今回はワンダーランズ×ショウタイムの4つ目のイベントストーリー「ワンダーマジカルショウタイム!」について語っていこうと思います!!
ただ語るといってもなかなか難しいものがあるので、ひとまず「良かった点」と「微妙な点」、そして一部深掘りしたくなったらしてみるというような感じで進めていきます!
そして注意として、当記事は当然ながらプロセカストーリーについてガンガン触れるので、ネタバレ注意です!
ストーリー興味ないぜ!とか、ストーリー見るのちょっと億劫になってる方はぜひストーリーを全部見てからこの記事に戻ってきてください!
あらすじ
みんなが好きだった、みんなが笑顔になれるフェニックスワンダーランドが経営改革でなくなってしまいそうな状況を打破するために行動するワンダーランズ×ショウタイム。その結末は・・・
描き下ろし楽曲
トンデモワンダーズ
作詞・作曲:sasakure.UK 様
司のまてまてまてとか、サビ前にチーンって鳴らす何かしらをあわせたり、何かとおもちゃにされがちなこの曲、自分もプレイしながら楽しげで愉快な曲だなーと思ってたんですが、このイベント見てからだと聴こえ方がまるで違いますね・・・
「みんなみんな笑っちゃえの魂胆で」とか「どうにもこうにも救えない困難もいいじゃん みんなみんな救っちゃお!のポーズで」とか「”ハッピーも失敗も消さないから!”」とかもうそれだけじゃないけど、めちゃくちゃイベントの感動シーンにハマりすぎてて、この曲聞く度にこのイベスト思い出してやばい説あるぞマジで・・・
イベントストーリーの良かった点
今回のイベストはちょっと規模感も違ったせいか、今までの中でもちょっと自分の中では特別なストーリーになりました。
今回の語りはあまりに長くなりそうな予感がするので早速、今回のストーリーで良かった点を、できるだけ余すことなく語っていきたいと思います!
青龍院櫻子
今までのイベストで悪いやつじゃなかったと分かったこのキャラでしたが、今回も味方になってくれていいキャラクターでした。
過去のイベスト『スマイルオブドリーマー』で言われていた「ワンダショのキャストはみんな、この場所に思い出がある」というのにも、この青龍院櫻子も入っていたというのがちょっと意外だったりもしましたが、だからこそのフェニラン内でトップのステージの中心でいたんだと思うと、そんなに不思議でもないのかと思ったり。
このフェニランへの想いというのでワンダーランズ×ショウタイムと一緒になり、さらにそこから園内すべてを巻き込んでいくこの、物語が大きく、確実にいい方に転がっていく瞬間というのに心が震えました・・・マジでこれ書きながらちょっとウルウルしてるレベルw
そしてこのキャラのいいところは、登場時こそ高飛車で傲慢に見せてたけれど、その実態はちょっとツンツンしてるだけで、面倒見もよくてショーに対してとても真摯で誠実なキャラクターだったというところだと思います。
そのいいところは今回も存分に発揮されており、司をちゃんと認め、寧々を評価して任せつつもちゃんと見守っているところが、初登場時からの進展というかなんというか、その時の流れも感動の要素でした!
ネネロボと青龍院の初絡みはちょっとニンマリしながら見てたり。
天馬司
そして今回はなにより天馬司のかっこよさが光りまくってました!
ショーコンテストの優勝という、目標にしてたもの自体をなくしてしまう計画に対してのセリフが
マジでかっこいい、本当にかっこいい。言ってみてえな、こんなセリフ!!!
普段はコメディでギャグテイストな司の言動とのギャップもすごくて、ここはマジで震えましたね・・・!
そしてキャスト全てに対しての司の演説がね!!!
こういうセリフを狙ってなのか、素なのか分からないけど、スラッとこういうシャレの効いたことも言えるのが司なんですよ!!!かっけえな!!!
