プロセカ イベスト「星を目指して、ヨーソロー!」 について語りたい!!! [感想・イベントストーリーまとめ]

今回はワンダーランズ×ショウタイムのワールドリンクイベント「星を目指して、ヨーソロー!」で考察してたら、セカイの根幹的な部分にまで考察が及んだ!!?ってなことで、ストーリーをまとめつつ、好きだったところなどなど語っていこうと思います!!

ただ語るといってもなかなか難しいものがあるので、ひとまず「良かった点」と「微妙な点」、そして一部深掘りしたくなったらしてみるというような感じで進めていきます!

そして注意として、当記事は当然ながらプロセカストーリーについてガンガン触れるので、ネタバレ注意です!
ストーリー興味ないぜ!とか、ストーリー見るのちょっと億劫になってる方はぜひストーリーを全部見てからこの記事に戻ってきてください!

目次

あらすじ

それぞれの夢に向かって、修行を続けるワンダーランズ×ショウタイム。そんなある日、リン達に呼び出されセカイへ行くと、そこには今まで見たことがない場所が広がっていて——!?

公式のあらすじから引用

ストーリーまとめ

オープニング

『緊急事態』と言われて、セカイに呼ばれたワンダショの4人が目にしたものは、

新しくできたセカイ、港と、そしてそこに泊まっている船でした。

その船はとても大きく、造りもしっかりしているものの、あちこちに補修された跡があり、かなり使い込まれているようで、いろいろな場所を旅してきたことが感じられます。

そんな船の中を探索していると、海図を見つけます。

その海図には『幻の島、スターアイランドを目指して』と書かれていました。

スターを目指す司の想いに関係があるかもというところから、もっと良く地図を見ようとすると

海風が吹いて海図が飛ばされ、そしてそれはフェニックスの翼に引っかかって、そのままフェニックスは飛び去ってしまいました。

そうして、『フェニックスから地図を取り戻そう大作戦』が開始します。

類チャプター

港町を探索する一同は、

宿屋にいけばなにかわかるかもしれないというヒントをもらい、早速向かいます。

そしてそこにいたゾンビのぬいぐるみに話を聞こうとしますが、そのゾンビのぬいぐるみはみんなに怖がられているようでした。

そんなゾンビのぬいぐるみを、本当は悪いやつじゃないと語るマスター。

類はそのゾンビのぬいぐるみに話しかけにいくと、噛みつかれてしまいますが

ゾンビ流の挨拶を返しました。

そしてゾンビの『仲良くしたい』という想いを聞いた類は

ゾンビのぬいぐるみをショーに誘います。

そしてそのショーの中でゾンビに関する誤解を解き、

みんなが仲良くするきっかけとなったのでした。

そんな光景を見て”見た人が垣根を超えて繋がれるショー”を作っていきたいと、改めてそう思う類。

そしてみんなと仲良くなれたゾンビがお礼を言うのと同時に、フェニックスに詳しい奴がいるとの情報を貰ったところで、類チャプターが終わります。

寧々チャプター

情報を貰ったフェニックスに詳しい人物の元へと向かう一同でしたが、そこには大きな川があり、先に進むことができません。

するとえむが、カメの背中に乗って向こう岸まで運んでもらっている様子を見つけます。

自分たちも乗せてもらえないかと色々なカメに話しかけますが、どのカメも手が空いていないようでした。

そんな中、寧々とネネロボは川の方をじっと見ているカメを見つけ、運んでもらえないかと声をかけます。

しかしそのカメは、何か事情がありそうな様子で、断るのでした。

そのカメは、誰かを背中に乗せて運ぶことが夢であること、そして前にあった嵐で氾濫した川を見てから水に入るのが怖くなってしまったことを他のカメに聞きます。

その事情を知った寧々は、かつてショーを台無しにしてしまったことで舞台に立つのが怖くなってしまった過去を思い出し、そのカメを気にかけるのでした。

そんな寧々の様子を察して、その気持ちを伝えに行こうとルカやネネロボが言うと

寧々はそのカメに想いを伝えに行き、かつての自分の話をして、

そして憧れが勇気となったことを話し、そのカメを励まします。

そして勇気を出したカメは水に入り、

寧々を背中に乗せ、そしてトラウマに打ち勝ったのでした。

そしてそのカメに乗せてもらうことで、川を渡ることができた一同。

一連のできごとから、寧々が改めて決意を固めたところで、寧々チャプターは終わりです。

えむチャプター

フェニックスに詳しい人物の家に到着した一同。

そこにいたのは、リオンという名の、ライオンのぬいぐるみでした。

そんなリオンは本当にフェニックスに詳しく、「一説では、フェニックスはあの海図に書いてあった、幻の島スターアイランドに住んでいて、ごく稀に港の方までやってくる」ことや、「フェニックスの羽にはケガを治す力があると言われている」こと

