今回はワンダーランズ×ショウタイムのイベントストーリー「お縄を頂戴!?天馬捕物帳」に見たキレイな伏線が良かった!ってなことで、ストーリーをまとめつつ、好きだったところなどなど語っていこうと思います!!
ただ語るといってもなかなか難しいものがあるので、ひとまず「良かった点」と「微妙な点」、そして一部深掘りしたくなったらしてみるというような感じで進めていきます!
そして注意として、当記事は当然ながらプロセカストーリーについてガンガン触れるので、ネタバレ注意です!
ストーリー興味ないぜ!とか、ストーリー見るのちょっと億劫になってる方はぜひストーリーを全部見てからこの記事に戻ってきてください!
あらすじ
三日月組での公演のため、時代劇村にやってきた司達。鬼島のアドバイスを受け、一段階上の体作りをして本番に臨む司だったが、時代劇村で盗難が起き、公演が一時中止に!更に、そんな司の前に怪しい忍者の影が!?
公式のあらすじから引用
描き下ろし楽曲
作詞・作曲: 様
ストーリーまとめ
前回のイベントから修行としてお世話になっている三日月組、そして次の公演に一緒に出るためのテストを無事クリアしたワンダーランズ×ショウタイムがやってきたのは、
江戸時代の町並みを再現した『日織時代劇村』。
そこで行う芝居の演目である『銀之介捕物帳』内での重要な役を任されたことから司はかなり気合を入れており、日々の鍛錬にも一層気合が入っていました。
しかし、役作りの中で思いついた”壁登り”という役ならではの動きの練習は実を結ぶことなく、本番の日を迎えてしまったことを落ち込んでいる様子です。
それでもワンダショの4人と三日月組とで行うのは、舞台ではなく路上で行う誰でも見ることができる芝居で、それは三日月組の名を多くの人に知ってもらうチャンス。
三日月組に報いるためにと改めて気合を入れ直した司でした。
が、この時代劇村内で複数の盗難の被害が発生してしまっていることから、公演内容は相応しくないという判断となり、公演が一時中止となってしまいます。
そんな状況の中、司はその犯人とバッタリ遭遇。
そして逃げる泥棒を司は追いかけますが
あとちょっとのところで、その泥棒は壁を登って逃げていってしまいます。
そこに合流した三日月組の座長である鬼島大吾は、自身を不甲斐なく思って落ち込んでいる司の様子を見かねて
司におにぎりを買ってきて、一緒に食べるのでした。
そして鬼島が話したのは、自身がかつてレスリングの選手であったこと。
しかし、怪我が原因で選手の道を諦めざるを得なくなったこと。
そんな中出会ったのが芝居というもので、”物語と役の想いを表現するために体を使う”ということに感動したこと。
それでも、今までレスリング一筋だったことから、演技の面でとても苦しい道を歩んできたこと。
そういった自身の経験から、”イメージ近づく”ということの難しさに共感を示した上で、
それでも進み続けていくしかないと、司を鼓舞し、
さらに、具体的な技術についてのアドバイスも司に授けてくれました。
そんな話が終わったのも束の間、例の泥棒が2人の方に向かってきているとの連絡が入り、
司が一策を講じます。
泥棒を追っていたえむ・寧々・類の3人と、鬼島とで挟み撃ち。
そして再び壁を登って逃げようとする泥棒を
司も壁を登ることで追いかけ、
泥棒にタックル。
そして落っこちる2人を、鬼島が持ってきた稲わらで無事着地させて、そのまま泥棒も捕まえることができました。
そして再開した三日月組との路上公演では、司ができるようになった”壁登り”もやらせてもらい、
無事最後の公演も終わりを迎えました。
そしてそれは同時に、三日月組での修行期間も終わりということ。
お互いにいい影響を与え合ったこの修行期間を
お別れのハグで締めくくったワンダーランズ×ショウタイムは、
次に向かう最後の劇団、『森ノ宮歌劇団』での修行に向けて気合を入れたところで、今回のストーリーはおしまいです!
イベントストーリーの良かった点
前回イベントがRAD WEEKEND超えの内容で、前々回もニーゴのまふゆ関連にフォーカスが当たっていたことから、良くも悪くもハイカロリー気味なイベントが2つ続いたところからの今回、非常にポップな感じで楽しめたのが良かったというのが第一印象ですw
そんな今回のイベント、ストーリーとしての大きな進展というものがあったわけではない内容だったと思いますが、好きなところがたくさんあったので、それらについて語っていこうと思います!
