混合イベントである「このひと針に想いを込めて」で行われた、まふゆから雫への2年越しのアンサー!?ってなことで、ストーリーについてまとめつつ、好きなところや良かったところや軽い考察などなど語っていこうと思います!!
ただ語るといってもなかなか難しいものがあるので、ひとまず「良かった点」と「微妙な点」、そして一部深掘りしたくなったらしてみるというような感じで進めていきます!
そして注意として、当記事は当然ながらプロセカストーリーについてガンガン触れるので、ネタバレ注意です!
ストーリー興味ないぜ!とか、ストーリー見るのちょっと億劫になってる方はぜひストーリーを全部見てからこの記事に戻ってきてください!
あらすじ
いつも勉強や部活のことで助けてもらっているまふゆに、何かお返しがしたいと思う雫。そんな中、まふゆが家庭科で作る小物のデザインで悩んでいることを知った雫は、刺繍を教えることを提案し——。
公式のあらすじから引用
イベントストーリーまとめ

放課後にまふゆに勉強を教えてもらっていた雫は、


そのまふゆとの会話の中で、まふゆが家庭科の課題でものづくりをすることを知ります。

そして、その後のまふゆの「日野森さんみたいに刺繍がうまかったら、表現の幅も広がりそうなんだけどね」という言葉から、


いつもたくさん助けてもらっているから、少しでも力になれたら嬉しいということで、雫がまふゆに刺繍を教えてあげることにするのでした。


そうして翌日、雫によって刺繍教室が開かれたのですが、

そこに、仕事の連絡のために雫を探していた遥がやってきて、


2人が刺繍をしているところを見ると、刺繍を配信でやったら盛り上がるかもしれないと閃きます。


そして、まふゆの言葉によって、雫の刺繍教室の生徒が一人増えることとなったのでした。


そして更に数日後、第二回の刺繍教室は雫行きつけのミシンラウンジで行うことになったのですが、

偶然そこに居合わせた瑞希も刺繍教室の生徒に加わったりすることもありながら、

無事、みんな自分の刺繍を完成させることができたのでした。


そして、みんなで刺繍をするというのが楽しかったという言葉を聞いた雫は、みんなで一緒にバレンタインのプレゼントを作ることを提案し、


後日、それぞれが作るものを色々と話しながら決めて、

みんなで気合を入れて、プレゼント作りに励みます。


場面は変わって数日後、空き教室で刺繍の作業を進める雫とまふゆの二人。


そんな雫は、刺繍をしながら鼻歌を歌っていて、まふゆが「本当に刺繍が好きなんだね」という言葉をかけると、


刺繍もそうだけど、相手のことを考えながら、想いを形にしていくゆったりしたこの時間が好きなんだと雫はいいます。

そしてそれは昔、雫のおばあちゃんが刺繍をしているとこを見ていた時、


そのおばあちゃんに教えてもらったことなのだと雫は言い、




そしてまふゆも、同じようにプレゼントをする相手のことを思い浮かべながら、再び刺繍をしていくのでした。




そして刺繍は完成し、それぞれが、それぞれに、プレゼントを渡していって。すごく喜んでもらうことができたのでした。


そして数日後、たまたま帰りに一緒になった雫とまふゆは、最近の出来事を振り返り、

刺繍を教えてもらったことのお礼を改めて伝えるまふゆ。


そしてまふゆが雫にも刺繍入りのハンカチを作っていたことを打ち明けると、雫も同じことをしていて、

せーので交換してみると、


なんと二人の刺繍のデザインまで同じで、かつて2人が話した時に雫が作ってみせた雪うさぎだったのです。


そんな一連の出来事から、まふゆに対しての温かい気持ちを雫が持ったところで、今回の話はおしまいです!
イベントストーリーの良かった点
今回のイベントのロゴ

今回のイベントのロゴ、”想い”のところが刺繍になってるのかなりオシャレじゃないですか・・・!?
それぞれのキャラが”想いを込めて刺繍した”ということを視覚的に分かりやすく表現していて、これを見るだけでも今回のストーリーを思い出すことができそうな、非常によくできているロゴだと思います。
めちゃくちゃ好きですね、かなり良い・・・!!
前回に引き続き、ほのぼの系のイベント


