プロセカ イベスト「Unfading wishing」 の、自然に不自然を生み出したストーリー運びがスゴい!!? [感想・イベントストーリーまとめ]

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混合イベントである「Unfading wishing」で自然に不自然を生み出したストーリー運びがスゴい!!?ってなことで、ストーリーについてまとめつつ、好きなところや良かったところなどなど語っていこうと思います!!

ただ語るといってもなかなか難しいものがあるので、ひとまず「良かった点」と「微妙な点」、そして一部深掘りしたくなったらしてみるというような感じで進めていきます!

そして注意として、当記事は当然ながらプロセカストーリーについてガンガン触れるので、ネタバレ注意です!
ストーリー興味ないぜ!とか、ストーリー見るのちょっと億劫になってる方はぜひストーリーを全部見てからこの記事に戻ってきてください!

目次

あらすじ

アメリカ行きが目前に迫り、練習にも力が入る彰人。久しぶりの休みということで元日に出かけた彰人だが、そこでとある人物と偶然会うことになり……?

公式のあらすじから引用
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イベントストーリーまとめ

大晦日を迎えてセカイで打ち上げをするVivid BAD SQUADの4人とミクたちは、お正月の過ごし方の話題で盛り上がっており、

かつてのお正月でのリベンジを果たすべくレンとリンが羽根つきに燃えていました。

そんな中で”スポーツ羽根つき”の話題を出した冬弥は、

翌日の初詣の後、ショッピングモールの近くのカフェのパンケーキが食べたい彰人と一緒に、スポーツ用品店を見てくると言うのでした。

そして翌日に初詣に行った彰人と冬弥は、その足でパンケーキ屋へと向かうのですが、

なんとそこにいたのは彰人の姉である絵名と、その親友の愛莉でした。

お店に並んでいる間4人で雑談をしていると、

例のスポーツ羽根つきの話になり、

アイドル活動の配信のネタ探しをしていた愛莉がそれに興味を持って、

パンケーキを食べたあと、一緒にショッピングモールに行くことになります。

またそんな愛莉と彰人の間には、愛莉の親友であり彰人の姉でもある絵名に関係した一つの思い出がありました。

それは、かつての中学の頃に、進路のことで色々あった絵名の様子に勘づいた愛莉が、

親友である絵名をとても心配していたものの直接話してくれることはなくて、しかも自身のアイドル活動が忙しいためそばにいてあげることもできないという歯がゆい想いをしている中、

その想いを彰人に託したというもの。

また彰人から見れば、もう何言っても無駄だと諦めてしまう寸前のタイミングで、

姉の絵名を想ってくれる人がいることに力をもらったという思い出でもありました。

そして、パンケーキ後のスポーツ羽根つきの買い物も済ませた後、

絵名と冬弥がショッピングモールでクレーンゲームをする流れになり、

飲み物を買いに行った彰人と愛莉が二人になったタイミングで

そんな過去のことに関して、お互いに感謝を伝え合いました。

この場にはいないながらもここまで想われている絵名の話なんかもあがりながら、

お互いの目指すもの、彰人は”世界”、愛莉は”アイドル”としての健闘を願い合う二人。

そしてその後に、スポーツ羽根つきを近くの公園でやることになり、

彰人と愛莉は息ぴったりなチームワークを発揮したりもしたのでした。

そうして家に帰ってきた彰人が、今日一日を不思議な正月だったと振り返っていると、絵名が部屋にやってきます。

その要件は、これから世界を目指す彰人への餞別として、レザーのパスポートケースのプレゼントで、

あわせて励ましの言葉も贈られます。

そして、そんな今日一日を「なんだかんだいい一年のスタートだったかもしれない」と改めて彰人は振り返ったのでした。

翌日、セカイでスポーツ羽根つきを楽しんだみんなと、

自分たちの夢を近くで応援してくれる人の存在に力を貰って、これからも前に進み続ける決意を強めたところで、今回の話はおしまいです!