治安
今までプロセカの中で起きた治安が悪いというか、あまり良くない事件といったら、まずはビビバスのみたこー妨害事件。
そしてLeo/needの穂波の同級生問題。
そして『Live with memories』での何かの強引気味な勧誘くらいかなと思うんですけど、
今回明確に”窃盗”という、もうガッツリ言い逃れできない犯罪行為が出てきたことにちょっと驚きましたw
まあホントにただ驚いたというだけで、それ以外ないんですけど・・・wwww
普段米花町で起きる数々の殺人事件を解決する作品を見ている身としては、窃盗ごときじゃ揺らがないのさ(いや意味わからん)
これ以上の事件がプロセカ内で起こらないように祈っておくくらいはしますかww
ぐっもーニンニン忍法おはようの術~☆(ニンニンの動きも、4人ともかわいい)
そしてイベントストーリーいきなり冒頭、あまりに可愛い生き物が画面に現れてビックリ。www
なんだこれ可愛すぎるだろ。
そして2話では4人のニンニンポーズ、なんとも癒やされるポーズですっごい良かったですね~ww
でもこの動きが使われることはもう二度とない気がする・・・www
セリフのワードセンス
この「司が、なんか必死で行ったり来たりしてる!?」っていうワードセンスが好きすぎる!!!www
もうここめっちゃ笑いましたwww
”行ったり来たり”というワードが”困惑”とか”悩み”みたいなのに関連してくるワードなのに、”必死”っていう真逆のイメージ感の言葉が付いてしまっている、でも司だとその真逆感のある表現がピッタリになりすぎるという面白さ!w
またこれが少し馬鹿にするような言葉っぽくもあるのが寧々の言葉としてハマっていて、この1文を作り出したセンスがあまりに自分好みすぎて良かったですw
また別の危機的なシーンにおいても、えむの発した”フワフワしたのいっぱい担いで走ってきた!”という、”ふわふわ”とか”いっぱい”とか、司は結構ヤバそうなのに、語感があまりにも緩いというギャップがとても面白かったですw
それまでは司がついに壁登りを成功させるという見せ場があって、少しシリアスっぽくもアツい雰囲気が漂っていたのに、このセリフ一つで一気にいつものわんぱくな感じのワンダショの空気感に戻り、非常にポップに楽しめたような気がします。
もしこの一連の流れの中からえむのセリフを抜いたら、おそらくもっとシリアスに、そしてインパクトのある感動シーンっぽくなっていたように思いますが、その感動を起こせるほどのストーリー内の積み重ねは存在していないので見ている側との温度感の差が生まれてしまって、司の壁登りが成功させたシーンが非常にチープに見えるようなことになっていた気がします。
それをあえてポップにまとめあげることで、適切な温度感のまま司の成長を描き切り、ストーリー全体の空気感のバランスを良くしているのかなと。
やっぱりワンダショはショーがテーマなこともあってか、”空気感の自然さ”、”温度感や表現の納得度の高さ”というものがほかユニットと比べても頭ひとつ抜けていると思っていましたが、こういう言葉ひとつひとつからもそういったことが感じられて、非常に良かったな~と思う部分でもありました。
傷があることに・・・
そしてこれも・・・
傷があることに”きづ”いたって・・・
またまた~wwwwwww(なにその反応)(てか別に狙ってねーよ)
表現の幅
一つ前のイベント『OVER RAD SQUAD!!』で出てきたドアップの表現。
それが今回の司でも出てきたのは笑ってしまいましたwww
これ絶対ドアップ使えるようになったから使ってみただけのやつだろ!!!!!!www
そしてドヨーンとした司2連続www
普段うるさい分、落ち込んでても違和感があるから存在感が出てしまうって感じというのか、落ち込んでてもなんかうるさい司というのが最高の形で表現されていてめっちゃ笑いましたwww
また、ドアップだったり、ドヨーンだったり、同じ表現の乱発って基本的には飽き飽きしてしまうし、制作時の意図みたいなのが透けて見えるから好きではないんですけど、ワンダショはコメディチックなこともあってこういう雑な表現を乱発することすらボケに昇華できてしまうのは強みだなと思いますwww
先ほど挙げたニンニンポーズとか、
今挙げたドアップとメラメラ、
そして司の開脚の時のSEと、
司の飛んだ時のポーズ。
前回の『OVER RAD SQUAD!!』の時にも、演出に様々工夫が見られるという話をしましたが、今回でもそういう表現の幅を広げようとしているものが見ることができて楽しかったです!
プロセカという、表現方法がかなり制限された媒体の中でもより楽しいものを作ろうと頑張ってくれてる感じが嬉しいですね~!
そして、そんなストーリーが無料で読めるのやべーよ。みんなも読んでくれよな!!
