今回はVivid BAD SQUADのイベント「Whip the wimp girl!!」が、めちゃくちゃ平和な回に見えた!?ってなことで、ストーリーをまとめつつ、好きだったところなどなど語っていこうと思います!!
ただ語るといってもなかなか難しいものがあるので、ひとまず「良かった点」と「微妙な点」、そして一部深掘りしたくなったらしてみるというような感じで進めていきます!
そして注意として、当記事は当然ながらプロセカストーリーについてガンガン触れるので、ネタバレ注意です!
ストーリー興味ないぜ!とか、ストーリー見るのちょっと億劫になってる方はぜひストーリーを全部見てからこの記事に戻ってきてください!
あらすじ
課題をクリアするため気合いを入れる杏だが、その歌声には迷いがあった。こはねに対する揺らぐ気持ちが影響していると気づいた杏は、決着をつけるべく、ビビッドストリートにこはねを呼び出して——。
公式のあらすじから引用
描き下ろし楽曲
烈火
作詞・作曲:niki 様
イベントストーリーまとめ
RAD WEEKENDを超えるため、杏の父親がVivid BAD SQUADの4人に出した課題。
その中でも杏に出されたものは”この街に昔からいる人を本気にさせること”でした。
それは、未だ街の人は無意識に凪の幻影を追っていたり、罪悪感から杏たちを見れないでいるという謙の見解から。
それを目指して練習する杏の歌声は、それを問題なくクリアできると感じさせるようなものでしたが
その歌声の中に迷いを感じた謙。
それは杏が以前から相棒のこはねに対して感じていた、「こはねがこのまま成長していったら、いつか自分の歌が届かない存在になってしまうんじゃないか」という不安から来るものでした。
それはかつて『Bout for Beside You』の時に、それでも前へ向こうを折り合いをつけたものでしたが、
こはねの凄まじい成長を見るたびにその想いは増していって、まだ消えないまま。
そしてこの気持ちに決着をつけなければいけないと、杏は決心するのでした。
そして具体的な解決策を求めてみんなに相談をすると、
その想いをこはねに直接ぶつけてみればいいと返ってきます。
ただそれは杏からしたら、こはねにがっかりされてしまう恐怖が付き纏うもので、行動に踏み切れません。
そして杏は、こんな時杏の憧れであった凪さんならどうするかを考えて、
そしてこはねに勝負を申し込むのでした。
こはねとの戦い
こはねを通りに呼び出した杏は、
自身の抱えていたこはねへの感情を全て明かした上で、
こはねの先に居続けるという宣言をし、その証明のための勝負を申し込みます。
そしてそれをこはねが受け、Vivids同士の、相棒同士の勝負が始まるのでした。
そうして二人で歌っているうちに、通りには人が集まってきます。
その中には街の人たちや、かつて共にイベントをやったEVERの姿もありました。
ギャラリーも集まって勝負の舞台が整い、二人は次で決めようと言葉を交わします。
そしてこはねの本気と
杏の本気がぶつかり合って
勝負は決しました。
その姿は、一度は諦めて離れてしまったEVERを再び夢へと駆り立て、
街の人達をも振り向かせたのでした。
そしてRAD WEEKEND超えに向けて再び気合を入れ直したところで、今回のストーリーはおしまいです。
イベントストーリーの良かった点
今回のイベントストーリーは、今までずっと杏の中に渦巻いていた感情をこはねに打ち明けたっていうところと、その感情との折り合いの付け方を見つけ出して行動に移したというのが一番の大きなところであったと思いますが、それ以外の好きなところだったり、このイベントについて語っていこうと思います!
