プロセカ イベスト「Stick to your faith」 について語りたい!!! [感想・イベントストーリーまとめ]

今回はLeo/needの15個目のイベントストーリー「Stick to your faith」でプロセカが好きな理由を再確認できた!ってなことで、ストーリーをまとめつつ語っていこうと思います!

ただ語るといってもなかなか難しいものがあるので、ひとまず「良かった点」と「微妙な点」、そして一部深掘りしたくなったらしてみるというような感じで進めていきます!

そして注意として、当記事は当然ながらプロセカストーリーについてガンガン触れるので、ネタバレ注意です!
ストーリー興味ないぜ!とか、ストーリー見るのちょっと億劫になってる方はぜひストーリーを全部見てからこの記事に戻ってきてください!

目次

あらすじ

デビューに向けて着々と準備を進めるLeo/need。事務所に集められた志歩達は、真堂から今後の活動方針や売り出しかたを考えるために、自らの『目指す音楽』について問いかけられるが——。

公式のあらすじから引用

描き下ろし楽曲

purpose

作詞・作曲:doriko 様

この曲の作者であるdorikoさんは、プロセカでは他の曲に「ロミオとシンデレラ」がありますね。

ただ個人的には「歌に形はないけれど」という曲がめちゃくちゃ思い出深くて、どこで聞いたのかは覚えてないんですけど(多分マジカルミライがテレビで放送されてた時かな?)、この曲で初めてミクの曲で泣きました。
本当になんか胸を打たれたというか、あたたかくも寂しくも優しい曲が沁みたというか、本当に今でもすごい好きな曲でよく聞いてます。
そしてその方の描き下ろしということでめちゃくちゃ嬉しいなっていうのが第一印象でした。

そしてこの曲の感想・・・

好き!!!!

いやなんかね、曲って理屈とかじゃなく好きな曲があるじゃないですか、まあ多分音楽に対しての理解が浅いからそこが理屈になってないだけなんでしょうけど・・・w
ただこの曲は歌詞からメロディから曲の雰囲気からリズムから歌唱しているレオニの歌声から、何から何までとても好き・・・

『僕は僕の選ぶ世界に 大好きと叫んでいたい』の歌詞なんかは今回のイベントで最も個人的に響いたところが凝縮された歌詞だと思いますし、『「明日またここで」って約束をいつまでも』って歌詞はレオニの良さが凝縮された、まさにLeo/needとしてこれ以上ない曲といって過言でない!!!

アニメ「Leo/need」があるとしたら、最終話直前か最終話の挿入歌でこれが流れて大号泣するやつですよ、もうなんかね、最高です。

そしてメロディがなんか耳に残るというか、この曲を初めて聞いたときから今もまだずっと「これは願いだ~♪」って志歩の声で再生され続けてますww
イヤワームってやつですね、なんか耳が幸せですw

2023/11/05に気づいたこと+感想を追加
2DMVが船というか海というかなのって、動画内で語ったIoliteの石言葉的な話に出てきた航海とかと掛けて、志歩の目指すところに仲間と同じ船(Leo/need)で向かっていることを表してるみたいな話・・・??
まじでこの作品、結構ちゃんと知識つけていかないと拾いきれない要素多くなってるとしたら、しっかりインプットしないとやべえぞ・・・

志歩の歌唱もPeakyPeakyなんかとは違って透明感のある声で、「青色絵具」の志歩が好きだった身としてはこういう志歩の声質の歌はもっと聴きたいなって思うんですけど、ストーリー的に志歩がリラックスしてないとこういう曲にはなりづらそうなのが、なかなか厳しい・・・w

イベントストーリーの良かった点

今回のイベントは「あの日、空は遠かった』のような感じの志歩の過去の話がメインとなっていて、本編の進展みたいなものはほとんどありませんでした。
ですが志歩がベースをやり始めるきっかけとなったエピソードが語られており、レオニファン、志歩ファンからしたら、キャラの解像度の上がる、非常に興味深くて楽しいストーリーでした。

そんなストーリーを早速まとめていきたいと思います。

Leo/needの目指す音楽(1話~

レーベルに所属が決まり、デビューに向けての売り出し方を考える上で、目指す音楽について聞かれたLeo/needの4人。

咲希は『No find No seek』~『Don’t lose faith』での経験から、「聴いてくれる人を元気にできたら」という想いを話し

一歌は「Get over it.」から「つなぐ星の歌」での経験から、「誰かと誰かがつながるきっかけになる音楽をやっていきたい」という想いを持っていることを話しました。

