を出して行動を起こした。
この穂波バナーの『Little Bravers!』を除いたイベント、穂波を中心に据えて進行したすべてイベントタイトルが「〇〇、▢▢」という統一されたものになっているあたり、ここまでに至るまでを意識して作ってきたのかな、と想像できる楽しみもありますね。
混合だけど、このイベントも同じ構造だね。
Leo/need4人の成長
そしてもう一つ熱くなったのが、この志歩のセリフ。
ぶつかるくらいでちょうどいい・・・
言うようになったなぁ!!!!!!!!www(何様やねん!)って言う感じでw
相手を思いやる気持ちこそ持っていたものの、その想いは、ぶつかるのではなく遠ざけるという行動になってしまったが故に一度バラバラになってしまったのがこのLeo/need。
だからこの言葉には、言葉以上の重みがあって、”ぶつからないでバラバラになる”よりも、”ぶつかってでも一緒にいた方がいい”とも取れるこの言葉を志歩が言うってのに、心熱くせざるを得ませんよね!!!!!wwww
サイスト
志歩のサイスト後編、咲希をからかう志歩がもう可愛くて!wwww
一生言ってるし、これからも何度でも言うけど、Leo/needの日野森志歩でいられてよかったすぎるなって!
ありがとうLeo/need!!!!!
導くということ
演奏の中で導く存在というのは、かつでメインストーリーで、初めてセカイで4人が演奏した時や、『つなぐ星の歌』でミクと歌ったときに、そのミクがしていたことでもありますね。
これが、過去にも例があることで非常にイメージのしやすい表現・分かりやすい表現なのが良いなと思ったのと同時に、ミクに導いてもらっていた側でだった穂波が導く側になるという成長の表現でもあるのが、なかなか憎くていい表現だ~!って感じですw
わかり易さと感心するような表現の両立って、個人的にはかなりツボというか、こういう表現が自分でもできたらな~と尊敬するところでもありますねw
イベントストーリーの微妙な点
と、ここまで語った良かったところ、個人的にはこの熱さは今までの中でも最高クラスのものだったと思うのですが、個人的には手放しにこのストーリーを称賛できないと思っていたりして。
リーダーの話
一つ前のレオニの箱イベの感想として、”穂波がリーダーとなるのは、やや納得感に欠ける”ということを書きました。
さらに今回のリーダー決定に繋がる、穂波推薦の理由となった『Little Bravers!』でのこのセリフ、他のキャラに言わせてみてください。想像してみてください。
誰か違和感のあるキャラがいましたか?
おそらく全員、どのキャラが言ってても違和感を持たないんじゃないかと思います。
まあ少なくとも自分は違和感を持ちませんでした。
それはどういうことかといえば、100以上に及ぶストーリーを見てきて、色々なLeo/needの4人を見ているから、全員がその素養、言うときは言うしやるときはやることを分かっているからに他なりません。
誰もが穂波のような行動を取り得たと。
それに対しレーベル会社の真堂は、”たまたま”穂波が言い返したあの1回だけで「穂波”こそ”がリーダーにふさわしい!」と断定している。
この見ている側と真堂とのギャップが”穂波リーダー”に対する納得感のなさの原因でした。
しかも咲希のサイストで、誰もがリーダーになりえたことは運営は理解してることが証明されて、それ分かっててこれ・・・?ってなりましたね、嘘だろって。
納得感のないまま話が進むとどんどん置いてけぼりになるというか、作内は盛り上がってても引っかかってる部分があるせいで同じ熱量になれなくて。
すっごいいい話してる人の口元にご飯粒付いてたら説得力もないし、話も入ってこない。
どころか、ネクタイ緩んでるなとか、時計ダサいなとか、熱量高く話を聞いてたら絶対に見えないような他の悪いところまで見えてきてしまう。
せっかくいい食材が揃ってたのに、調理の仕方が悪かったらいい食材も美味しくなくなってしまうってものです・・・
正直このシーンとか、一緒に気持ちが盛り上がっていけてなかったのが辛かったですよ。
絶対いいシーンなのに気持ちがついていけなかったなって・・・
ただまあそれに関しては今回、「まあどう思ってもそういう風にストーリーは進んでいくし、リーダー穂波の局面を重ねていくうちに、穂波にも、見ているユーザー側にも”リーダー穂波”が馴染んでいくのかなぁ」なんて思ったんですけど、その前に一つ思ったこと。
そもそもリーダーの話って今する必要あった?