そして「フェニックスと一緒に空を飛ぶのが夢」であることを語ってくれました。

しかしそれは叶うはずのない夢だと言うリオン。

その様子を見たえむは、かつての自分も『叶わないかも』と思っていたことを思い出していました。

それでもえむにはその夢を『諦めなくていい』と言ってくれた人たちがいたこと

そしてその夢を実現させるために一緒に考えてくれたこと

そしてその夢がたくさんかなったことをリオンに話し、

一緒に夢を現実にできるようにしようと、夢を諦めないでと、励ますのでした。

そしてそれを聞いた司たちも協力するとなって、

フェニックスに会える可能性の高い場所に行き、フェニックスにお願いしてみるという話になりました。

そんな一連のできごとを見ていたレンとメイコが、えむに対しての想いを語ったところで、えむチャプターは終わりです。

司チャプター

フェニックスが現れるかもしれない場所で見張っていたところ

ついにそのフェニックスに出会うことができました。

そしてリオンの夢である、一緒に空を飛びたいとお願いをするものの、

フェニックスには断れられてしまいます。

それでもと頼み込むと、

フェニックスは”私を捕まえることができたら言うことを聞く”という返事をします。

その言葉を聞いた司は、フェニックス捕獲作戦を開始するのでした。

フェニックスを捕まえるに当たっての障壁は、フェニックスの大きな体をどうやって捉えるかということと、フェニックスが飛び回る空までどうやっていくかということ。

そしてそれらをそれぞれ、獅子舞ロボを捕まえたときのネットと、ネネロボにスーパージャンプ機能を搭載することで解決します。

しかしそのスーパージャンプはバッテリーの消耗の激しさ故に、3回が限度であること。
そして、ネネロボがジャンプ中は他の動作が取れないため、他にネットを投げる人が必要であることから、

そのネットを投げる役をリオンと司がすることとなりました。

しかし1回目は失敗。

2回目も気持ちが焦ってしまって失敗。

気持ちがくじけてしまいそうになるリオンでしたが、

司が励ましの言葉をかけます。

それでも自信が持てず、自分を情けないというリオンに対し

それでもいいと、自分をふがいなく思う気持ちも、悔しさも、前へ進むための力になるからと、過去の経験から語る司。

そしてラストチャンスの3回目。

フェニックスは避けてしまいましたが、

司はそれでも諦めません。

ネネロボを使って更に飛び、がむしゃらに手を伸ばしました。

そして落っこちる司をみんなでキャッチ。

それでもフェニックスに届かなかったことを落ち込む2人でしたが、

その司の背中にはフェニックスの羽根がついていました。

そしてフェニックスが降りてきて、いつか本当に捕まえることができたらその時は願いを聞いてあげると言い、まだリオンにつきあってあげるようです。

そして、ワンダショ一同が求めていた地図も渡してくれました。

そして一連のできごとから、改めて自分も夢に進み続けることを覚悟した司。

そして司チャプターは終わりです。

エンディング

取り戻した地図を改めて見た一同は、その地図にはとても広い範囲が描かれており、その中には印がついている島とついていない島があることを発見します。

印がついてある島には名前も書いており、それは「ゾンビ島」「マーメイド島」「アンドロイド島」なんかもあるようで、それらは今までにワンダーランズ×ショウタイムが演じてきた演目に関係するもの。

そこからKAITOが、今の司の想いが船の形になって現れたのではないかと語ります。

しかし、ここまで一人の力で来たわけではないと思った司は、

この船は『スターを目指し、仲間とともに もっといろいろな場所を巡って成長していきたい』という司の想いから生まれたと結論づけました。

そして印のない島は、これからワンダーランズ×ショウタイムが進んでいく可能性のある場所を示していると語る類。

そんな話の後に、えむがこの船を動かしてスターアイランドに行ってみようと言い出したことから、

船に詳しいぬいぐるみに協力を仰いで、出航することにします。

しかし数時間後になっても、

船は未だ同じ場所。

何度出航しても、潮の流れが良くないことから港に押し返されてしまうのでした。

そんな現状に対し、これから司が成長していった先、スターに近づいていくことで、このセカイでの『スター』への道も開けるのではないかと語るKAITO。

その言葉でより一層気合の入った司は、船に変な名前をつけ

そして全員で気合を入れたところで、

船の近くに植物の芽を発見し、イベントストーリーはおしまいです。

描き下ろし楽曲(ユニットソング)

世界を照らすテトラッド

作詞・作曲:OSTER project 様

この曲の第一印象

ワンダショ最終回の挿入歌で流れてそう!!