しかし志歩と穂波は、その場ですぐに答えることはできません。

家に帰ってからも「目指す音楽」について考える志歩でしたが、やはり答えは出ないようでした。

するとそこにリンが様子を見にやってきて、志歩のベースを始めるきっかけになった話が「目指す音楽」ともつながるかもしれないからと、その話を聞かせて欲しいとお願いします。

そして志歩はそれに応え、過去の話を始めるのでした。

志歩の意志と人付き合い(3話~

時は遡り小学生時代の志歩。可愛い。

学校の授業で行った習字、しかしなかなか納得のいくものが書けません。

そこから先生にお願いして期限を延ばしてもらいますが、提出期限の日の放課後になってもまだ納得のいくものは書けていませんでした。

どうしても納得がいくものを書けるまでやりたい志歩は、その日約束していた同級生の子の誕生日会を断り、時間を目一杯使って、どうにか一応納得のいくものを書き上げました。

しかしその裏で同級生たちが志歩のことを話しているのを聞き、本当に自分がしたことは正しかったのかと迷いもあった。

偶然帰り道に志歩と出くわした父親はその様子を見かねて、ライブハウスへと志歩を連れていきます。

まずは何より、小学生志歩超かわいい!!!

これちなみに

『ふたり・月うさぎ』の時とビジュアル違うという細かさ!!!!!

これで志歩は幼・小・中・高の全てが揃いましたね、素晴らしい・・・!

すれ違いで疎遠になってしまったところから再び結集したLeo/needでしたが、この4人の物語は『Resonate with you』を境にして、「ただ4人仲良くしていたい」というところから「4人で同じ夢に向かって進んでいく」というものに大きく変わり始めました。

それは志歩の夢である「プロになる」という想いに他3人が応え、同じ道を進む決意をしたから。

そうじゃないことは百も承知な上であえてすごい悪い言い方をすると”4人で一緒にいるために志歩の夢に付き合う”というような形態でプロを目指す4人の物語は始まったわけです。

でも今となっては、一歌にも咲希にも、志歩とは関係なくただ音楽に対してだけの想いも育ってきていて、本当に全く同じ目線で志歩と同じ夢を見ていることが本人の言葉で改めて感じることができて、これまでの4人のストーリーを振り返ると本当に感慨深いものがあるなと。

それ故に改めてメインストーリーから今まで見直したいな、なんて思うわけですけど。

プロになるという夢を掲げていた志歩はうまく答えることができなかった質問にも、一歌と咲希はしっかりと自分の想いを言葉にすることができたシーンは本当に感動しましたね・・・(涙)

ただそれは志歩の想いが一歌や咲希と比べて弱かったり曖昧だったりというわけではなく、一歌や咲希は気付くきっかけが直近にあったからこそ、そして作詞や作曲をしている過程で、己の中にあるものを外側に出力という作業をしているからこそ、言葉としてスッと出てきやすかったんだと思います。

ましてや志歩は過去のイベントから分かるように、言葉で語るよりも行動で示すタイプ。
想いはあっても言葉としてはうまく表現できない不器用さもまた彼女の魅力であって、そういうキャラクターの個性が感じられるシーンだったのが良かったです。

そんな中でも今回穂波に関してはあまりストーリー内ではスポットが当たらず、これは次回以降期待というか、次回は穂波バナー確定ってことでいいんですかね!?w

ベース、そして憧れとの邂逅(4話~7話

父親は志歩をライブハウスのバックステージへと連れて行き、普段世話しているガールズバンド「Iolite」に志歩を合せ、そこで出会ったのがそのバンドでベースを担当している「久野すみれ」。