鳳えむ
『スマイルオブドリーマー』前半ではずっと暗い顔をしていたえむから「スーパーわんだほい!」が炸裂するほどになって、えむを笑顔にした司を始めとしたワンダショのメンバーは本当にいい仲間だなと・・・
テレ龍院もかわいい。
司の演説中に、えむがオーディション会場で見かけた司をスカウトしたのも、その後にワンダショを結成できたのも、このえむの行動から始まったんだという回想、そしてえむの「間違いじゃなかったよ、おじいちゃん!」ってセリフ、もうまた泣けてきたよほんと・・・!
そしてちょっと小休止的にコメディシーンで好きだったところ。
こういうストーリー内での緩急として、笑いあり涙あり感動ありで、ストーリーとしての完成度も今回はめちゃくちゃ高かったなって思います!
みんなの想い
プロジェクトセカイはみんなの想いから曲が生まれるっていう設定があったけど、今回ほどみんなが強く想いを重ねて行動した回があっただろうか、いやない!!
司も本当の想いを見つけてからはもう迷いがなくなっていて本当にスターであるようだし、
類の「僕たちみんなを笑顔にしてくれた場所でもある」というセリフがこの場所で刻んできたワンダショの軌跡を表していて、これはもうクライマックスですよ!!!
プロジェクトワンダー
今回の計画が”プロジェクトワンダー”というのはサイドストーリーで初めて知った気がするんですけど、本編にこの記述あったっけな・・・
まあ念のため、この計画の名称がプロジェクトワンダーっていうのだったっていう話を冒頭にしつつも、このネーミングがすごいいいなって思ってて!
ワンダーには「今のフェニックス”ワンダー”ランド」を守る計画であるという”ワンダー”と同時に、英単語wonder「驚くべきこと」「不思議」そして「奇跡」という意味があって、ちょっとしたダブルミーニングになっているんですねこれね!!!
そして本当にフェニックスワンダーランドに奇跡を起こしてしまった、まさにプロジェクトワンダーだったわけですよ!ネーミングでまで感動しちゃってもう!!!
前回の引き
前回の『スマイルオブドリーマー』では、「なんとなく宣伝のためにショーをやるんだろうな~って思いつつ、でもそれじゃあ大した集客にならないから、フェニランの外でショーをやって集客するのか・・・?どうすんだろうな」みたいな予想を言ってたんですけど、ちょっとすみませんでしたほんとに!w
全然そんなじゃなくて、予想を遥かに超えてきましたね!
ちょっと人生においても、ここまで見ててワクワクするストーリーを見たことはなかったかもしれないです。
「これからいいことが起こるのが分かっているけど、その過程がなんかトンデモなくすごいことになりそう!!!!」という、どこをとってもプラスの感情でしかない、ほんっとにもう、めっちゃくちゃワクワクしながら見てました!
トワイライトで終わらない
えむがぽそっと言った「夕方が嫌い」というセリフ、ここで思い出されるのが過去のイベント『響くトワイライトパレード』です。
このイベントストーリーではバナーキャラであるLeo/needの志歩が、夢と友達の間で揺れている悲しげな状況を、太陽も沈んで一日が終わってしまう哀しげな黄昏時に喩えて”トワイライト”という単語を使っていたんだと思ってました。
でもそれだけじゃなかった!
この”トワイライト”はワンダショの話でもあったんだと!
「おじいちゃんの好きだった、みんなが笑顔になれるフェニックスワンダーランド」が終わろうとしている、なくなろうとしている、まさにあの時はフェニランにとっての黄昏時だったわけですよ・・・
だけど今回、日が沈んだら暗くなって一日は終わるかもしれないけど、みんなが笑顔になれるフェニックスワンダーランドは”終わらせない”って、園内に光を灯していくんですよ!!!!
そんなんもう泣くやん!!!!!!!
ライリー
このショーに胸を打たれた、提携先のライリー氏。
このおじちゃんもなかなか乙な言い回しをするんですなこれ!!!!