杏の部屋
2話に登場した杏の部屋の背景、少なくとも自分は、初めてなんじゃないかと思っています。
杏らしいカッコいい雰囲気もありつつ、女の子らしい可愛さもありつつ、そういうバランス感が杏っぽくて非常にいいですね。
ほかキャクターの部屋でもそういった各キャラの個性が表現されていて、言及されない部分でありながらも非常に凝っているなと感心するばかりですw
毎回笑ってしまう
このさ、”セクシーなお姉さん”って表記やめないか?wwwwww
すっごい真面目なシーンなのに、急になんかふざけてる感じ出るじゃんwwwww
まあでもこのお姉さんは、かつて過去のイベント『The Vivid Old Tale』でもしっかり出てきていて、保育士になるために勉強していることが語られており、
『好きを描いて♪レインボーキャンバス』で登場した幼稚園の先生がなぜか”セクシー”だったので、多分そういうことなんだろう、といったストーリーすらもある、なかなかにいいキャラクターなんですよね~。
ただこのセクシーなお姉さんが今回
杏ちゃん…
と
……杏ちゃん……
しか喋ってないのがもうまたなんかジワジワ来ちゃってwwwwww
半分感動、半分笑いみたいな感じで見てて、個人的にはいい塩梅でしたww
今回で気付いた
かつて一緒にイベントをやっていたメンバーであるEVERが今回戻ってきたわけですが、
『BURN MY SOUL』では、みたこーが帰ってきてましたね。
そして『The first concerto』ではGurney flapの一人である宮田颯真に想いを伝えて、残すはあと一人。
こうやってバナーキャラ一人につき、一人ずつ取り戻していくっていう展開を作ってるんだな~と気付いたら、もう次のこはねバナーが楽しみで仕方ない!!!!!!!
ビビバスでこんなに次を楽しみにする日が来るとは、正直思ってなかったよ!!!!www
今回の目玉「杏の想い」
そして今回の目玉であった、杏の想いの決着というべきか、折り合いの付け方というべきか、について。
個人的には、かなり納得できるまとまり方だな~と思っていますね、なかなか良かったなと。
というかこれ・・・
杏の嫉妬にも似た感情であり、焦りでもあり、ちょっとした独占欲でもあるような感情をこはねに明かしても”がっかりしないでくれる”というのが分かっていて
それでもカッコ悪い自分を見せたくない、知られたくないって・・・
ただこはねにいい格好したいってだけじゃねーか!!!!!!
って、そう思ったんですよwwww
いや、杏は真剣に悩んでるし、最初から最後までずっと真剣なんだけどさ!!
それを見てるこっちとしては、付き合いたてのカップルじゃねえんだからさぁ~!!!!!!!(歓喜)みたいな感情ですよ。ww
そうなってくると、
この宣言も
この対決も
終わった後の語り合いも、
ただ壮大にイチャイチャしてるだけじゃねーか!!!!!(歓喜(二度目))
って感じで、それを周りが
盛大に盛り上げてるって思ったら、もうなんか可笑しくなっちゃってwwwww
なんだか平和なストーリーだったなって思ってたりもしますwwww
まあ真面目な話をすると、やはり追う方よりも追われる方が辛いというのもあるでしょうし、
未経験のところから拮抗しているという状況まで短期間で持ってきたこはねですから、決して杏が実力で劣っているわけではなくても、こはねが遙か先まで追い抜いていってしまうというビジョンが鮮明に浮かんでしまったんでしょう。
それを思うと、本人にはその自覚も意識も感覚も一切ないし、実際そういうことではないにしても、構造的にはこはねには”追われる方のキツさを味わわせないんだ”という、『いつか背中合わせのリリックを』で真の相棒だと思えてなかったが故にしてしまった”守る”という行動だったりもするのかな、なんて拡大解釈も甚だしい妄想までしてみたりして。
だから、これは杏が最後にこはねにしてあげる先輩としての施しになっていて、こはねが杏を完全に超えてしまった時にそれがなくなり、そこからお互いに超えて超されての切磋琢磨でどこまでも高め合っていく真の相棒となる的なストーリーまで妄想して一人で大盛り上がりしてましたwww
もしこはねが杏を真に超えたら、こはねが杏に対してちょっとかわいく生意気する絵面とかも見れそうで、ちょっと期待したいな~なんて、さらに妄想に妄想を重ねてみたりして・・・
またこれは邪推っぽくもあるんですが、杏が”先に居続ける”という言葉を選んだのは、もしかしたら
元々は”守ってあげなきゃ”と思っていたくらいに杏の方が色々と先を行っていたところから、こはねの急成長があり、
『Light Up the Fire』ではこはねが先に大河に向かっていった際には、”先に、行ってる”という言葉を喰らったというのがあって。
これがある種2つの意味で…的でもあったことから、それへの意趣返しじゃないけど、なんかそういう感じでもあったりするのかな、なんてことを思ったりもしましたね。
今イベの一番好きだったところ
そして今回のイベントストーリーで好きだったところは