志歩の父親は少しその場を離れるからと、その久野すみれが父親のいない間、志歩の面倒を見ることになりました。

そしてそのすみれは志歩にベースを「ちょっと触ってみる?」と提案し、志歩もすみれに色々と教えて貰って

少しのフレーズを演奏できた時の表情が、イベントTOPのこのイラスト。

そんなベースを楽しそうに触る志歩に、これからベースを始めてみることを提案するも

志歩はそのベースを触っている時の感覚が、習字の一件の時の感覚とそっくりだったことに気付いて「やりたくない」と嘘を付きました。

そんな志歩の様子から、優しく話を聞き出したすみれは、

自身の話を志歩にします。

人にはそれぞれ譲れない想いがあると言い、

それを貫く姿勢がかっこよくて、キラキラとまぶしくて、そして尊敬できる。

そういう人に自分もなりたいと語ったすみれは、それを演奏で伝えてみせると志歩に伝えるのでした。

そしていざすみれの演奏を目の当たりにした志歩。

すみれの想いは演奏を通して志歩の心を震わせ、

志歩も同じようにやりたいと思ったことを同じように貫く、もっとやりたいと思ったベースの練習を始めることを決意したのでした。

志歩が出会ったガールズバンドの「Iolite」(アイオライト)。

プロセカユーザーなら、ニーゴのイベント「いつか絶望の底から」の描き下ろし楽曲「トリコロージュ」の中でまふゆが歌っている歌詞「迷子になったアイオライト」というのが一番はじめに思い出されるかと思います。
このトリコロージュでのアイオライトは、その石言葉である「自己同一性」という意味合いが強く反映されているものであると推測されますが、今回のイベントでのアイオライトはその石言葉が付く由来となったエピソードである「かつてアイオライトを航海の際に羅針盤(道を示すもの)として使用していた」というものから、志歩の行先を示してくれた存在の象徴としてこの名前がつけられたことが推測できます。
またアイオライトの石言葉には「貞操」「愛を貫く」というのもあり、言い換えるなら「一途さ」「一つの情熱を貫き通す」と言えるようでもあって、なかなか細かいところまで凝られているのにこの説明を特にせず、分かる人だけ分かればいいというようなスタンスも粋だなぁなんて思ったりしましたねw

そして、個人的にこの「想いを貫く人はキラキラして見える」ということ、すごく良く分かって、とても共感しながら見ていました。

若干自分の話にはなりますが、好きなゲーム・アニメ作品に「アマガミ」というのがあるんですけど、その作品は2009年にゲームがPS2で発売、2010年と2012年にアニメが放送されました。
しかし自分がその作品と出会ったのは2014年頃で、その頃のアマガミはPS Vitaに移植されたものが発売される程度。
作品としては、もうハッキリ言えば、終わりを迎えていたといえます。

ただそんな中でもアマガミというのは非常に根強い人気のある作品で、そんな状態にあっても精力的にアマガミを応援している方たちがいらっしゃいました。

そして2019年、あるVTuberの方の配信をきっかけに「アマガミ10周年記念展覧会」が開催され、1回限りではありますがキャストの方のラジオ配信も行われました。
そしてそこからその作品は更に盛り上がりを見せ、2022年にはまさかに完全新規コンテンツ「アマガミASMR」というものが発表され、更にアニメ「アマガミSS」の舞台となった銚子でトークショーが行われるという、とんでもないことが起きました。
さらに最近も、公式公認というか、関係者の人と近い人のお店から新しいグッズが出たりもしていたり、そのアニメの舞台となっている銚子の観光地や作品にゆかりのある名前のお店には「ファン交流ノート」が設置されているなど、一度終わったはずのコンテンツが、今盛り上がりを見せているんです。

https://www.amagami.info/

↑こちらはアマガミ公式サイトなのですが、2014年からはもう殆どコンテンツが動いていなかったのにも関わらず、2022年から急にまた動き出したかのようなお知らせを見ることができます。

これは、当然作品がそれだけ素晴らしいものということもありますし、名のあるVTuberの方がそのきっかけを作ってくれたというのもありますが、公式に動きがない間も作品を応援し続けた人たちの存在はとても大きいのではないかなと。
10年前のコンテンツを再び出してきてもまた盛り上がってくれる人たちがいる存在というのをしっかりと公式が認め、そう思わせるだけの応援をちゃんと表立ってしていた人たちがいたからこそ、これだけ期間が空いたのにも関わらず再びここまでの盛り上がりを見ることができている。

これって、この作品のファンの人たちが自分たちの想いを大切にして、それを貫いてきたからこそのことであり、そういった強い”想い”が再び過去の作品を動かしたということにとても感動したんです。
ただそれと同時に自分はそんな作品を表立って応援することはせず、再び盛り上がったことにただ喜んで、そこから供給されるものを享受する、美味しいとこ取りの卑怯な人間だなと・・・

だからより、そうやって強い想いを貫き通して再び作品を動かしたファンがとても輝いて見えました。

そして自分もそんな存在になりたくて、有象無象の1人でもいいから、ちゃんと作品を応援している1人として数えられるような存在になりたいなと思っていた時に出会ったのがこのプロジェクトセカイというゲームでした。

