今回はワンダーランズ×ショウタイムの16個目のイベントストーリー「逆光のレンズフレア」にしてやられたっ!!!ってなことで、ストーリーをまとめつつ、好きだったところなどなど語っていこうと思います!!
ただ語るといってもなかなか難しいものがあるので、ひとまず「良かった点」と「微妙な点」、そして一部深掘りしたくなったらしてみるというような感じで進めていきます!
そして注意として、当記事は当然ながらプロセカストーリーについてガンガン触れるので、ネタバレ注意です!
ストーリー興味ないぜ!とか、ストーリー見るのちょっと億劫になってる方はぜひストーリーを全部見てからこの記事に戻ってきてください!
あらすじ
次なるワンダーランズ×ショウタイムの挑戦は映画のエキストラ!これまでとは違い、カメラを通じて表現する経験に意欲的な一同の中、類も新たなジャンルの演出を学ぶことに胸を躍らせていたが……。
公式のあらすじから引用
ストーリーまとめ
クランクイン(1話~
それぞれの夢のために”4人で”ワンダーステージの外に飛び出して色々と学んでいくことになったワンダーランズ×ショウタイムが、前回のイベント『君が主役の物語を』でお世話になった劇団の『春名座』に所属する獏野歴という役者が主演の映画の撮影のエキストラに参加することを勧められ、映画出演が決まった4人。
そしてそんな映画を撮影するのは、若くして界隈でも認められている大原友己という監督。
しかしその監督は、いいものを作りたいという想いがいき過ぎてしまうタイプのようで、心構えをしておいたほうがいいという忠告を受けました。
それでもワンダショの4人の撮影は無事終了し、学べることもたくさんあった様子。
またその映画の主演である獏野歴の演技にも改めて感心し、そのことについて話をしていた時
大原監督が声をかけてきます。
そして「人手足りなくなったから、制作スタッフとして参加しないか?」という提案をもらったワンダショの4人。
さらなる学びを求めていた4人はこれを快諾します。
あるウワサ(3話
しかしいざ制作スタッフとして働いてみると、なかなかハードな内容でした。
そして寧々が自分たちが誘われた理由について、「何人かアルバイトが来なくなっちゃった」というウワサを聞いたことを話し、
4人はその穴埋めとして呼ばれたということに気が付きますが、
それでもこうして働いている期間に勉強になっていることはたくさんあると、気持ちを新たに次の仕事へと向かうのでした。
監督からの提案(3話~
そうして仕事している4人に対しての評価を話す助監督。
そしてそれを聞いた監督は少し考えた後
類に声をかけます。
そして舞台と映像の違いから、
映像ならではの演出の話を類にしてくれます。
ただしそれはあくまでも映像の話で、舞台演出家を目指す類には関係のない話かもしれないといった監督でしたが
類はどんな分野のものでも吸収したいと、
監督の知っている手法をすべて教えてくださいという言葉を伝えると
監督はその気概が気に入ったのか、助手として横につくように言うのでした。
監督の助手として(5話~
監督から色々と教えてもらいながらも
撮影は進み、クライマックスのシーン。
演技は役にハマっているものの、なにか違うと感じる監督と類。
主演の獏野歴は普段舞台で演技をしていることから、映像を意識した抑えた演技をしているのが原因かと考えてリテイクしたものの
原因は違うところにあるようでした。
その日の他のシーンを撮り終え、
例のシーンについて話をする類と監督。
するとそこに、監督の大学時代からの友人、もといくされ縁と言われた謎の人物がやってきます。
そして例のシーンの映像を見たその人に、
どう直すかと監督が聞くと、「もっと獏野歴にあわせて作る」という言葉が返ってきました。
その言葉から監督はなにか掴んだようでしたが
例の人物はとっとと帰ってしまいました。
そして類は例の言葉について寝ずに翌日まで考え続け、クマまで作っていました。
そんなときワンダショの他3人が、お弁当を持ってきてくれます。
みんなが選んだのは、それぞれ別のお弁当。
しかし、もっと嬉しい方法があるとえむが話します。
それは、それぞれの好みに合わせてぴったりのお弁当にするというもので、
その言葉にヒントを得た類は、早速監督の元に行くのでした。
映画監督 大原友己(7話~
類が監督の元に行くと、そこには主演の獏野歴の姿も。
そして監督もどうしたらいいかが分かったようでした。
そしてそれは、”台本の問題”だったのです。
そのセリフは小説の中で最大効果を発揮するもので、もっといいものにする方法があると類が提案したのは
役者に合わせてセリフを作り変えるというものでした。
しかし監督からすれば、その答えは”ツメが甘い”ようで
類の出した答えにも、それなりの評価をしますが
映画監督・大原友己には、さらなる妙案があるようです。
そしてそれは、”セリフを変えるのではなく、セリフ自体をなくしてしまう”という
些細な動作からも表現ができる獏野歴という役者だからこその手法。
一連のことから、大原監督の凄さを思い知らされた類でしたが、その気分は晴れやかでした。
???(8話~
仮編集の状態ではあるものの、撮った映画を見せてもらった4人。
類が監督にお礼を伝えると
監督からは「時間があったらいつでも手伝いにこい。お前なら歓迎するよ」と、温かい言葉をもらうのでした。
そして今回の撮影成功のきっかけとなった「もっと獏野歴にあわせて作る」という言葉を残した例の謎の人物について、名前だけでも聞こうとした時
タイミングが悪く、その機会を逃してしまいました。
数十分後、撮影も終わり、上映も終わり、監督がたそがれていると
そこに例の人物がやってきて、
そして例のシーンについての話になりました。
そして同じくあの言葉から、類もある程度のところまでたどり着いたことについての話をし、
舞台演出を志す類だから、いつかぶつかることになるかもしれない
といったところで、今回のストーリーは終わりです、終わりなんです!