ここ。
こはねってキャラは成長著しく、その実力はみんなも認めているところなのに、未だにこはね自身にははっきりとした自信だったり誇りというものが薄いように思うところがあって。
今回のメインの杏を渦巻く感情の発端である『Awaking Beat』しかり、
大河を本気にさせる歌を披露した『Kick it up a notch』もしかり
すべて”周りが大丈夫だと言ってくれる”という、自分を肯定してくれる存在がいることを自信にしているような感じもしていて、それがどこか自信や誇りを感じさせない印象を与えていました。
しかし改めて今回のを見てみると
今回のこのシーンというのは、今までのポジティブな肯定とは違う、杏が見せたくない・知られたくないとすら思っていた”負の感情”による承認を
最も評価してほしい相手から受けたから、少しの罪悪感を持ちながらも嬉しく思ったっていう、あまりにもこはねらしくて、でもちょっとこはねらしくない反応にたまらなく感動というか、心動かされちゃいましたね・・・
言わなきゃいい話かもしれませんが、このシーンの時にはもうすでに「嬉しいって思っちゃっててくれ!」って思って見てて、
それをまんま、ほんとに思ったまんま言ってくれたのがもう気持ち良すぎて!ww
そうだよな、こはねならそういう反応をするよなって思って、その反応をしてくれたことが嬉しかったというのもありましたww
そしていざ勝負している時の反応もすごい良くて、杏の歌を聴いて対決だということも忘れ、素直に高揚してしまっているのが、いかにもなこはねだし、
いざ対決が終わって、負けたことをちゃんと悔しく思って、次は本気で勝つという表情を見せるこはねもカッコいいなぁと。
『いつか背中合わせのリリックを』の最後にあった会話とは、明らかに質が違う、より相棒としての会話であるっていうのがあまりにも良い・・・
ただ今回のように、杏とこはねはぶつかり合いながらも高みを目指すという関係性になったわけで、過去のイベントタイトルである『いつか背中合わせのリリックを』からはちょっと離れたなあみたいに思ったりもするところですねww
だってこれからはどちらかというと、肩と肩をぶつけ合いながらのリリックですから!!ww
いやぁ、まさか男2人のBAD DOGSが共に手を取り合う系の相棒で、女の子2人のVividsがぶつかり合う系の相棒になるなんて誰が予想できたかって感じで、この意外性のあるところに着地したのは、個人的にはワクワクするところでもあって好きですね~。
なんとなく今回のストーリー見てて『アカツキアライヴァル』を思い出したりもしましたね、また聴きに行こうかな。
イベントストーリーの微妙な点
ただそんな素敵なこはねが、いくらなんでも対戦中アウェー過ぎるだろ!!!!!!っていうのはさすがにちょっと思いましたねwww
ただこのシーンはみたこーも言ってる通り、こはねの歌があまりにもすごかった。
街の人はもうこはねだってそれなりに知っている子になっているわけだから、決して応援してないわけじゃないとは思います。
ただあまりにもこはねがすごい歌を歌うもんだから、杏にだって負けずに頑張って欲しいという想いがみんなあったから
こういう表現なのかなと。
ただまあ、この「いってくれ!」っていうのは余計だったかなって気がしないでもないw
このセリフのせいで、より当て馬感が増してしまったというか・・・w
まあしゃーない・・・w
まあでもさっきも言った通り、ここはふたりが舞台を整えて盛大にイチャつく場面だったわけで、2人がハッピーエンドを迎えるには杏がこはねに勝てずとも最低限負けてはいけないわけですから、そういう想いもあったのかなとww(最大限のフォロー)
まとめ
今回のイベストでは、今までずっと語られてきた杏を渦巻く感情に一つ区切りをつけられたような形になりました。
見てる途中、ナルトとサスケを思い出してましたね。
いつぞやのプロセカストーリーのインタビューで、ビビバスは少年漫画をやってるみたいなことを見た気がしますが、まさにその言葉がピッタリだったなと思います。
(というかまたNARUTO見たくなった)
そして最後、こはねの課題に関する言及も少しだけありましたが、少し過ぎて特に情報は増えていないと思ったので、相変わらず分からず。
そういった課題のことであったり、新のことであったり、RAD WEEKEND超えのイベントに向けてのカウントダウンはあと少しになり、ちょっとワクワクしてる自分がいます。
また、この状況はハードルが上がりに上がりきった状況なので、それをちゃんと超えれるのか?という不安もありますが、それもまたワクワクだったり。
ただそうやってストーリーが進むことで、同時に終わりにもどんどん近づいていっていることの寂しさを早くも感じていて、これこの先耐えられるのか・・・?と不安にもなっていますが、そうは言っても終わりはやってくるので、後悔しないようにこれからのプロセカのストーリーをしっかり見ていこうと思います!
コメントお待ちしております!