このプロセカのキャラたちも同じく”強い想い”から行動を起こし、それによって色々なことを起こしていく。
現実に見た作品をファンの想いで再び動かすという感動を思い出させてくれるようなコンテンツであり、そもそも元々作者にフォーカスが強く当たるボカロ黎明期のボカロ文化の雰囲気がとても好きだったということもあったため、このゲームにはそれはもう一瞬でハマりました。

またこのゲームの運営も、とてもユーザーの想いに応えようと誠実にいてくれると感じるのもありますね。
プロデューサーの近藤さんが放送に直接出て話してくれるというのもありますし、一部気になった点などがあって問い合わせした際も毎回すごく丁寧に返信してくれてい、この運営なら今ちょっと不満気味なところもちゃんと納得する形にいつかはしてくれるだろうという信頼ができるのも大きいです。

そういったことから、自分の中に生まれた”あのキラキラしているファンでありたい”という想いを実行するならこのコンテンツしかない、これから先これ以上ハマれるコンテンツは現れないという確信が生まれ、こうして誰が見てるわけでもないながらも、好きなところ語りなんてものをしているわけです。

長くなりましたが、だからこそ、この”想いを貫く”ということが輝いて見えた志歩の気持ちは、なんかとても良く分かるというか、改めて自分がプロセカというゲームを好きになった理由を思い出させてくれて、自分の中でその辺りのシーンはすごい印象的なものになりました。
元々Leo/needが一番好きなユニットであり、それぞれのキャラがみんな好きなのですが、さらに志歩にはちょっと肩入れというか、さらに好きになったので、応援する気持ちが強まったりしましたねw

志歩の目指す音楽(8話)

そしてそのエピソードを話しているうちに言葉になった志歩の想い。

それを3人に話しました。

ただ穂波は未だ見つかっていないようです。

そんな穂波に期待をかける真堂・・・

そういったところで終わったのが今回のイベントでした!

穂波リーダー、どうでしょうね・・・
正直ピンと来ない・・・

個人的に思うリーダー像は、組織の中で先立って行動をし、重要な決断ができ、それでいて仲間をきちんと見ることも忘れない、精神的支柱になれる存在。

確かに後半2つは穂波の要素ですが、そもそも後半2つに関してはLeo/need4人全員がそれぞれ少しずつ違う方向性で持っている要素です。
そして前半2つの要素は、どう考えても一歌に備わっている能力です。

過去にはミクの曲をやりたいと言い出し、『Resonate with you』で志歩がSTANDOUTに引き抜かれそうになった時も志歩が離れることに対して最初にしっかりと拒絶の意を発し、『Don’t lose faith!』で志歩が演奏を全力でしなくなった時もただ一人、唯一声を上げたのは一歌でした。

リーダーというものは、とにかく間違っててもいいから、みんなをどこかへと引っ張っていける存在であるべきで、柱として支えるのはそのリーダーの補佐的な役割だったり、みんなを後ろから持ち上げるような2番手的な役割だとと思うんですよね

真堂がどういうリーダーをLeo/needに求めてるのかは分かりませんが、そもそも今までのストーリーからして穂波がLeo/needの決断を率先して決めているのを見たことないし、現状況を見ても唯一「4人の目指す音楽」に答え出せてない、決断できてないわけですよ。
だから穂波の適正役割的には、今までに練習スケジュールを組んだり、メンバーを誰よりも気にかけている優しい面からも、決断を迫られるリーダーというよりは、そのリーダーが迷った時に支えてあげられるサブリーダー的なポジションが最適だと思うんですけどねぇ・・・

なんか今のこの状態だと、正直キャラの特性とか性格をストーリーの制作都合で無視して、無理くり穂波をリーダーにしているように見えてしまっています。
あとちょっとメタ的なところでいうと、おそらく穂波役の上田麗奈さんはめちゃくちゃ多忙っぽくて、プロセカのイベント関連への参加も少ないじゃないですか、コネクトライブも恐らく収録での参加の方が多いし、3周年のコネクトライブにもいなかったんじゃないかなあと思うんですよね、そういうキャラをユニットのリーダーとして設定するのはちょっとなぁ、みたいなのもありますね。

でも流れ的にリーダーになっちゃうっぽいし、うーん、個人的にはちょっと反対かなぁ・・・って感じです。

ただ現時点において、Leo/needとしての決断をする上での物事を一番フラットに、かつ慎重にしっかりと考える事ができて、Leo/needにとっての一番いい選択肢が見えてるのは穂波であることは間違いないとは思います。

それは『Little Bravers!』の穂波がまさにそうだったという感じで。
その観点で見ればまあギリギリ納得できなくはないので、その辺をもっとちゃんと納得させるストーリーに期待って感じですかねぇ・・・

サイドストーリー

志歩

運良く単発で当てることのできた志歩、そのサイドストーリーがすごい良くて!