前述の記事にも書いた通り”誰もがリーダー適正があり、誰もがリーダー適正に欠けているからこそ、誰がリーダーとされても納得感が薄い”というのがあるのは、
リーダーを”今”決めなくてはいけない(というストーリーにした)から
なわけですよ。
そもそもそんな話をしなければ、こんな引っかかることもなかったわけです。
リーダーの話だって、まだデビューは決まってないわけですから「(一旦は練習のスケジュールなどを組んでたことから事務に強そうな)穂波さんを通して連絡を行いますが、具体的なリーダーをいずれ決めてくださいね」みたいな言い回しをすれば、”目指す音楽”が2イベに渡って語られた、のよりもよっぽど違和感なくリーダーの決定を先送り・先延ばしにすることができたはずです。
だから今回あのタイミングでのリーダー決定は、例えるなら、同じプロセカ内のユニットのモモジャンにおいて『ほどかれた糸のその先に』でアリサにしっかりと意見を言えたことを主な理由として雫をリーダーとするようなものだと思うんですよね。
モモジャンのリーダーは少なくとも現時点では遥か愛莉だろ、となるのが一般的な感覚なんじゃないかと。
そう例えれば状況はさておき、なんとなく言いたいことや感じたことが、少しだけでも分かってもらえるかなと思うのですが・・・
じゃあどうすれば良かったの?と言われると、それは簡単で、”今回のイベントを通して”穂波がリーダーとしての自覚を目覚めさせていく”というストーリー”にすればいい、順番を少し入れ替えるだけでいいんです。
リーダーの件は一旦保留にしたまま、自分の目指す音楽の回答を出し、社長に演奏を聞いてもらうための練習・特訓や、実際に社長に演奏を聞いてもらう中で導く存在という気付きを得てから、
「セカイで話をしたように、わたしはみんなの想いを叶える手助けがしたい。みんなを支えて、導けるような存在になれたら嬉しいなって思うの。
もしそれがリーダーなんだとしたら、リーダーをやりたいって・・・思うかな。」
くらいの感じで立候補して、もしかしたら出れるかもしれないフェスに向けて、そして決まったデビューに向けて、音楽でもLeo/needとしての活動でもリーダーとして導いていける存在として頑張っていく決意をするという流れにすればいいじゃんと。
ストーリーの要素は何も変えず、ただ穂波がリーダーと決定するに足る理由の補足をしてから、他推ではなく、自然な立候補でリーダーにしてくれれば、何も違和感なくこのストーリーを楽しむことができたはず、だと思うんですよ。
ただ前述の通り、本当に要素の一つ一つは過去最高レベルに熱くて好きでしたし、きっとこのリーダーの件に関しても慣れていくだろうと思っているのに、ここまでストーリーの流れに文句を言いたくなるのには、違和感のせいで置いてけぼりにされちゃうっていうの以外にも理由があって。
①リーダーという”レッテル”を貼った穂波
今回のイベントストーリー内でリーダーが穂波に決定したのも束の間、すぐに”リーダとしての”行動を意識しているような様子が見れました。
これは一見、穂波のリーダーとしての自覚が育っていく過程のワンシーンに見えるのですが自分には、同じゲーム内で、
”いい子””完璧なアイドル”というレッテルに苦しんだ2人が浮かんできました。
過去のイベントの感想でも語ったのですが、他ユニのストーリーで良くないものとして描かれたものを”善し”として描くことは、ゲームのコンセプト・世界観の一貫性という観点から首をかしげざるを得ません。
今回のイベントの穂波のリーダー決定は、最終的な形こそ立候補ですけど、そもそもを言えば他薦から始まっています。
これを穂波が自分から名乗り出た、立候補だからというのは、”医者になるのはまふゆが言い出した夢”と言われるような、いつの間にか自分がなくなってしまったまふゆの苦しみそのものになっている一因にも繋がるもので、少なくともこのプロセカという作品では”悪”として描かれてきたことなので、筋が通りません。