叶うことはなかったけども、過去には夢を追っていた経験があるからこそ、よりこの理想を追い求めたものに心打たれたのかなってちょっと思ったりなんかして。
トンデモワンダーズ
えむの当初の願いは「おじいちゃんの好きだった、みんなが笑顔になれるフェニックスワンダーランドを残していきたい」というものだったわけですが、今回のこの伝説ともいうべきショーによって3ヶ月先まで予約でいっぱいになり、ナイトチケットも完売、またショーに心を打たれたライリー氏の粋なはからいによって、当初の願いは叶えられたことになるわけですが、これ、全然それだけじゃないぞって!!!!
このショーによって「おじいちゃんの好きだった、みんなが笑顔になれるフェニックスワンダーランド」を残すどころか、さらに盛り上げることに成功。
さらに、取り壊される予定のステージのキャストも、3ヶ月先まで予約がいっぱいなら、このショーを見に来る客のためにそのショーをし続けなくてはいけません。
つまり、”フェニックスワンダーランドそのもの”と”そこにいるキャスト”すらも救ってしまったわけです!!
トンデモワンダーズの歌詞にもありますね!「みんなみんな救っちゃお!のポーズで」と・・・
まさかほんとにその場にいるみんなを笑顔にするどころか、文字通りみんなみんな救っちゃうとはね・・・
これはもうトンデモない奇跡であり、フェニックスワンダーランドのキャストたち全員がその奇跡を起こした張本人である、まさに彼ら彼女らこそが”トンデモワンダーズ”なわけですよ!!!!!!
トンデモワンダーズはワンダショの曲でありながら、本質はフェニックスワンダーランドに関わる人すべての想いから生まれた曲なんじゃないかなって思うと、この曲のヤバさがもう・・・Sasakureさん最高・・・
この日はフェニックスワンダーランドがある限り、伝説の、奇跡の夜として語り継がれていくんだと思います。
これ予告なしだもんね・・・たまたまその場にいて、伝説の目撃者となれた人は他のプロセカキャラにいたりしないかな・・・?
クールダウン
ちょっと熱量高く行き過ぎて、終わり方がわからないので、クールダウンとして細かいんだけどよかったところを軽めにポンポンと!
えむの演じる「シャオ」が、役に合わせていつものえむとは少し話し方を変えてて非常に可愛くてよかったです!
ほっぺ膨らませてるのもかわいい!!!
そして類が普段とは全然違うイメージの声を出していたのがちょっとびっくりした!けど、すごいうまくて、なんか良かった!
そしてピーピーお嬢様こと青龍院櫻子さん!!!
よくこの役名でOKが出たな・・・w
今回、プロセカ史上初めてセカイのバーチャルシンガーたちが人目につくところに出てきた回でもあったわけですが、この奇跡と呼ぶべきショーの前では特異なものでもなんでもなかったということなんでしょうね!
それだけショーがすごかったという裏付けでもあり、いいシーンだったなって思います。
そして地味に憎いな!っていうのがこの「イッツ”ショー”タイム!」ではなく「イッツ”ショウ”タイム!」なとこ!
ワンダーランズ×”ショウ”タイムだからこういう表記にしてるのが、細かいとこにも演出を欠かさない感じで最高です!
そして耳をふさぐ寧々ww
もう司慣れしてるところに、それだけ時間をともにしてきた証拠って感じでここも些細なシーンでありながらすごいいいシーンだったと思います!
司がしみじみしてるところもまた涙腺が・・・
いいシーン多すぎるよこのイベント!!!!
そして最後にはえむのお兄ちゃん(のかたっぽ)も含めて「わんだほい!」
まさにハッピーわんだほいエンドで、本当に余すことなく全員が笑顔で終わって良かったですね、もう涙止まらんよ!!!!!
サイドストーリー
こんなにいいストーリーで、しかもガチャキャラも恒常なのに星4一つも持ってない!!!!チクショー!!!!!