ってか、ビビバスのユニットソング以外はみんな最終回とかその1話前の挿入歌で流れてそうなんだよな・・・w
そういうMVみたいなの作ってみたいけど、編集技術がないんだぁ・・・ww

そして個人的には

初めてレベル31をAPした楽曲と、非常に思い出深い曲ともなりました。

テンポこそ若干速めですが、比較的短く素直な譜面なのでなんとかAPできましたねw
再APももう何回か出してるので、ランクマでは武器曲になる可能性すらあるかな・・・?

これもAPできたから、まだ3周年以後の描き下ろし曲を全てAPするのは途切れてないぞ!!!!

そして曲名の”テトラッド”って何?って思って調べてみると、”4人組”という意味もあるようですが、おそらくここでの意味”四分染色体(減数第一分裂の前期と中期において、対合した相同染色体の4本の染色分体の束)”というものだと思います。

いやもうわかんねえよ!!!!www
すまん学がなくて・・・w

んで色々調べて勉強してみると、最終的にこの四分染色体は4つの細胞になって行くようです。

これをワンダショに重ねてみると、今は一緒にいる4人が、いずれ分かれて夢を叶えていく、大成していくことを暗示しているようでもありますね!

コロコロオンライン|コロコロコミ...
【プロセカ】進級記念ユニットソングインタビュー! "OSTER project"さんが語る"ワンダショ"と、オリジナ... ワンダショのユニットソング誕生秘話 2023年9月30日にサービス開始3周年を迎えた、セガ×Colorful PaletteのiOS/Android向けアプリ『プロジェクトセカイ カラフルステージ!...

と思ったら、上記記事内にて、4和音であることが明かされていました・・・w
頑張って調べたのに~(涙

ただまあ、描き下ろし曲の作者にストーリーの先の展開を話すことはしていないと思っているので、描き下ろし曲からストーリー展開予想は無意味だと思っています。
なんで、あくまでも今のワンダーランズ×ショウタイムに書き下ろされた曲なんだろうなって解釈ですね~。

イベントストーリーの良かった点

WLイベントの特性上、どうしても各キャラそれぞれで自分のやってきたことを振り返るというシーンが多くなるため、あまり目新しいものはなく、ストーリー的な進展もなかったのが今回のストーリーかなと思います。
逆にニーゴは一つちょっと進んだ(まふゆがりんごを捨てたくないと思えた)というのがレアケースだったんだなという感じで。

ただ大枠のストーリーではなく、それらを構成する要素であったり、入れ込まれた各キャラの言動に好きなところがあったので、それらについて語っていきます!

振り返り

今回のイベントで現れた場所の船で見つけた海図は、早々にフェニックスに盗られてしまいました。

そしてそれを追いかけるというところからストーリーが展開していくわけですが、これは

『絶体絶命!?アイランドパニック!』を想起させ、これはそれぞれが夢を叶えようとしていくと、いつかは別れが来ることを自覚した回でした。

そしてそんなフェニックスを追いかけていく中で、それぞれが今までのことを思い出し、

最後フェニックスを捕まえようとする姿は、『天の果てのフェニックスへ』で司が演じたリオや、スターの存在の遠さを噛み締めた自分とその役を重ね合わせたことが想起されました。

役名の酷似(ライオン(Lion)からの名前リオンと 役名”リオ”)と、フェニックスの性格がちょっとツンデレっぽい、青龍院櫻子っぽいところからも、これはわざとやってますねw

そして海図を取り返し、”ワンダショ4人”一緒に船を出航させようとする姿は『あたしたちのハッピーエンド』を思い出させるような、そういう自然と今までのワンダショのストーリーをなぞるかのような構成になっていたのが素晴らしいなと思いました!(勝手に思い出していただけという話はあるのかもしれないw)

いやマジで見れば見るほど『あたしたちのハッピーエンド』で、4人で活動することが続けられて良かったな!!って強く思う感じ。
Leo/needのメイストがいつまでも、なんならその過去にすらも効き続けて感動を増幅させるのと同じ感じで、これはもうしばらくずっとたまらんのですよ!!!ww