そしてその最終的な立候補を”自身の想い”として語り
リーダーとしての行動を意識して取っていく穂波。
言うなれば、穂波に”リーダー”というレッテルを貼った瞬間に、”リーダー”という役職に応じた行動を取るようになったわけです。
そして咲希のサイスト前編、その”リーダー穂波”をみんなで祭り上げているようなやりとり。
正直この一連の過程、特に咲希のサイストはずっと通してゾッとしたものを感じ、穂波が心配になってしまいました。
繰り返しにはなりますが、”リーダーだからやる”んじゃなくて、”導ける存在になりたいからリーダーになる”だったら、この違和感はなかったんだよホントに・・・
これも全て、リーダーを決定づけるほどの理由もない時に、穂波リーダーを強行したせいですよ・・・
②過去のストーリーとの齟齬
そしてそんなストーリーの中で、穂波がLeo/needの音楽を導くために、真堂と特訓をするシーンですけど・・・
「メンバーひとりにだけ負担がかかる形で成り立っているバンドは、あまり長続きしないよ」という、志歩のバイト先のライブハウスの店長の言葉。
今の穂波って、一人で特訓して、一人でこの問題を抱え込んで、まさにこの状態になってない・・・?と。
まあ作内でこの特訓の話が他の3人に共有されてるかどうかは言及がないので分かりませんし、サイストでそれがなされていたら多少の補足にもなりますが、それでも誰もが読めるわけではないサイストで補足されてもな、というのもあります・・・
過去のイベントのセリフとすら齟齬があるように感じてしまうこのストーリー、とてもじゃないけどいいストーリーだったとは言えないですよ・・・
個々の要素は過去最高レベルといって過言ではないのにな・・・
③真堂とバーチャルシンガーの優劣
今までのLeo/needの特訓は、セカイのバーチャルシンガーたちに見てもらっていましたが、今回は同じ演奏面での問題解決に向けて、そのバーチャルシンガーたちを頼るのではなく、真堂を頼る形となりました。
これはつまり、演奏に関して「真堂>バーチャルシンガー」という図式が出来上がってしまった可能性があって、今後演奏面でバーチャル・シンガーたちが力になるストーリーに矛盾、違和(練習はミクたちじゃなくて真堂に見てもらえばいいじゃんとなってしまうような事態)が生じる可能性があって、これもどうなのかなと思うところです。
いまあげた3つすべては、違和感があったことで気になってしまったこと。
そして違和感のないストーリー進行だったら気にならなかったかもしれないことで、ここまで気になることが出てきちゃったの大丈夫かなって、結構今後のストーリーがちょっと不安です・・・
まとめ
今回は、ストーリーを構成する要素も、描き下ろし楽曲も過去最高といても過言ではないくらいに最高だったのに、その本筋・メインであるストーリーの方で少しケチが付いた感は否めません。
もっと最高の気分で描き下ろし楽曲に出会いたかったなというのが本心。
ただ今回のは、その話の運び方が悪かっただけで、自分の中で死ぬ気でそこを見なかったことにするというか、自分の中で改変して受け取れば、多分結構すぐに穂波リーダーに納得できるだけの要素は示してくれたかなと思っています。
だから今後のストーリーも、すぐに違和感なく見ていけるとは思いますが、ちょっとストーリーへの期待度は落ちてしまったと言わざるを得ません。
個人的にストーリーのクオリティはワンダショがずば抜けていて、続いてレオニとニーゴと思っていましたが、はっきり言って今回のストーリーで評価がかなり落ちましたね・・・
もう期待しすぎるのはやめようと、今ではそれくらいにまで思っていたりします。
もちろんユニットやキャラには一切の罪はないので、Leo/needの4人はこれからも何一つ変わらず大好きなままで、なんなら穂波を応援する気持ちは「こんな状況に負けるなよ!」的な感じでかなり強まってる感じもありますが、みんな大好きだからこそ、今後のストーリーには不必要にこういう違和感を作り出さないで欲しいなと願いながら、今後のストーリーを見ていこうと思います・・・