前編では本編のすみれとの出会い、そしてライブでの志歩の様子からベースを欲しがることを見越して用意していたカッケえ志歩の父親が見れて

後編では、「Iolite」のライブに行く志歩が見られました。
ただこのサイドストーリーでは、その憧れであるすみれとの会話は一切なかったのがちょっと残念・・・

志歩はやはり言葉ではなく行動で示すタイプなので、『あの日、空は遠かった』に出てきた高木未羽とも話してませんし、このすみれとも話してません。
いずれLeo/needがプロとしての道を進んでいった先に出会う展開があったら熱いなぁなんて妄想も軽くしつつ、今後がより楽しみになったサイドストーリーでした!

一歌

個人的にサブキャラの中で最推しであるイオリ!

このイオリと一歌のやりとりが、星3一歌の前編で見ることができました!

イオリいいよね、カッコいいんだわさ・・・

もうすでにデビューしている、プロの先輩としてSTANDOUTの登場は今後もありそうなので、このイオリとLeo/needの今後の絡みってところも非常に楽しみです!

イベントタイトル

イベントのタイトルは『Stick to your faith』で、その意味は「信念を貫く」。

過去の同じく志歩バナーのイベントのタイトル『Don’t lose faith!』も似たような意味ですが、こちらは「信念を失ってはいけない」という意味で、幾分かこちらのタイトルの方が否定形な分消極的というか、今回のタイトルは貫くという能動的な言葉を使っているためか、力強さ、決意の固さや想いの強さを感じられていいなと思います。

過去のイベントのタイトルを振り返っても、全く同じ単語が2回目使われるのは今回が初めてということからも恐らく意図的に使われていると思います。
それだけ志歩というキャラにとって大切なもの、信念というものに対する意識というもののがタイトルから読み取れる、こういう粋な表現、素敵ですね。

イベントストーリーの予想

今回のイベントは前回のビビバスの『BURN MY SOUL』と同じく、3周年という節目からの展開のために少しの謎を残しつつ、次に繋がるような、まさに起承転結の起にあたるストーリーでした。
また同じく『BURN MY SOUL』も、そして今回のイベントも、改めて今この状況に至るまでの自分のルーツ、そして自分の中にある想いを再確認してその先に進んでいこうという内容でした。

この15週目にあたる箱イベは、他の3ユニットも同じように想いを再確認してその先に進んでいく気持ちを固めるというストーリーになるのかな・・・と思いきや、ここで新イベントのワールドリンクイベントがニーゴに来ますよね。
そしてニーゴは他のユニットと違って現在の状況がかなり逼迫しており、想いを再確認とか言ってられるような一区切りついて落ち着いているような状況ではありません。

つまり、ワールドリンクイベント内のストーリーで、もしくはその次のイベントで物語がまた1つ大きく動くのではないかという予想をここに残しておきます。

ニーゴの次に分かりやすく物語が動きそうなビビバスのワールドリンクイベントがニーゴの次っていうのもそういうことかなと思ったりもできますし。

この解釈・予想が正しいとすれば、レオニの物語が大きく動くのは結構先の話になりそうっていうのがちょっと寂しくもあり、逆に安心でもある複雑な感じですが、とりあえずニーゴのワールドリンクイベントでそれが分かるので色々楽しみです。

まとめ

今回のイベントでは、志歩がベースを始めた理由が明らかになりました。

ストーリーに関わってくる杏は特別としても、志歩の昔の話のストーリーは『ふたり・月うさぎ』『あの日空は遠かった』そして今回と、結構杏ばりに多いような気すらしてきますね。
他のキャラの昔の話で言うと、こはねだけは本当に全く無くて、一歌と穂波と冬弥と寧々あたりもやや供給が足りてない感覚があるので欲しいなあなんて思ったりします。

また今回の途中に回想として出てきたこのシーン、これは過去のイベント『響くトワイライトパレード』のセリフで、ここのセリフを引用、展開する形のイベントストーリーだったわけです。
ちなみに同じく過去を振り返るようなイベントだった『あの日、空は遠かった』も、同じくメインストーリーでのセリフで示唆されていた内容を広げたものだったので、最初の時点ではどこまで作ることが想定されていたのかが非常に気になるところです、運営はどこまで作り込んでリリースしたんだろうか・・・。

さて、Leo/needとしての活動をしていく上の想いの再確認で、穂波だけはまだ答えを出せておらず、リーダーがその穂波になるのかどうかというところを残して終わった今回のストーリー。
個人的にリーダー穂波はちょっとうーん・・・?って思うところもありますが、そこのところがどうなるのかというのは非常に気になるし楽しみなので、今後のストーリーもしっかりと見ていこうと思います!