でしかも、

ニーゴもビビバスも、それぞれのチャプターでは、それぞれ一人一人で行動していたわけですが

ワンダショはもう当たり前に4人でいるの、これめっちゃエモい・・・ww

絶対そんな意図はないんだろうけど、いつか離れ離れになる4人だからこそ、できるだけ4人でいようみたいなさ!!!www

で、それが故に、今までのWLとは違ってストーリーがちゃんと連続してたというか、一つのストーリーになってたのが良かったなと思いますね!
なんか全体的に良きでした!w

そして、ワンダショの新しいセカイにあるものを予想して・・・

いや~、結構惜しかったくない!?!?www
乗り物ってところはあってたよね!

Youtubeの概要欄って後からでも変えられるから証拠能力は正直なくて悔しいんだけど、

船は予想の中に入ってたんですよ!!!!!!!

いやまあ予想の当たり外れなんて所詮自己満足なんですけど、個人的にはちょっと当たってたので嬉しかったなとw

えむの言葉

この言葉、マジでえむが言うのは重みがエグすぎる・・・!

一人ではもうどうにもならなくて一度は諦めかけた”フェニランを守る”ということを、ワンダーランズ×ショウタイムとして成し遂げたという実績があるからこその、この言葉の重さは、えむらしからぬ重さというか、このギャップにやられる感じがありますw

えむって別に前からずっとかっこいいんだよね・・・!
みんなに笑顔になって欲しいという想いは、みんなに希望を届けたいアイドルのみのりと通ずるところもあって、えむも環境が違えばアイドルとして成功してたかもしれないと思えるくらいに、そういう想いが強くてかっこいい。

でもそのえむが持つ夢には、現実的な中身も、その夢を実現するだけの力も伴っていなかったから、現実兄からは色々と反対されてしまった。
そこに中身を付け、力をもたらしてくれたのが司であり、ワンダーランズ×ショウタイムだったというところからの

この言葉はえむの言動からは想像付かないくらいの重み、仲間への信頼や誇りが詰まっていて、それに応えるように協力を申し出る司ってのもかっこよくてね、たまらんのですよ!

で、なんならこのシーンもメインストーリーをなぞっているようでもあるし、仕掛けすごいよな・・・(深読み説もあるっちゃある

で、えむに関しては、そのできごとから自分の想いを再確認するって終わり方じゃないんだよ!!!

レンとメイコがかっこいいなぁって、そうなんだよ!!!!!wwwwwww

えむの想いって、現実に負けそうになるようなことはあったけど、ストーリー通してずっと何一つ変わっていないという、めちゃくちゃに純度の高い澄んでいる想いの質っていうのがとんでもないキャラクターなんですよね!
他にここまでの質の高さを持ってるのってみのりくらいなもんで、やっぱり芯のブレない人間ってカッコいいなと再確認した感じもありましたw

そしてそんな協力を申し出た司の言葉もなかなかにヤバくて、

このリオンに寄り添うようでもあり、共に立つようでもあり、強く背中を押すようでもあるこの言葉。

それは明確に過去の経験からの言葉で、今までの”天馬司という人間が濃縮された”この言葉は、本当に力強くて最高だったなと・・・!

この絵マジで主人公すぎるでしょ、だって某異能力打ち消し右手少年が主人公の作品でもこんなシーン見たもん・・・ww

でもちょっと締まりきらないのがまた司のいいところでもあるんだよな~とか思ったりして、司マジで好きだなとw

『スクランブル・ファンフェスタ!』の時も思ったんだけど、司の言葉ってなんかすごくパワーあるんだよな・・・

理屈じゃ説明できないような、適度に肩の力が抜けつつも、どこか勇気と自信が出てくるような言葉。
きっとそれは声優さんの演技の力もあって、本当に素晴らしいキャラクターだなと、つくづく思いますw

軽いところでのいいところ

ダショミクの反応

このミクの気の抜けた「ゾンビさんだ~」ってセリフ、マジでいいよなとww
これが正しい多様性の形だよなって!!ww

ゾンビという怖いものであるにも関わらず、そういう偏見を持たずに、ただただゾンビという種族であることが分かって嬉しいだけで、別にゾンビであるかどうかはどうでもいいって感じなこのミクさんに感動したところでもありますw

類のガブ

んでそのゾンビに挨拶を返す類のイラスト、これヤバいな!!!!?!?