謝罪・弁明(言い訳)
今回は好きだったところよりも、微妙だったところ語りの方が長くなってしまったような気がするのは本当に申し訳ないと思います。すみません。
ホントはもっと楽しい話だけできたらいいんですけどね・・・
今回に関してはちょっとさすがに飲み込みきれないくらいの違和だったからなぁと・・・
ただ良くないところが長くなってしまうのは、作者が0から生み出したものを、何も生み出せないだけの1ユーザーが批判をするのだから、せめて”どこがどう駄目なのか””どうしたら良かったのか”を不足なく説明する責任があるという思いからで、ただただ感情に任せて、中途半端に批判しているわけではない証明でもあります。
個人的にLeo/needはダントツで一番好きなユニットですし、ストーリーの”要素は”本当に熱くなる最高のものでした。
だからこそ、より不満を言いたくなってしまうという心理は、わがままながら分かって欲しいなと・・・
本当に申し訳ないと思いますが、あくまでもここは筆者ぴなのんの感想を語って、あとから見返して当時の自分の想いを振り替えれるようにする意味合いもある場所ですので、どうかご容赦ください。
コメントお待ちしております!
コメント一覧 (2件)
流石に昔の動画にコメントするのも、他の関係ない動画にコメントするのもどうかな〜と思ったので記事探してコメントする事にしたんですけど。
私なりにこのイベントのことグミグミ噛みながら考えてみたんですよ。
そんで一からレオニのストーリーを振り返ってみたんですよね。
そしたらある一貫性が見つかりまして。まずレオニの原点って「四人一緒にいたい」であってバンドはきっかけとか方法が目的の一部になってる状態が近いじゃないっすか。
で、四人一緒にいたいって思いは四人とも一貫してるのにバラバラになる機会が二回ほどあったんですよ。
一つがメインストーリーでもう一つは志歩が夢を叶える為にプロ入りするって一連のイベント。
後者に関して、志歩を除くレオニのメンバーはある問題を突きつけられるんですよね「元のいつも一緒な仲良し四人組ではいられないが、普通の学生でいつづける」そして「四人で一緒にいるためにプロに変化する」という二択の決断を。
そこに結論をつけるのにイベントまるまる一個使ったわけですが、簡単に説明するとあくまで責任のない趣味から責任を伴う役割を背負うって変化する話なんですよ。特に青春を味わえなかった咲希ぴょんにとってはかなり大きな変化ですよ、若くして仕事するって。
わりと今回のイベントこの話のリマスターというか小規模バージョンなんじゃないかなって思い至りまして。
動画中でも言われてましたけど、リーダーになる適正はどのキャラにもあって、かつ急にリーダーを決める必要性はないわけじゃないですか。
それを直感で穂波で選ばれて、なんか変化するのを迫られることになったんですが。ある意味、急にバンドの人に誘われてプロ入りを迫られた志歩に通じるところがあるなって。まあ志歩の場合元々プロ入り目指してたから違うところもたくさんあるんだけど、今の状況でいたいと無意識に思ってたところに外的要因で変化するのを迫られるって意味では通じるものはあるって無理やり解釈できなくもないなーと。
と考えると今回のイベントって「四人が繋がれるためなら人はどこまで変われるか」をテーマに考えた話に穂波が主役として選ばれて、テーマに重きを起きすぎた結果、なんか話が今までのシリーズでテーマにしてたやつと食い違うくね?(まふゆとか雫とか)って微妙な演出になっちゃったんじゃねえかなーと私の中では折り合いがついたので。(多分作者目線で相手の為に自分を変えられるってに一番当てはまるのが穂波だったんだと思う(結論))
お裾分けでーす。
頂いたコメント、マジでめちゃくちゃすごいです、物凄くしっくり来すぎます・・・!(そしてお気遣いもありがとうございます!)