今回のイベントは前回に引き続きほのぼの系のイベントだったわけですが、空気感がものすごく良かった・・・
空気感の良さという観点なら、歴代の中でも屈指な気がします。
出てきているのはモモジャンとニーゴだけのはずなんですけど、前回は登場人物がほぼ2~3人だったのに対して今回は4人が4人ともキャラが立っていたので、なんとなく今回の方が見終わった後の充足感は高かったような気がしますね。
前回でかがやいていた奏が・・・


そんな前回のイベントでは咲希が奏そのもので”かがやき”を表現していましたが、



まふゆは奏の良さを言葉にして、そしてそれを灯火(ロウソク)という形にまとめていました。
なんとなく2連続で”奏の優しさ、温かさ”みたいなものにスポットが当たっていたようでもあって、奏の良さを改めて認識できるようでもあったのがなんとも好きな感じでした。

またそんな奏を表すものとして雫が挙げ、まふゆが実際に刺繍をした”灯火(ロウソク)”ですが、これもまた、まふゆや奏と関係が深いもので、今までのストーリーをその一言で思い出させるようなのがすごく良かったですね。

最初は、奏がまふゆの看病をしていた『灯のミラージュ』。

その後、奏とまふゆで、穂波や一歌と知り合うことになったイベントである『交わる旋律 灯るぬくもり』にも、”灯る”という言葉が使われていたりします。

さらに、『キャンドルの香りは思い出と共に』では、奏がまふゆにアロマキャンドルをプレゼントしていたりしますし、


一番近いところでは、まふゆにとっての父親との温かい思い出が語られた『灯を手繰りよせて』にも、”灯”という字が使われていたりします。
さらに言えば、『トライライトライト』でも使われている声優さんの名前ネタ的に考えても、奏の声を務めているのは楠木ともりさんで、ここにも”灯火”から連想できるところがあったりします。
こういった過去の要所要所で作り上げてきた”灯火”というものの深みを感じさせてくれたのが今回のストーリーでもあって、その言葉から受ける印象以上に温かい気持ちになれるようでもあったのがすごく好きなところでした!
温かすぎるやり取り


その場にはいない奏の事を思って語る瑞希やまふゆという、あまりにも温かすぎるシーンがあったわけですが、


それは遥がみのりのことを思って語るのを先にやっていたからというのがあります。
このみのりへの遥の言葉、めちゃめちゃ良くないですか!!?w
随分前から一生思ってるけど、この遥→みのりへの矢印が見えるシーンってめちゃくちゃ好きなんですよね・・・
その言葉はプレゼントを渡す時に本人にも直接言ってて、みのりもすごい嬉しそうだし、もうひたすら最高でした!
斎藤さん
また同じくそんな温かシーンは遥のサイスト後編にもあって、


それがこれ。
斉藤さんにも同じようにバレンタインのプレゼントを渡すシーンなのですが、このシーンも非常に温かくて良かったですね・・・!
劇場版の話をしています、ネタバレ注意
斎藤さんは劇場版でも姿だけ登場しているのですが、自分は見つけるまでに4回もかかってしまいました・・・w
そんな斎藤さんは結構好きなキャラなので、ゲームの方で幸せそうにしてるのを見れて良かったなんてことを思ったりもしましたね。
可愛いシーンが多すぎた
今回のイベスト、今までに語ってきたところも含むのですが、とにかく可愛いシーンが多かった印象です。
ということで、個人的に可愛さで印象に残った場所紹介~!

まずは、ペンギンに頬を緩ませまくる遥。
映画でもそういうシーンあったけど、ほんとペンギン好きね・・・

幼い頃の雫がじっと見つめる時の「じーーーーー」って言ってるの、めちゃ可愛かった・・・

セカイでまふゆがみんなに刺繍入りのハンカチをプレゼントした時、自分も欲しくなっちゃってる感じのリンがすごく可愛かった・・・
リンって結構絵名的なツンデレタイプで、昔はもっとツンが多かった気がするんですけど、最近はかなりデレの割合が増している感じがするのがいいですね、たまらんです!