イベントストーリーの良かった点

イベントタイトルの意味

今回のイベントタイトルである『Unfading wishing』。

その意味は、直訳すると”色褪せない願い”ですが、ここでは”色褪せない祈り””色褪せない(相手を)想いやる気持ち”的なニュアンスが含まれているという解釈が自然かなと思います。

愛莉から絵名へ、愛莉から彰人へ
そして彰人から絵名へ
また、絵名から彰人へ

過去から現在で色々なことが変わっている中でも、それぞれがそれぞれを想いやる気持ちは色褪せていないというのが今回のイベントストーリーだったかなと。

また海外に向かうその前日譚的な内容でありそうな今回は、彰人の”世界に繋がる夢(音楽)”という視点で見たときにも、一度は燃え尽きてしまったような状態にもなった”彰人の今の気持ち(色褪せない願い的な気持ちを表す言葉としても”Unfading wishing”はピッタリで、色々な想いが込められていそうなオシャレなタイトルで良いなと思います。

『また、木の葉の色づく頃に』から続く姉弟イベ

また今回は5つ前のイベントである『また、木の葉の色づく頃に』から続くようでもある姉弟イベント的なものであり、今ストーリー内でも兄弟姉妹に関する言及が、ストーリー上における主要キャラであった彰人・絵名・愛莉の3人に存在していました。
そして当然、その中でも東雲家編的な側面が強かったイベントだったかなと思います。

個人的には暁山家と東雲家での姉弟イベントを期待していたので、今回で姉弟イベ枠消費されちゃったことは少し残念だったりもしましたね・・・w

絵名の良さ

そんな姉弟イベント的側面から見たとき、直近の絵名大活躍回である『傷だらけの手で、私達は』でも絵名の凄さは存分に描かれていたわけですが、その絵名の強さというものを表す『お悩み聞かせて!わくわくピクニック』でも語られたエピソードが、今回改めて語られていました。
(以下の感想記事で、そのエピソードから分かる絵名の特性、そしてそんな絵名だからこそ瑞希の壁を絵名が突破できたんだぜみたいな話をしていたりします)

また絵名は、普段は険悪な仲ながらも彰人に対してちゃんと”お姉さん”してるシーンというのが、今までも垣間見えていました。

『夏祭り、鳴り響く音は』で描かれた、小学生の頃の彰人が音楽の道に進む上での大きなきっかけとなる発言を絵名がしていたり、そんな発言から音楽を続けている彰人を褒めてあげるようなシーンがあったかと思うのですが、

今回では、この先世界へと飛び出していく弟を応援するような行動を見せていて、普段はあんな感じでもちゃんと”姉”であることを改めて感じさせてくれた、非常に絵名らしくて良い描写だったと思います。

彰人の律儀さ

そんな絵名の”姉”としての行動、レザーのパスポートケースを貰った彰人なわけですが、

その反応はいつものように小言を挟みながらも、

最後は素直に感謝をするデレを見せて、それを受けた絵名も珍しくちょっとデレを見せたような感じ。

そしてその後は、そのレザーのパスポートケースを見つめながらのこの表情と、今回の一連の出来事を”いい一年のスタート”とかなり好印象に思っているところがあまりに良い!!!!!!

このシーンの空気感、めちゃくちゃめちゃくちゃ好きです!www

普段は小言を言い合っている分、素直な反応をし合っている時にはかなりレアなトーンの言葉が聞けるというか、ここからしか得られない栄養素が詰まっている、最高の空気感が流れていた至高のシーンだったと思います!!

そんな絵名からパスポートケースを貰ったことを好ましく思っている彰人なわけですが、それは”家族”というのも当然ありながら、今まで”自分のことを絵名が見てくれていた”というような恩義的なものを感じているのも大きいような気がしますね。

また、普段のまあまあ酷い扱いをされながらもここまでの気持ちを持っているのは、今回でも愛莉や杏が彰人の行動を表す言葉として”律儀”というのがありましたが、まさにこれが彰人の律義さというか真面目さみたいなものの表れな感じがするのもいいなと思います。

そしてそれは愛莉との会話シーンでも表れていて、”絵名の親友でいてくれている”ことや、そのことが自身の気持ちを少し変えてくれたということを、わざわざしっかりお礼する彰人の律義さ。

これもう絵名と彰人、どっちが年上か分かんねえな・・・ww

だけどこの、ある時はしっかり者の彰人が年上っぽく見え、またある時は絵名らしいちょっと乱暴で雑に見えるような優しさがすごく年上っぽく見えたりして、姉と弟の関係性が瞬間瞬間で入れ替わっているようにすら見えるのがこの東雲姉弟という感じで、他の天馬兄妹や日野森姉妹や鳳兄妹や暁山姉弟では見られない独特の空気感がたまらない関係だなと思います。