さらに教えていただいた「4人が繋がれるためなら人はどこまで変われるか」という解釈からもう一つ自分なりにちょっとだけ発想が広がって「4人(大切な人)のためにどこまで変われるかというテーマがLeo/needストーリーの中で一つずっと通っている」という風に考えたら、メインストーリーの咲希が穂波と一緒にいることを諦めようとした描写も同じテーマとして解釈できますし、クラスメイトとの関係性で一歩踏み出す穂波の描写もまさにリーダー穂波への序章。
教えていただいた『Resonate with you』のストーリーはあまりに大きい転換点ですし、強い信念を持ちながらも3人相手だと少し甘くなってしまいがちな志歩の表現の中でも『Don’t lose faith!』の演奏を周りに合わせようとした描写なんかもその一つに入ってきそうとか、本当に色々と繋がっていく気がします。
さらにそう考えると一歌というキャラクターは、『Resonate with you』やその『Don’t lose faith!』、また最新のLeo/needのイベント『This moment with you!』において決定的に大切なところが変わってしまうことにNoを唱えられたキャラであり、だからこそプロセカ内の主人公組と言われる少し特殊なポジションにいるのかもというに少し納得感があったりもしないでもない・・・?とか思ったり、逆にバラバラ時期は優柔不断化してしまった一歌がまたちゃんと行動できるようになるという変化とも取れたり、まだまだ考察を深める余地が多分にありそうです・・・!
さらにさらにそう考えた時、”幼馴染4人”という人間関係の括りで見たときの核・中心的な役割は一歌っぽいかもしれないが、”Leo/need”という外的要素は絶対に避けられないバンドという括りで考えた時のリーダーは外的要因によって変化してしまった(流されてしまった)経験と、そこから変わったきたという経験のどちらもをしてきた穂波でしかあり得ないという理屈も、そしてその変化というものに重きをおいた表現として先にリーダー就任することでそれを強調するという描写にもある程度納得感が出てきて、それかぁ~!!!!って感じです!w
それを読み取れなかったのは己の能力不足かプロセカ側の表現力不足か(他責ごめんなさい)、はたまたその両方かはやや難しいところですが、そういう表現・テーマの元のストーリーとして捉えればとてもしっくり来ますし、このストーリーの運びにも違和感はないですね・・・!
この件に関しては、「他ユニ的にもレッテルはダメだろ」的な視点でしか見てなかったけど、そもそもそういう変化の仕方(ないしレッテルを維持するための変化)というところにテーマを置くくらいまでキッチリ表現しているなら、それはまた別次元(1要素的な見方で語ってはいけない)的なことなので、個人的にはすごくしっくりきます。
いつものごとく頂いたコメントで一人盛り上がってしまいましたが、マジで発想に浮かんでこなかった素晴らしい解釈を教えていただいて感謝です!
この解釈でこのストーリーはかなり腑に落ちきりましたし、Leo/needのストーリーをこれから見ていったらまた違うものが見えるかもしれないし、また今までのストーリーも新たなものが見えてくるかもしれない、本当に貴重なものを頂きました、ありがとうございます!!