まじでこれほどサイドストーリーが見れなくて悔しいことないよ!!!
ただ見れたストーリーの中のカイトの後編、「えむが始めた笑顔の輪が、えむに返ってきた」っていう表現はもうずるいって!ここも涙ボロボロでした・・・w
未来につながるフィナーレ
このタイトルかっこよすぎね!!!
他でも結構見るような、終わりの始まりとか始まりの終わりとか、意味が反対の2つの言葉を同時に使う文章ってかっこよくて好き!
Let’s play next SHOW!!
レオニの次にシーズン1が終わったのはワンダショでしたね、これもめちゃくちゃオシャレな演出で、ほかユニットのも気になる!
イベントストーリーの微妙な点
今回があまりに良すぎて、これ以上のストーリーって今後ある・・・?っていう不安がありますねw
まとめ
今回のイベントストーリーは、少なくともここまででは一番好きなストーリーで、なんかちょっと自分の中で特別なストーリーになりました!その分感想も過去最長・・・
なんならまだここでは語りきれてない良いところもまだまだあって、厳選してもこうなってしまう(まあだって全部がいいところだからね、しょうがないね)
普段ストーリー見ながら特筆すべきところに対しての感想をメモしながら見てるのですが、今までのイベントの2倍のページ数になりました、本当にそれだけ濃くて面白いストーリーだったと思います!
7話で園内の光が消えてえむが観客に語りかけ始めた瞬間に、その前のシーンでブレスレットを渡されてるシーンを思い出し、この後に起こる演出を理解したらもう鳥肌がブワッと立って、涙出てきて、もうめちゃめちゃにヤバかったのを自分の体験としてめちゃくちゃ印象に残ってます。(ちょっと気付くの早すぎたかもしれないけどw)
あとはね、ショーのみんなでわんだほいしてるとき、自分も一緒に声に出してわんだほい!って言ってましたw
最後にもストーリーではわんだほいって言ってたけど、そこじゃなくて、ここで言うのわかって合わせれたのが個人的にはなんかかなり嬉しかったですねw
また、ずっと熱望していた「ワンダショのショーを全部、フルで見てみたい!」というのがようやく叶ったストーリーで、その辺もこのストーリーに特別感を持った理由かもしれないです。
ここまでしっかりやったのは始めてっていう話はアフタートークでもされていて、やっぱそうだよね!ってw
このイベストのアフタートークが廣瀬さん大騒ぎで面白かったので、それも合わせてぜひw
園内すべてを使い、お客さんすらも巻き込んで行うショーは本当に天才的だと思いましたし、シンプルショーだけでも感動というか、感情移入して・・・
おじいさんの最期のシーンとかヤバすぎて号泣ですよ・・・!!!!!
自分は普段こういう遊園地とか全く興味ないし、なるべく外に出たくない派の人間なんですが、このショーやこの景色が本当に見れるなら、現地に赴いて自分の目で見てみたいと思わされました!!
だからより、チケット完売の話にも現実感があり、納得感も高くて、よりこのストーリーに感動できたのかもしれないですね!
今回のストーリーは、今までの積み上げてきたものからの展開、話としての納得度、描き下ろし楽曲とストーリーとのマッチ度、予想の範囲に収まらない意外性、そして何よりアツさ、ワクワク度!!
何をとってもトップクラスのストーリーすぎて、今後これ以上のストーリーが存在しうるのか?と疑ってしまうレベルでした!
本当に見てるときに明らかに心躍っていましたし、ここまでワクワクする作品はプロセカ外でもなかったので、ちょっともう、なんか、すごかったなって・・・(涙)
でもきっとプロセカのことだから、このストーリーすらも超えてくる何かを生み出してくれる気がするので、第一幕を終えたワンダショからさらに楽しみになった今後のストーリー、そしてビビバスとモモジャンとニーゴのシーズン1の終わりがどうなるのかを期待しながら、これからのストーリーを見ていこうと思います!
コメントお待ちしております!