喫茶店の店員とか茶屋の娘とか、寧々この感じ似合いすぎ
『君が主役の物語を』では喫茶店の店員を演じていた寧々ですが、今回は茶屋の娘を演じていました。
なんというか・・・
ハマり役すぎる!!!!!!
寧々というキャラクターの性格とかはさておいて、声質とか喋り方とか見た目からなのかは分からないけど、喫茶店とか茶屋みたいな一息付く場所にすごく合っている感じがします!
図書館の司書役とか、古書店の店員役とか、公園で子供が遊んでいるのをベンチに座って優しい顔で眺めているママ役とかでもいいぞ!!!!!!(なんか想像が具体的すぎてキモい)
えむの演技が相変わらず好き(もう多分それはえむが好き)
今回もそれぞれ演技している4人が見れたわけですけど、相変わらずえむの演技が好きすぎる!!!!
ホンット申し訳ないけど、これ毎回言うわ!wwww
特にサイストで見れた、ワンダショが注意喚起も兼ねてやったショーのえむが可愛くて可愛くて!!!ww
えむマジで癒やし要素高くていいよな、癒やしキャラがとにかく好きなんじゃよワシは・・・w
ルカのイラストかわいい、えむのイラストかわいいけど怖くもある
そしてそんな可愛いえむもガッツリ写っているこのイラスト!
可愛い~!!!!!
えむもルカも可愛すぎて、無限に見てられますね・・・
恒常だし、いつか当たってくれ~
またイベント交換所で交換できる星3のえむの特訓後イラスト、パッと見なんかすごい怖い表情に見えたのは自分だけですかね?
『close game/OFFLINE』の時のえむほどがっつりじゃないけど、なんかヤンデレ味というか、ハイライト消えた目感があってちょっと怖かった・・・
でもよく見たらすごい可愛くて、なつもんに出てくる座敷わらしを思い出す可愛さでしたw
でもやっぱりちょっと怖くも見える・・・
泥棒さん
そんなえむが「泥棒”さん”」って、さん付けで呼んでるの良すぎない!!?!ww
上品さというか、お嬢様感というか、えむの分け隔てないものの見方というか、そういうのがすごい現れていて、こういうところもえむが好きな理由です!
また”泥棒”というガッツリ犯罪者が出てきたのにもかかわらず非常にポップに楽しめたというのは、こういう優しい表現があったおかげかもしれなくて、えむやっぱすげえよ!って感じです!ww
えむいいよな~!!
えむの提案
そして今回、そんなえむから出た提案が
注意喚起を兼ねた芝居をすること。
類からも”えむらしい”という評価を作内でしているわけだから、別にいちいち取り上げて語るほどのものではないのかもしれませんが、やはりここはすっごい良かったから言いたい!!!!!ww
「笑顔が失われないように早く捕まえよう!」というのではなく、今そこにある笑顔を諦めずに守るための行動を考える。
これはまさにメインストーリーで司が言ったようなことと同じメンタリティであり、えむはそこに惹かれたのかなと思ったりもするけど、まあそれは今さらなので・・・w
そしてえむが提案した方法自体も、テーマパークの雰囲気を損なうことなくさらにもっと楽しんでもらえるような形のもの。
今そこにある笑顔を守るための方法が見つからなかった『スマイルオブドリーマー』ぐらいの頃から、今回では瞬間的にその具体的方法を提案できるにまで成長したという表現にも取れて、めっちゃくちゃいいシーンだったなという風に思います、本当にここはしみじみ噛みしめるような良さがあったかなと思います!!
待て待て天馬
ストーリー中に出てきた、まてま天馬。
ありがとうございます。ww
地獄に落ちてもらうぞ!
あと、ここかっこよすぎな!!!!
人生で一度は言ってみたいセリフといって過言ではないかもしれない・・・
司たちは高校生
プロセカって現実世界の3年で1年進んだだけですし、声優さんは当然大人、その中でも特にワンダショは高校生らしからぬ活動というか、もうずいぶん大きなところでの活躍をしているが故に高校生であることを忘れがちで、
それをこのシーンで思い出させられました。
今まで司たちを”高校生”として扱ってくる人たちは少なく、ちゃんと”一人のキャスト・演出家”として見てくれる人たちばかりだったということでもあるわけですが、逆にそれを思い出させるようなことを言ったこの鬼島という人間の”ワンダショ4人を預かっているという責任感”とか”包容力の高さ”みたいなものの表現にもなっているような気がして良かったです。
芝居と言ってのける司の大物感
そしてその司たちは”まだ高校生だ”と思い出させるのは
このシーンにも効いてくる。
まだ高校生ながら、今起きた現実の捕物を芝居だったと言い切ってしまうこの大物感、こりゃスターだわ・・・
鬼島の人間的な表現だと思ったくらいに、とても自然な形で高校生であることを再認識させる描写を伏線とし、それが最後のシーンで回収されるという構造。
最近よくある”違和感”を紛れ込ませるだけの安い伏線とは違う、本物の伏線をまさかプロセカで見れるとは思ってなくて、かなり感動しました・・・!(プロセカって分かり易さ第一だと思ってたから、ちゃんとした意味での伏線は使われないと思ってた)
脳筋っぽい鬼島のケアの仕方がメンタル→技術なのがすごいいい
鬼島が少し凹んでいる司に声をかけた時、技術だけ教えて”できるようになる”で解決するのではなく、メンタルの部分をケアしてから技術を教えるという、脳筋っぽい雰囲気とは真逆の優しさ溢れるものだったのも良かったですね~!