いや、これヤバイいわ・・・(語彙の喪失)

ネネロボ

最近は他の劇団にお邪魔したり、映画撮影に参加したりしていた都合上、ネネロボの出番が少なくて寂しかったのですが、今回見れて嬉しかったですwwwネネロボ大好きなんでwww

んでそれはそれとして、

ネネロボデストロイですなんて物騒な雰囲気もあったりするネネロボですが、カメを「カメさん」ってちゃんと”さん付け”で読んでるのが、どうにも可愛くってたまらなかったです!!!wwww

可愛いSE

そして今回のイベントを通して

ぬいぐるみたちの歩行音と思われるポワンポワン音がいっぱい聞けたのですが、これがもう可愛くて可愛くてwwww
めちゃくちゃ癒やされましたwwww

考察

と、ここから考察なのですが、久々にしっかり考察らしい考察だと思えるような内容だと思います!
ただなんかもっとうまくまとめられる気がしないでもないので、そういうひらめきがあったら都度都度加筆修正を行っていくかもしれません!!!

フェニックス

今回、船で見つけた海図を持っていってしまったのはフェニックスでした。

そしてそれは

かつて『天の果てのフェニックスへ』で、母親を救うためにフェニックスを追いかけるリオ役の役作りとして、憧れのスターを重ね合わせたものでもあります。

今回そのフェニックスの情報をくれたライオン(Lion)のぬいぐるみの”リオン”という名前もローマ字読みという安直っぽい名前でありつつ、かつての役名”リオ”を想起させるダブルミーニング的でなかなかおもしろい仕掛けをしているなと思ったりもするところですね。

そしてそのフェニックスは”スターアイランド”に住んでいることも明言されました。

つまり、ここでのフェニックスやスターアイランドは、司にとっての”スター”、言うなれば夢や目標そのものを表している、と考えられるわけです。

と、ここまでは読んでいたら普通に感じ取れる内容かと思いますが、

他3人の話はどこに???

というのが気になります。

そんな他3人の話ともとれるのが、今回新しくできたセカイである港に泊まっていた”船”
それが表しているものは、当然”ワンダーランズ×ショウタイムそのもの”で、それはストーリー内でもそのようなことが語られています。
あちこちにある補修された跡というのは、ワンダショ結成前は決して順調とは言えなかった寧々や類、おじいちゃんの好きだったフェニランが無くなってしまう危機にさらされていたえむ、圧倒的な実力を喰らった司など、4人の今までを表しているのだと思います。

「ゾンビ島」「マーメイド島」「アンドロイド島」と、その姿を見せることなく航海をしてきた船。
今まではセカイになることなく積み上げて来たものが、なぜ急にセカイとなって現れたのか。

それが、船の行き先と関係あるのではないかということです。

ここで生まれた仮説

海図には、すでに通ってきた印のある島と、これから進んでいく可能性のある印のない島があることがストーリー内で言及されましたが

その印のない島の中に、他のキャラクターのセカイがあるのではないか。

というのが今回語りたい考察の結論です。

セカイの成り立ち

今回のストーリー内では、冒頭から”司の想いから生まれたセカイ”ということが改めて話され、以後も何度か繰り返されていました。
恐らくフェニックスは司に関連するフェニックス(憧れそのもののメタファー)で、そのフェニックスが住んでいるという”スターアイランド”もそのまま司の”スターになる”という夢や目標のメタファーであることを分かりやすく表していると考えることもできるのですが、あまりにも安直な感じもするため他にも勘ぐりたくなります。w

というのも、こういったセカイの成り立ちはそれぞれのユニットで異なっており、

ワンダショのセカイである”ワンダーランドのセカイ”や、ニーゴの”誰もいないセカイ”のように、誰か1人のセカイに、他3人が出入りする形と

レオニの”教室のセカイ”ビビバスの”ストリートのセカイ”モモジャンの”ステージのセカイ”のように、4人の想いがセカイとなったものがあるわけです。

しかし

”最高のイベントをやりたいという想いを持った4人でできたストリートのセカイ”と言うのは実はおかしいんですよ。

だってこはねは最初、イベントの存在すら知らなかったんですから。

そしてこの矛盾も包含できるようにセカイの成立の解釈をし直すと、

”現在でも将来的でも、どこかで同じような強い想いを持つことになる人が4人(ないしある一定以上の数)いるとセカイができる”

ということになります。

仮にこの解釈を正しいと仮定した場合、すべてのユニットのセカイは4人の想いでできたセカイと解釈できるようになるので、まふゆのセカイしか見れていないニーゴと、司のセカイしか見れていないワンダショは、それぞれ他3人の想いのセカイもどこかに存在していることになるなんです。