”ツン”の要素が全面に出てながらもその内側には熱さや優しさを秘めていて、両者共に”才能”に苦しみながらも戦い続けているという共通項を持っている血の繋がり((父)兄妹)という、プロセカ上における構造的視点で見ても、この東雲家の関係性は他とはちょっと一線を画すようなテーマ性を感じる描かれ方でもあって、本当にこの東雲姉弟はどの観点から見てもかなりめっちゃくちゃに好きです・・・!
本当に良い・・・

愛莉の良さ

そんな絵名と彰人のことをずっと想ってくれていた今回のキーキャラクターである愛莉も、その良さがすごく表現されていたのが非常に印象深いですね・・・

今回でも語られていたように愛莉は姉も妹もいる3姉妹の真ん中というポジションのキャラなわけですが、彰人と同様にその律儀さが見えたりもしていて、また絵名の親友でもありながらお姉さん的要素が見られたのが良かったなと思います。

その愛莉と、そして同じく律儀でしっかり者の彰人が、”なんとかしてあげたい”と思うのが”絵名”であるというところが、なんだかすごくいい関係性だなと。

愛莉や彰人はある種絵名に助けられているところがあって、だからこそより何かしてあげたいと思う、でも絵名自身そこまでのつもりもそこまでの意識もなくて、ただ自分の心の赴くままの言動をしている。(ちょっと絵名が主人公的すぎるかもな・・・w)
このちょっと不思議な感じの関係性が、それぞれの個性(いい部分)を引き立てているようでもあったのが今回の描写だったようにも思えて、すごくいい登場キャラのピックアップというか、とてもいい表現だったなと思います。

そんな愛莉の良かったなってところなんですけど、このカイトの存在がバレそうになったときの機転のきかせ方は、他シーンの誤魔化し方と比べるとかなり上手なんじゃないか!?って思ったりもして、バラエティアイドル時代の経験値的なものが発揮されていたシーンでもあったのかな?なんて思えたりもして、地味に印象的なシーンだったりもしましたねw
(実際に他シーンの誤魔化し方どうだったのかは確認してないのですが、自分の中の印象では今回ほど”上手だな!?”って思ったのはなかったので・・・w)

また今回飛び出した愛莉のハッピーエブリデイの技らしきものである、「ハッピースマッシュ」

なんか今まではみのりとか咲希とかが解説してくれていたんですけど、今回は解説役が誰もいないのにハッピー技を使ってて、もう誰かに分かってもらえる前提のエンタメ技とかじゃなくて桃井愛莉とはそういう人間なんだなって感じがすごい良かったですねw
なんか愛莉ってしっかり者の要素がかなり強いので、こういう茶目っ気が見れるのは、個人的にはたまらん要素ですごく好きですww

ストーリー運び

今回における重要シーンである、彰人と愛莉の会話。

それまでのシーンでこの2人が話すシーンが来ることはなんとなく示唆されていたわけですが、実際そういう話をするなら2人だけになるはずで、具体的にどうやって2人になるのかの想像が全然できなかったんですよね。

帰り道・・・は絶対彰人と絵名は同じ家に帰るわけだから一緒に帰っちゃうよなぁ・・・
絵名とは親友だしそもそも2人で今日来たというところから自然に2人になれるけど、彰人と2人になるには理由がなさすぎるなー・・・
絵名がいるところで話すのかな?

とか思ってました。

そしたら、クレーンゲームの話が来て、そうかそれかあああああああ!!!!!!!!!と、思わず手を打ちましたw

そもそもここに至るまでの流れとして、彰人の甘いもの好きを知っている相棒の冬弥が、彰人と共にパンケーキを食べに来るのは超自然で、絵名の方も親友の愛莉と出かけるのは自然であり、好みがそっくりな絵名と彰人が出会ってしまうのも、偶然というほどには起こり得ない事象ではない。

そして、かつてのスポジョイパークでクレーンゲームに対してめちゃくちゃ文句を言っていて、しかもどうやら取れなかったことからも”絵名はクレーンゲームが上手ではない”というイメージはしっかりありましたし、冬弥がめちゃめちゃに上手なのはもう言わずもがな。


その自然極まりない組み合わせから不自然な組み合わせを作り出す方法が、あまりにも自然すぎて(自然なのか不自然なのかややこしいけどwww)、もうこれはめちゃくちゃ一本取られた感が気持ちよかったです!!!!