描き下ろし楽曲
サイバーパンクデッドボーイ
作詞・作曲:マイキP 様
意味わかんねえよ!!!!!!!!!(譜面の話ね、譜面の話)
いや~最初聞いたときは、ワンダショでは今までにない雰囲気の曲で、ワンダショの幅の広さと、ワンダショをうまく活かしているクリエイターの人たちすごいなぁって思ってウッキウキでしたよ。
でも、「さぁてAP詰めるか~」と思って譜面触ったら、もうほんとね・・・
意味わかんねえよ!!!!!!(2度目)
まあ1つ目の画像のところは単純に実力不足で、譜面を捌ききれない(視認しきれない)だけなんですけど、
2つ目の画像のところは、トレースノーツに普通のノーツ混ぜないでくれ!!!!!!って感じで、押しときゃいいのか、離さないとだめなのか、頭がバグるよ!!!!!!!
この曲は、ランクママスターを目指す上で、必ず敵になる曲確定なので、今からちょっとげんなりしていたりするところですが、類の雰囲気にピッタリな神曲であることには間違いないので、頑張りますよ・・・(涙)
イベントストーリーの良かった点
さて、今回のイベントストーリー、ちょっとイベントトップのイラストがちょっと不穏・・・と思ってたのは自分だけではないんじゃないでしょうか。
なにか後ろで陰口を叩かれているのを聞いちゃったような構図にも見えるし、後ろで話している人とは関係なしに何か考え込んでいるようにも、見ているものからなにかを見つけ出そうとしているようにも見えて、ストーリーを見る前から色々と不安な気持ちを抱えて見始めたストーリー。
そして序盤に登場した監督が、早速不穏な人物であることが語られて、
3話でそれが表面化した・・・と思ったら
4話で流れが一変してワンダショの4人、特に類に対して、学ぼうとする姿勢を評価し、自分の横につくようにいい、
同じく4話、5話、6話でどんどん打ち解けていく、というか類の学ぼうとする姿勢が嬉しくて仕方がないというようで、
7話・8話では「お前”でも”」というセリフに表れていることが非常に印象的なのですが、類に対しての評価は、この映画撮影期間の間に凄まじく上がったことが分かるわけですよ!!!!!
正直このイベストで一番輝いてたの、この監督まである・・・www
ちょっとツンデレっぽいし、イラスト見るとなんかちょっと太っちょメガネ帽子という面白い属性も付いてるし、特定の層にめちゃくちゃ刺さりそうで、なんなら自分もちょっとだけ刺さってるところあるし、どうして立ち絵とボイスはこっちにもついてないんだ!っていうのは嘆きたいところだったりしますねwww
まあだから、この見始める前からこのシーンまでのギャップというか、このラストのシーンにまでたどり着いた安心感、心の揺さぶられ方は非常に心地の良いものだったな~というのがこのストーリーの第一印象でした。
リンのイラスト
その途中に出てきたこのリンのイラスト・・・
クマがポップコーン食ってるの好きすぎる!!wwwwww
「なんだよあれ美味そうに食いやがって・・・あ~ポップコーン食べたくなってきたああああああ!!!!!!」とか思いながら見てましたw
サイドストーリー
またイベントPで交換できる星3司では、エキストラとして出演する司の役作りで
何してんねんwwwwwwwっていう司が見れたり、
本編7話にあった、類にお弁当を届けてあげるに至った経緯のストーリーが書いてあって、これもまた非常にいい、まさにサイドストーリーといった話が見れたり、
同じくまたイベントPで交換できる星2えむのサイストでの司が、思ってるよりロングトーンというか・・・wwww
いややっぱ司うるせえな!!wwwwwっていう、やっぱ司最高だわって思ったシーンが見れたり
それだけではなく、本編ではあまり出番のなかった4人の話が、交換所で交換できる星2キャラのサイストで多少補完されていて、非常にいいまとまりだなっていう感じもありました!