KAITOが「このセカイは司くんの『世界中の人々を笑顔にできるようなスターになりたい』という想いでできている」と語る割に、新しくできたセカイに関しては何でできたか分かっていないことを見ると、別にバチャシンたちにはそのセカイの成り立ち、その全てが分かるわけではないことが分かります。
つまり、今いる”ワンダーランドのセカイ”は司の想いでできたので合ってるかもしれないけど、それと同一空間上に存在しえるセカイに関しては確定的ではないと言ってもいいのかなと。

そしてその他キャラクターのセカイが、今回現れた船の行先、そしてニーゴのWLイベで出現した扉の先なのではないかというのが、今回思いついた仮説です!!!!

補足

セカイの成り立ちの違いに関して、レオニやモモジャンやビビバスは、”ユニットとして”目指す夢や目標があり、ワンダショやニーゴは、それぞれが見ている方向は多少違う中で一緒にいるという部分に違いがあり、それがセカイの構築に現れていると解釈するのが自然です。

だからこそ、その最初のセカイを生み出したキャラクターが大きく動こうとしている今、そのキャラとの関わりの中でそれぞれのキャラの想いも強まっているので、司やまふゆのセカイ以外のセカイが出てきても不思議ではないと思うという話でもあります。

また4人それぞれが多少異なっている2ユニットのワンダショとニーゴも、ワンダショはショーへの想いニーゴは自分の価値という点で想いを持っているという解釈をすれば、そういった同種の想いからセカイが構築されたが、それぞれ若干異なっていることに加えて最初の一人の想いが強すぎたが故にそのセカイのみしか可視化できなかったのが現在までの状況と解釈できるかな、という考えです。

そもそもどうしてまふゆのセカイに3人だけが出入りできるのかも、”そもそも4人のセカイだから”という話ならとても納得できる話ですよね。

他のキャラクターのセカイ

今回登場したこの”船”はワンダショそのもののメタファーというのはストーリー内で出ている通り。

であれば、このワンダショというユニットで活動していくこと(=乗船すること)で、えむや類や寧々の想いも強くなってセカイが生まれる(=その島にいけるようになる)というのは、この船が今まで通ってきた島からしても、かなり自然なのではないでしょうか!?!?

さらに、作内で語られた『スターを目指し、仲間とともに もっといろいろな場所を巡って成長していきたい』という司の想い。
その仲間とは永久に一緒にいるとは限らないことは今までにも明かされているわけですが、その巡った後に、それぞれがそれぞれの場所で活躍するようになったとしても、この船(ワンダーランズ×ショウタイム)でまた同じ一つのセカイに集まれるみたいな展開激アツじゃない!?どう!?www
え、ワンピース読んだほうが良かったりする・・・?

またニーゴのWLリンクイベントで現れた扉に関しても、まふゆが誰もいないセカイに閉じこもっていた中で、3人だけはこのセカイに出入りできたとメイコが言っている通り、そうやってまふゆと接触し、今度はまふゆがその扉を開けて外に出ていくような能動性を手に入れた(≒自分を見つけた)時に、奏や瑞希あたりは想いにすごく強く影響がありそうなので、そういう点から他キャラクターのセカイに行くというビジョンも見えなくはないかなと・・・!

どうでしょう!!?!?www

他のセカイ

そしてそんな”他のキャラクターのセカイ”の仮説を思いついたときに気づいたんですけど、今のセカイって、絶対そのままなわけないんですよね。

レオニだったら、いつか学生ではなくなって教室からは出なくてはいけないし

ビビバスだったら、世界を獲るためにはいつまでもストリートにはいられないし

ワンダショだったら、ワンダーだけじゃない、もっと色々なジャンルのものに触れていかなくてはいけないし

ニーゴだったら、いつまでも誰もいないセカイに居続けるわけにはいかなくて

モモジャンもステージから希望を届けるという原点は忘れずとも、その活躍の場はステージだけに留まるわけじゃない。

だから5ユニットとも、どっかのタイミングで新しいセカイができるはずではあったんだなと。

ただそんな新しいセカイも”想いからできる”というものである以上、無関係には発生し得ないし、ストーリー制作上作り出せない。

だからワンダショは別キャラクターのセカイに繋げるために、海という隔たりの先に島という形で新たなセカイを提示し、

ニーゴは湖の上に突如現れたドア、普通なら意味のない、開けたところでそのドアの裏側が見えるはずなだけのドアを出し、どこでもドア的な異空間へ繋げる形で新たなセカイを提示できるようにした。

対して、ビビバスは壁を壊したら新たな空間(セカイ?)に繋がるような地続きで広がるような提示のされ方でした。
そしてきっとレオニもモモジャンもそうなのではないかと思います。

ワンダショとニーゴは、セカイ増設型
ビビバスとレオニとモモジャンはセカイ拡張型

なのではないか、という仮説も合わせて提唱しておこうかなと思います!!!!!