そして瑞希のサイストの奏。
バレンタインに何をプレゼントするのかのヒントが下手っぴでみんなにバレちゃうんだけど、みんなは気付いたことを黙っているというこのシーンは、奏の天然的可愛さとみんなの優しさ、そしてそういうニーゴの空気感を味わえたようでもあったのが最高でした!
まふゆと雫
微考察?

以前にと雫とまふゆのガッツリした絡みがあったのは、やっぱり『弓引け、白の世界で』だと思うんですけど、


今回もその時と同じように雪が積もる中の話でした。



二人が刺繍したものが、その時の思い出のものである同じ”雪うさぎ”であったシーンは、2人の絆を象徴するかのような温かくて感動するようなシーンですごく良かったんですけど、一つだけ気になったことがありました。
なんでこの二人の話って、2つとも雪が積もってる中の話なの?というもの。
まあイベント周期的にそうなっただけという話もあるのですが、ここに意味があったらなんか素敵じゃない?ってことで少し考えたら、まあ簡単に分かるところに答えっぽいものがありました。
それは、”まふゆ(真冬)に降る雫は、雪だから”なのかなーと。
(雪って、まふゆのユーザー名的なのだからややこしいんだけどさ・・w)
そういうちょっと粋な感じの仕掛けもありそうだし、すごく透明感のある雫と本当のまふゆの純粋さに共通するイメージとしてピッタリなのが雪という話もありそうです。
他にも色々と考えられることはあると思いますが、なんにせよいい表現であることは間違いなく、今回の話の空気感が好きだったのはそういうところもあるのかなと思ったりしましたね、良かったです!
かつての思い出とハンカチ

今回のストーリーの最後、雫とまふゆでプレゼントを交換し合うシーンにおいて、刺繍がかつての『弓引け、白の世界で』の8話で雫が作ってみせた雪うさぎだったというもの。
まふゆにとってのあの思い出が印象深いものになっていることを感じさせてくれる、なんとも温かいシーンで良かったわけですが、ここで過去の描写を見てみると、


「こうやって、雪ウサギを作ったっていうことは、 私達の心の中にちゃんと残るもの」
「形として残らなくても、忘れなければ—— ずっとずっと、大切なものとして 胸の中に残ってくれると思うわ」
という雫の言葉があって、まさしくその忘れずに心の中に残っていたものが今回の刺繍につながっているという、2年をまたいでの表現を入れてきてるんですよね・・・


更にいうと、その『弓引け、白の世界で』の最後、雪で滑って転んでしまった雫の顔についた雪をまふゆがハンカチで払い、


今回ではまふゆの肩にかかった雪を雫がハンカチで払っています。
二人にとってのハンカチとは、そういう相手のことを想う象徴でもあるわけですが、


そのハンカチに、”晴れたら消えちゃうから、少し寂しい”と言った雪うさぎを、しっかりと形に残るものとして作り上げたまふゆの想い、想像するだけでなんかグッときますよね!!?!!?


”形として残らなくても~”と言った雫に対し、


”あの時の雪うさぎは、自分の中にちゃんと残っていたよ”というのみに留まらず、
”たとえ晴れても、大切な雪うさぎは消えないし、消させない”
とも取れるような、そんな雫へのアンサー的な要素を含んでいた気がするこのシーン、もうめちゃくちゃ良かったなと。
本当に最高でした!!!
イベントストーリーの微妙な点
ない!!!
まとめ
今回のイベントと、そして前回のイベントでの描写。


これもうなんかラブコメ始まりそうなシーンじゃない・・・?w


なんならこういうシーンもそういう風に見えてきたりなんかして、妄想が捗った人もいるんじゃないかなぁと思ったり思わなかったり・・・ww
さて、そんな感じで今回はかなり短めとなりましたが、その代わり(?)劇場版プロセカの方の動画や記事の制作を頑張っておりますので、そちらの方も良ければ見てみてくださいといった感じで、ひとまずはそのあたりを頑張っていこうと思います!
コメントお待ちしております!