監督
そしてまたちょっと話は戻り、監督の話。
最初は不穏さ満載の監督でしたが、類と打ち解けてるところみると、絵に書いたような職人気質の仕事人でやる気のあるやつはちゃんと認める感じのキャラクターだったから、結果的にはなんかすごい好印象で終わりました!w
このセリフにもある通り、本当は自分と同じような熱量の人を欲していたんだろうな~、みたいな監督の人間味が少しセリフから見えたり、
くされ縁と言われたこの謎の人物も、なんだかんだ監督からすれば同じ熱量を持っている人物だったりするのかな、みたいな・・・
この監督の人間味が見れるようなストーリーだったり、そもそもこの類と監督のエピソードがもっと見たいと思う限りですが、きっと立ち絵のないこの監督は今回限りなんだろうなと思うと、とてもさみしい・・・
最初の悪印象からたった8話で、立ち絵もボイスもなくテキストだけで表現されたキャラクターをここまで好きにさせるストーリー、たまんないですねぇ!!!!w
また原作のセリフを変更するという類の案には、少し今センシティブな話題になっていることもあって少しヒヤっとするところでもありましたが、
監督自身も豪語していただけあって、最後に出した解決策は非常に面白かった、納得感の高いものだったなと思いました。
”小説で効果を発揮するセリフだから・・・”とか”映像ならでは”にするために変える・壊すのではなく、、役そのもの・本人となる役者にすべて任せることで、小説ではダイレクトに表現できない”時間(間)”や”視覚情報”や”聴覚情報”を使用して、映像ならではの表現で原作を再現するという判断。
正直これを自分で思いつかなかったのが悔しかったりしたんですが、でもこれもまた、この時の類を追体験するようなストーリーであることも面白い構造だなと思ったりしたのも印象的ですw
またちょっと、原作のセリフを変えるという結論に行き着いた類には、ちょっとした危うさみたいなものも感じたので、今後のストーリーでそれが悪く出ないといいな~みたいなことも思いましたね。
???
そして監督への印象が急上昇していく中で、まさかの別の立ち絵ボイス付きのキャラクターが登場して、「え、そっちに立ち絵とボイス!?」ってなって驚いたのも自分だけではないはず!
ほんと監督の豪快な感じが分かるこのセリフとか、音声として聞きたかったな~なんて思うところではあったんですけど
結局ボイスがついたのはこっちで、しかも何やら舞台演出に関わる人で、
ただしその素性は”舞台の演出家”であること以外は明かされることのないまま、今回のイベントストーリーは終わりました。
こうやって次回に引っ張る感じ、『揺れるまま、でも君は前へ』の最後に登場したSTANDOUTのイオリを思い出すな~懐かしいな~、なんてことを思いつつ、次のストーリーまで引っ張るなんてもう・・・もう!!!!!意地悪なんだから!!!!しょうがないから待ってあげる!!!!!!!
なんて気持ちでいたりするわけなんですが、ここまで気楽に浮かれてられるのも理由があって。
というのもこの人、なんかちょっと類のことを歯牙にもかけないような感じがあって、これまでちゃんと類を見ている我々からすればちょっとムッとするところではありつつも、絶対に類にとってマイナスになる人ではないという確信、に近いものがあるからなんですよね。
ちょっとした考察
そもそも今回のイベントタイトル『逆光のレンズフレア』。
当然ストーリーにもあった通り、映画がテーマだから”レンズフレア”なんていうワードが使われているわけです。
じゃあなぜ”逆光”なの?というのが、
この人物が類にとってプラスの影響を及ぼしてくれるだろいうという理由なんですけども。
ストーリー中のセリフ
今回の作品で唯一”逆光”という言葉が登場した第5話のセリフ。
実際の表現としても使われる技法ですが、プロセカ内でもわざわざ説明があったことを考えれば、これをそのまま解釈するのが正解ということを丁寧に示してくれたシーンなんじゃないか思います。
今回のイベントトップでもあるこのイラスト、まさに類の背中側に光源があり、監督と例の得体のしれない人物が逆光となる位置に立っています。
これはもうこの人物が類にとって”光”となると解釈する以外にはありえないでしょう!!?
ってなわけですよ!