となるとウィッシュツリーと思われる植物の芽は・・・

となるとビビバスのWLイベントのときに考察として出した「ウィッシュツリーが育つことで新たなセカイが生まれるのではないか」という予想をしていたのですが、今回出した仮説とは矛盾してしまいます。

だってウィッシュツリーが育たずとも、もう新しいセカイは存在しているというのが今回の仮説ですから・・・

となると、この言葉に続くのは、やはりセカイの超越(ほかユニットとのセカイを超えた交流)くらいしか思いつかねー!って感じで、こっちの仮説が弱まってしまったことも、合わせて記しておきますw(黙っておくのは卑怯な気がしたのでw)

動画で喋っているうちに発展した論

上記の動画を撮影しながら喋っていた時に、一つ論が進んだような気がしたので追記します!

過去のイベント『セカイに響け Your Song』にて、それぞれのセカイのバチャシンと、真ミクさんたちが別のセカイで出会うというイベントがありました。

そしてそれは真ミクさんたちからしても知らない場所のようで、普段真ミクさんたちのいる”セカイの狭間”とは違う場所のようです。

つまりこのウィッシュツリーが育った後には、この時にできたセカイだったり『セカイの桜、つながる想い』であったようなセカイだったりで、真ミクさんたちとそれぞれのセカイとが繋がれるのではないか。

そして、その間となるセカイが自由に使えるならば、かつてから予想している”セカイを超えての交流(レオニとニーゴが同じセカイの中で出会う)”ようなイベントが起こるのではないかという予想にたどり着き、しかもそれなりに有り得そうで、結構いい論なんじゃないかって思っていたりします!!!!

イベントストーリーの微妙な点(というか、気になった点)

類チャプター

このゾンビのぬいぐるみを助けてあげる類チャプターだけど、自分はどうにもこの話には引っかかるというか、すっきりしないんですよね。

っていうのも

ゾンビの噛みつくというのは、ゾンビの住む場所では挨拶かもしれないけど、多くの人にとってはそうではなく攻撃性のある行動なわけです。
それを外の島に出てきたゾンビが、自分の行動を顧みることなくそのままやり続けて、そしてそこからひねくれてって、自業自得すぎるじゃねえかと・・・

郷に入っては郷に従えって知ってるか?と。

でこれに関して類は、安全面には配慮をし、それをまず自分で実践して見せるという努力はちゃんとしている描写がなされていました。

『この祭に 夕闇色も』でも、強風の中での動作確認も自分でやるという、結構ちゃんと自分を通すために相手に歩み寄ることはしてるんですよね類は。

これをさもゾンビと類を同じと言わんばかりのストーリー展開は、ちょっと首をかしげるというか、なんか違くねえか?と思ってしまうところがありました。

まあただこのぬいぐるみが怖がられるに至った詳細なエピソードが語られているわけじゃないので、微妙に解釈を間違えている可能性もあり、これは本当に気になったところ程度な感じで。

正直・・・

これはワンダショに限らず、今までのWLイベント、そしてこれからのWLイベントすべてに言えるようなことだと思うんですけど・・・

正直類と寧々のストーリーがちょっとだけ面白くない!!!!

だって過去を振り返るための何かしらが起きて、それが解決して、って工程は今までにも類と寧々は結構やったくだりなのに、今回に関してはたった2話で終わらせるから、内容がめちゃくちゃ浅い!!!!!
その2キャラの過去を振り返るのはその程度では終わらせられねえんだよ!!!ってのが正直な感想だったりしますww

逆に司とえむはちょっとおもしろかったなと思いますね。
えむはみんなを笑顔にしたいという気持ちはあっても、誰か特定の人を直接励まして協力するようなことはあまりなかったと思いますし、基本的には自分との向き合いが多かった司がここまで明確に周りの人以外の助けになろうとする感じの熱さは、地味に今まででは見られなかったように思うので、かなり楽しかったストーリーでした!w