こういうキレイなストーリーの運びほんとうに好きで好物ですwww

エリア会話の火花なに!?w

そんな彰人・冬弥の相棒コンビと、絵名・愛莉の親友コンビが出会ってしまうエリア会話の中で、

なんか、今まで見たことない”電撃走る!!!!”みたいなエフェクトが出てたんですけど、あれなんですか?wwwwwww
めちゃくちゃ笑いましたwwwwww(あんなの過去にあったっけ?w)

エリア会話に力入ってんな!!!!wwwwww
ありがとうございますwww

みのりと遥が東雲姉弟知らなかったの意外すぎる

そして今回、ある意味衝撃的だったのが、彰人と絵名が姉弟であることをみのりと遥が知らなかったということ。

え、知らなかったの!!?!ホントに!!?!ウソじゃない!?ってすごいびっくりして過去の描写を見返しに行ったりしたんですけど・・・

モモジャンとニーゴが初めて出会った『スクランブル・ファンフェスタ!』では、ちゃんとフルネームの自己紹介をしていて同じ苗字であることは知っているはずですし、”東雲”ってそんなにありきたりな名字ではない名字由来netさんによると、全国におよそ640人(2025/01/07時時点))のに、あの遥ですら気付いていなかったし、疑っていもいなそうなのはちょっと意外でした。

同じ苗字だからというだけで(少なくとも遥レベルでは)疑わないという描写になったわけですから、これは他のキャラが気付く瞬間の描写も楽しみですし、他の兄弟姉妹の関係性に気付くような描写も結構楽しみな気がして、今後に向けてかなり楽しみが増えたような気がしますね!

サイストのおみくじは伏線か?

そして今回の冬弥のサイストの後編で、今後の伏線チックに見えなくもない描写がありました。

それがこれ。

杏とこはねが揃って大凶を引いていて、旅行の項目は”今は避けるべし”や”待て”と書かれていました。
特にそこから話が広がるとか展開があるとかではなかったことからもやや伏線めいている感じもして、ビビバスのアメリカ行きの際に一波乱あったりするのかもな~と思ったりするところでもあります。
(ビビバスは最速で一区切りの目安でもあるムービーの回が来ているので、ストーリー上余裕があるという見方もでき、アメリカでのイベントまで0.5イベ~1イベ分くらい引っ張ることはできそうというメタ推理もちょっとありつつ・・・)

イベントストーリーの気になった点

チーム分けが・・・

気になっただけで、ケチをつけるとかではないのですが・・・

このチームでもう仕方ないとはいえ、チーム分けが不公平すぎる!!!!!!www

彰人は元サッカークラブ所属、愛莉はバラエティアイドルとして体を張るような仕事もしていました。

対して冬弥は『白熱!神高応援団!』にて玉入れがうまくいかない不器用っぷりを見せており、絵名に関しても特段運動が得意そうな描写はないはずです。

男男vs女女にすることも、東雲姉弟でチームを組むのも違和感が残るので仕方ないとはいえ、「やっぱりそれは実力差が!!」て言いたくなってしまったシーンでした!ww(これもまた味です)

まとめ

まずは、明けましておめでとうございます!
年末(クリスマス)のイベントの時に話したいことはだいたい話してしまったのですが、一応新年という区切りなので改めて。
今年は去年以上にもっといろいろとやっていけたらいいなと思っていますので、よろしくお願いします!ってな感じ。(今月か来月にはプロセカを音ゲー面でもっと楽しむ(上達する)ためのツール的なものを完成させたい所存だったりもする)

正直実はあまり一年の終わり感を感じられていなかったのですが、現実でもプロセカのバーチャルライブでもイベントストーリーでも超絶新年感が強かったおかげで、ちゃんと実感としても新年を迎えることができました。w
彰人や冬弥、そして杏とこはねのビビバスはこれから世界へと飛び立ち、その足がかり的になりそうなアメリカ行きを控えているストーリーもすごく楽しみですし、マイセカイも体感凄まじい速度でどんどん実装日が迫ってきているし、時代においていかれないようになんとか食らいついていきましょう!ってな感じですね。

余談:鏡餅モチーフと、餡の字

作内の冬弥のセリフの「鏡餅モチーフ」に隠れたモチモチを見逃さなかったぞ。

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