鬼島が衝撃を受けたのは”体”だった
そしてそんな鬼島が元々レスリングの選手であったということが今回明かされました。
そして、芝居に出ている役者の体を見て、感動したことが語られていました。
これが非常に面白いなと。
ワンダショ4人のように「ショーって面白い!」みたいな、芝居そのものに衝撃を受けるのが一般的というか、話としても分かりやすいと思うのですが、この鬼島は”体”の方に衝撃を受け、その”体を使う”というのを目標に芝居を始めたことが語られています。
そしてそれは”今まで自分が経験してきたもののフィルターから物事を見た”ということなわけです。
そのフィルターがあるからこそ他人とは少し違う視点が持てたりするわけで、レスリングの経験から”役者の体”というところに意識が向いていたこのキャラクターの見方は面白いなと思いました。
ただ逆に言えば、そこに意識がなければ目の前にある素晴らしいものに気付けないかもしれないということでもあって、それは非常に恐ろしいことだなと感じます。
だから、色々なものの素晴らしさをできるだけ逃さないよう、経験を積んだり知識を積んだりしながら日々を過ごしていかねばならないと身が引き締まったエピソードでしたね・・・
イベントストーリーの微妙な点(というか、気になった点)
今までの司を振り返ってみると、
トルペであれば、今までの自分との共通点を探し出すことで成長のきっかけとし、
リオであれば、同じような気持ちになれるように自ら体験をしに行くことで成長のきっかけとし、
編集者の中山の時であれば、その役を主人公として捉えて物語を創造することで成長のきっかけとし、
そして今回は、偶然芝居の内容と同じような状況に遭遇したことで成長のきっかけとしたわけですが・・・
これまだパターン残ってる?
ってちょっとだけ心配になりましたw
めっちゃくちゃ余計なお世話なんですけど、司は”芝居全体を見せるという役割を蔑ろにしてしまった”という『君が主役の物語を』の最後で明かされた課題が残っていますし、それに限らず司の成長はまだまだ続くはずです。
その成長を、今までと同じようなパターンで見せるということは、どうしてもそこと比較してしまうようなことにもなるわけで、結構難しいストーリー作りになりそうだな・・・って、マジで余計なお節介すぎるけど、そんなことを思ってしまいましたw
まあワンダショのストーリーは、他ユニットのストーリーと比べても頭一つ抜けて面白いですし、杞憂に終わると思うんですけどね。
むしろ、この心配をどうひっくり返してくれるのかということが楽しみですらあって、これからの司とそのストーリーにはより目が離せないなと思うばかりです!
まとめ
過去に予想した、3つの劇団がそれぞれ”心・技・体”に対応してるのではないかというのが、今回の8話のタイトルで違うんだろうなということが確定してしまい、少し恥ずかしい気持ちになっていますw
なかなかいい予想だと思ったんだけどな~w
でも確かにそう言われれば、鬼島も認めたくらいに、心という面では誰にも負けないものを持っているのがこのワンダーランズ×ショウタイムだから、そりゃ間違ってるか!!!w
ワンダショ最強!!!!!!
と、まあそんなことはさておいて、今回のストーリーではついに三日月組とお別れをし、最後の劇団に行くことになったワンダショ。
ビビバスがストーリーに一区切りついたことで、他のユニットでもその区切りが近いであろうことが推測されますが、本当に終わりが近づいているようでとても寂しい気持ちが今からヤバいです、これ終わる時耐えられるのかな・・・
そしてさらに、次のイベントはついに最推しユニットであるレオニのWLイベントがやってきますね!
一歌チャプターでランをするかどうか決めかねておりますが、多分やらないかな・・・
シンプルに元気と気力と金がない!!!!wwww
自分がしたWLイベントの考察の結果が見れるので、かなり楽しみでありますし、ワンダショの次のイベントも楽しみですし、楽しみがなくならないプロセカをこれからも楽しんでいきますよ~!
コメントお待ちしております!