今後のWLイベントの予想し直し

上記の記事内で、レオニに新しく現れるのは”校庭”と”門”、モモジャンに現れるのは”家”や”窓”や”蔦”なんて予想をしていたのですが、

レオニの教室のセカイに関して、こんな記述を見つけました。

前述した予想というのは、レオニのセカイである教室のセカイは、そもそも校舎の外に出ることができていないことを前提に立てたもので、上記の画像からルカは校舎の裏を確認したということが分かったため、それが崩れた可能性があります。(ただし上の階から見下ろす形で確認した可能性もある)

ですので改めて動画内で喋りながら考察を進めました。

そして辿り着いたのが

残り3ユニットにおいては、遮るものが登場するのではない

という仮説です。

根拠

今回のワンダショのWLイベントをもって、半分が終わったことになります。

残る3つはモモジャンとレオニとバチャシンということになるわけですが、

バチャシンのセカイを遮るって・・・?

ってなりませんか?
だってそもそもバチャシンにはセカイという空間が与えられていませんから。

それよりも我々プレイヤーに投げかけるような、「セカイのあの子達を見守る想いが、ウィッシュツリーとして現れたみたい」みたいなセリフで双葉の説明がされることはありえそうかなとは思いますけど、遮るものの出現は意味が分からなすぎるんです。

ということは、このバチャシンWLイベントに向かうにあたって後半3つはまた違うテイストで、遮るものの登場はないのではないか、という考えに至りました。

また、レオニの目標である「心に響く音楽」や、モモジャンの「アイドルとして希望を届ける」というものは、ニーゴやビビバスやワンダショといった”最終的にどうなるのか”という明確な目標という感じではなく、どちらかというと継続目標、こういうことを”やり続けていく”という話に見えるのです。

つまり”遮る”というよりは、”育てる”という言葉のほうがしっくりくる。

そのことから、植物モチーフのモモジャンに双葉が2つでき、そして2週目のWLイベントの1発目でモモジャンの双葉の片方が育ちきり、「じゃあもう一つは何なんだろう?」というところから、双葉の謎を解いていくようなWLイベント2週目が進展していくなんて面白いんじゃないかと思いました。

そしてこの予想し直しのきっかけとなった、肝心のレオニの予想に関して、

そもそも”門”という遮るものに固執していたから、”学校にあっておかしくないもの”という狭い範囲の中から考えていたから”校庭”という安直なものしか出なかったわけですが、今立てた仮説が正しいとすると、学校に縛られずに考えることができる、つまり学校から出れるんです。

そうなったら・・・

いやそしたら今度は選択肢が無限になって分からねえええ!!!!wwwww

となってしまいましたw

なのでまあ一つだけ予想として挙げるならば、できるものは”CDショップ”で、心に響く音楽を作ったり演奏したりする毎にCDが一つできていって、そのショップを埋めていくのが目標となっていく、みたいなストーリー展開ですかねぇ・・・

自信はないですけど、まあこういう予想にしておきます!

まとめ

マジで今更なんだけどさ、本編に出てきた「フェニックスの羽根にはケガを治す力がある」っていうの、回収されてなくね?って思ったんだけど、それはサイストの話だったりするのかな、どうなんだろう・・・

今回のイベントストーリーでは、”風速13m/s”とか”110デシベル”とか”ペガサススペシャルデラックスワンダー号”とか、そこまで意味のある感じのしない単語が出てきて嬉しかったですw
なんかこういう絶対に必要じゃない情報があるの好きなんだよね、『ドタバタ cafe ●REC!!』でライザー☆風神がイチゴパフェチョコモランマ盛りを10個注文してたみたいな、そういうやつwww

んでストーリーの内容も、そこそこいい感じに今までを振り返れてよかったかなとも思います。
そしてワンダーランズ×ショウタイムの今後、スターアイランドにはいつたどり着くのか、そしてその他の印の付いてない島はどうなるのか、自分の考察・予想は当たるのか、などなど楽しみなことづくめのストーリーとなりました!

と、もうこのワンダショのWLイベが終わったことで、ちょうど半分のWLイベントが終わったことになるわけですが、今回の考察でレオニとモモジャンはある程度、勝手にビジョンが見えたような気がしていますw
ただバチャシンのWLイベントは何がどうなるのかマジのガチで全くさっぱりテンで分からんので、めちゃくちゃ楽しみだったりしますね!!w

という今後にある楽しみをたくさん語ったところで、これからもプロセカを楽しみながらそれらを待っていようと思います!!!ってな感じで今回はおしまい!!

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