2023/11/04 追記

※穂波リーダー(20:53)についての話の件に関して、考えが少し変わりました。

ついさっき Leo/needメインストーリーを見直したことで、それぞれのキャラクターの個性について考え直す機会となりました。

そこで思ったのが「別にリーダー誰でも成立するんじゃね?」というべきか「全員、別にリーダーに向いてるわけじゃないな?」っていうべきか、つまり一歌も別にリーダー向きではないかもしれないということです。

記事内では「一歌の方がリーダー適正高い」みたいなことを語っておりますが、一歌に関しては「Leo/needのストーリーが順調に進んでいた時の感覚」で語ってしまっていて、正直メインストーリーのことがちょっとだけ抜けていたように思ったという感じです。

そして考え直すに至ったロジックが↓

一歌→咲希・志歩・穂波 に関しては、行動力が抜群に高く、その判断もかなり正しくて、それが4人を繋ぐことに貢献していたことは本人たちの口からも語られている通り。
それ以外に対しても『Live with memories』で吉崎花乃に対しての行動力もあることが証明済み。

しかし、これらの一歌の行動力やその判断というのは「目の前で喧嘩しているが、仲良くしていたい」「木から降りられない咲希や吉崎花乃のように明らかに困っている」など、すべて「正しいことが確からしい」という条件下であることに気付いたわけです。 (『Don’t lose faith』の志歩が3人に演奏を合わせた時も、事前に一歌は穂波や咲希とその話をしていた(同イベの穂波のサイスト前編より)からこそ、それが誰のためにもなってないことが明確に分かっていたというのが明示されています)

だから志歩や穂波から「話しかけないで」と言われて、一歌が思う正しい行動と、2人から提示された”正しさ(要求)”との狭間で身動きが取れなくなっていたのが疎遠状態にあったときの一歌なんだと。

これから先、”商業的なLeo/needの進み方”という、”正しさ”がどこにあるか分からないようなことの判断や決定を求められるのがリーダーというポジションならば、きっと一歌でも一歌なりに答えを見つけ出すことはできるでしょうが、実は適正外かもしれない。

・一歌→咲希・志歩・穂波という、”4人の関係においてのリーダー”性は抜群でも、上記の理由で”Leo/needのリーダー”は意外と適正外かもしれない。
・咲希きっかけで再び集まれたのがLeo/needという状況を見ても精神的な面での咲希の存在は大きいが、多分リーダーにすると頑張りすぎてパンクしかねないのが咲希って感じがする。
・志歩は基本的に行動力も想いの強さ・ブレなさも高いレベルで持っているが、ことLeo/needや一歌・咲希・穂波のことになると、自分の想いよりもその3人を優先してしまう節が多々ある。
・穂波は想いを汲み取る力とその想いに寄り添う力は誰よりも持っているけど、その能力の高さ故に決断力がやや鈍い(決断までに時間がかかる)傾向にある。

だから誰もがリーダーに向いていて、でも誰もリーダーに向いていない。
そういう結論に変わりました。

ただその中でも『揺れるまま、でも君は前へ』では、無限にある正しさ(優しさ)の中から1つを選び取る経験をしているし、『Little Bravers!』では”Leo/needとしての正しさ”をその場で宣言することができたのは(たまたまなのか、必然なのかは断定できないものの)穂波だった。
一歌の適正が実は高くないのかも?と思い直したところから、そういうところからの穂波リーダーは結構納得、むしろ穂波がリーダーになることで決断力面が伸びてくる可能性すらあるのかもしれないなと、今では思っているところもあります。

しかし結局現状を見ればリーダーに関してはかなりフラットな状態で誰でもいいと思うので、次回のイベントストーリーでは穂波がリーダーになるための説得力があることは期待したいなという結論の方は変わりません。
(故に動画を訂正する形ではなく、追記という形をしました。という説明をつけて追記を締めさせていただきます。)

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