”カミシロくん”とか、”ぶつかる”とか、ちょっとした表現で一生懸命不穏な感じ作ってるけど、もう答えは教えてくれたじゃないですか~!!!って感じに思ってます!ww
また同じくイベントタイトルの”レンズフレア”は、強い光源によって撮影したものが白くぼやけて、シャープネス(輪郭の明瞭さ)やコントラスト(色の強弱)が低下する現象のことです。
これは強い光源、つまりは監督と謎の人物の2人によって、類が脳内(思考そのもの)や見ている世界が明瞭でなくなるという表現・・・でないことはストーリーを見れば明らかで、むしろ類は確実に吸収して成長しています。
となるとこれは、「監督や例の謎の人物によって”今の類にはまだまだ明瞭に見えてないもの、考えられてないものがある”ということに気づくことができたことを表現しているタイトル」なのかなと思うと、結構しっくりくる気がします。
タイトル一つとってもここまでの仕掛けがある、ワンダショのストーリーはやっぱり群を抜いて面白いな・・・
イベントストーリーの微妙な点(というか、気になった点)
ただそんな抜群に面白いワンダショのストーリーですが、それと同時に表現の限界も感じたというのがあって。
今回のストーリーは映画撮影というのもあって、”ストーリーの魅せ方”についての話が多く出てきたように思います。
ただそれが語られたこのプロセカのイベントストーリーも当然、ストーリーの一つであって・・・
にも関わらず、このプロセカのストーリーではLive2Dを使ったストーリーであるから、”画角”や”カット割り”、そして”動き”が封じられてるのが相当痛いところだと思います。
ただそれらの表現ができないことによる弊害はそれだけではなくて、それらが封じられた映像では”雰囲気”というものは作り出すことが非常に難しいんだなというのを痛感したような気がしました。
これだけ表現技法についてのストーリーをも描けるワンダショでも、「急に、表情が…」って、キャラにセリフで言わせないとダメなんだなっていうのがね・・・
ちょっとそれを音声で説明されると、状況説明感が強すぎて、没入感が薄れるというか、現実に引き戻される感が、まあ少なくとも自分は結構あるので・・・
ただそれと同時に、こういうだけの表現を知っていて、使えることが分かっていて、それでもプロセカでは使えないもどかしさというか、ホントはもっと色々な表現を使いたいって思ってるんだろうなって、表現したいものを最適に表現できなくて悔しい想いがあったりもするんだろうなって思うと、いつもお疲れ様です、ありがとうございますって言葉の一つも送らないとダメだなって気持ちになります・・・w
問い合わせじゃなくて、運営におたより送れるからね!
毎回送るっていうのは正直しんどいところではあるから、本当にめちゃくちゃ良かったなって思った時は、そういう労りの言葉だったり感謝の言葉を伝えていきたいなって思います。
運営だって人間だからね、不満があるときだけ送るの良くないし、いいと思ったら送ろうかなって、意識して行こうと思います。
表現の話に戻ると、一応ビビバスでは、『Kick it up a notch』ではBGMでこはねの歌が流れるという、聴覚情報での表現が追加されていたり、
『Light Up the Fire』では、表情だけではなく、大河に後光が差す感じの表現に加え、さらに前述と同じく大河歌唱のBGMが流れたりするというので、工夫して表現の幅の拡大を図っている感じもありますからね!
今後さらなるアイデアで表現が増えたら感動するな~なんて、期待も持ってたりします!!
これ技術で表現の幅を増やすには、めちゃくちゃコストかかるだろうからね・・・
(ストーリーに魅力があることがユーザーの定着に繋がるという面はあるけれど、ストーリーそのものから収益が発生するわけではないから、そこの表現に掛けるコストをどこまでにするのかっていうのも、かなり難しいところだろうな~なんて思ったりするところでもあります)
まとめ
今回のイベントストーリーは、イベントトップのイラストを見た時点ですでにストーリーは始まっていて、そして読み進めていくうちに感情が揺れ、最後には安堵感と次への期待感で終わるという展開の仕掛け。
そしてイベントタイトルをストーリー内のセリフから説明し、謎の人物がどういう影響を及ぼすのかを暗に示すという構造。
やっぱりワンダショのストーリーは群を抜いて面白いなと、再認識したのが今回のストーリーでした。
そしてストーリーの内容の方も「謎の人物が今後どういう風にワンダショに関わってくるんだろう、今後お世話になる劇団にいたりするの!?!?」と、どこまでも期待が膨らむもので、早く次が見たすぎますね!
本当にどこをとっても隙のないストーリーでしたが、そういった要素をこれからも逃さず拾っていけるよう、類に負けないように自身の知見も広めながら、これからのストーリーを楽しみに待ちたいと思います!
コメントお待ちしております!