プロセカ イベスト「満たされないペイルカラー」 について語りたい!!!

今回は25時、ナイトコードで。の2つ目のイベントストーリー「満たされないペイルカラー」について語っていこうと思います!!

ただ語るといってもなかなか難しいものがあるので、ひとまず「良かった点」と「微妙な点」、そして一部深掘りしたくなったらしてみるというような感じで進めていきます!

そして注意として、当記事は当然ながらプロセカストーリーについてガンガン触れるので、ネタバレ注意です!
ストーリー興味ないぜ!とか、ストーリー見るのちょっと億劫になってる方はぜひストーリーを全部見てからこの記事に戻ってきてください!

目次

あらすじ

順調に知名度を上げていくニーゴ。
しかしそれに反して、ニーゴのイラスト担当である東雲絵名のイラストアカウントは全く伸びない。
誰にも見てもらえない、誰にも認めてもらえない、という疑念を払拭するためにコンクールに応募する絵名だったが・・・

描き下ろし楽曲

作詞・作曲:すりぃ 様

この曲はプロセカ初めてから、いっちばん最初に曲が好きー!!!ってなった描き下ろし楽曲でした。
しかもアナザーボーカルでもう一回、このアナボが好きー!!!!!を一番最初に経験するという、プロセカにおける曲の好きの最初をどっちも持ってった曲ですね。

今回のイベントストーリータイトルの「ペイルカラー」のように、なんとなく音から淡さを感じたりもする聴き心地のいい曲で、中毒性という言葉は若干違う気もしますが、何度でも聴きたくなる素敵な曲です。

そしてなによりこの曲のアナザーボーカルは本当に買うべき。
アナザーボーカルじゃなくても当然のごとく最強だけど、アナザーボーカルはアナザーボーカルでもっと最強だから!!!!本当にオススメです!

イベントストーリーの良かった点

今回のストーリーは、人によって刺さる具合が大きく違ったのかなと思います。多分、挫折を味わったことがある人ほど刺さりそうですし、今現在も才能の世界で戦い続けている人にもめちゃくちゃ刺さりそうです。
しかし残念ながら自分は、挫折を味わえるほど熱中できたものがなく、才能の世界で戦えるほどの才能があるわけでもないです。

ですので、きっとこのストーリーの全てを完璧に味わうことができないんだろうな、と感じています。

それでも、「挫折」なんてほど立派なものじゃないけど「ちょっと心折れたー」程度の経験なら少しはありますし、その拙い経験から見えたこのストーリーの良かったところ、そしてそれ以外に好きだったところについて語っていこうと思います!

タイトル

今回のイベントストーリーのタイトルは「満たされないペイルカラー」ですが、その「ペイルカラー」とは英語では「pale color」で意味は「淡い色」。
これが何を意味するのかは難しいところですが、個人的にはこの色は、絵名の「才能」と「心」を重ね合わせて表現されたもののような気がしました。

絵名には才能がない(薄い)と言われ、誰にも見てもらえずに認めてもらえないことを不満に思ってしまっている自己への嫌悪からくる自己肯定感の薄さ。

この「画家たる才能」と「自己肯定感」の2つをペイルカラーに例え、それらが満たされていないということを表したのがこのタイトルかなって。

まあ最低でも、当たらずも遠からずって解釈じゃないでしょうかね、どうでしょうw

まふゆ

まふゆがそこにいるだけで安心しますね~。ほんとよかったなって。

ナイトコードとリアル

ナイトコードでは相変わらず「K」「雪」「Amia」「えななん」という風に呼び合っているけど、リアルで会うと名前呼びになるのめっちゃいいなって!!!!

オフ会とかでこういうのってあるのかな、こういう感じの経験ある人いたら教えてくださいw

絵名とニーゴ

絵名がいるから多くに人に曲が届く、おまけだなんて思ってほしくないと言い切ったり、必要なら自分が認めると宣言した奏や

他の人がなんであれ絵名の絵が好きという瑞希

なんだかんだいいながらも絵名のところに来ていいこと言ってくれるまふゆ。

他ユニットとは少し違う信頼というか絆というか、そういう形が見れて、ちょっと感動しました。

ニーゴは人気ユニットだけど、闇の深さはダントツなので、こういうシーンを見るとニーゴストーリーでは癒やしというか、本当に見てていい気持ちになります。

東雲彰人

彰人の株がメインストーリーからグングン上がっている!!!!

ほんと彰人ってアツい男でかっけえなぁ。

絵名と父親

ほんとこの世界にはまともな親はおらんのか!!!って思ったら

この父親はかなりまとも寄りだったらしく、やり方はさておいても、納得感は冬弥よりは上でしたね。

このシーンなんかは画家という職業の厳しさを知っているからこそ、絵名のために父親として、心を鬼にする覚悟を決めた表情のように見えました。

この時の会話からして、それまでは父親と絵名とでは良好な関係を築いていたように思いますし、多分絵名が絵を書いているのを見て嬉しく思ったこともあったはずです。
しかし画家になると言い出したなら話は別。

絵名の父親が言うように、才能の世界で戦い続けることは想像を絶するキツさでしょう。
それを絵名に背負わせることが本当に正しいのか、そのキツさは絵名が耐えうるものなのか。

そういったものを総合的に判断して、こういう態度をとったんでしょう。

余談

才能の世界で戦い続ける人たち、身近なところで言えば「音楽を生み出す人」「画家・イラストレーター・漫画家」「アニメーター」「小説家」「漫才師・コント師」「研究者」じゃないでしょうか。
これらの人たちに共通するのは「0から1を生み出す人たち」で、才能のない人が生き残れない世界なのがなんとなく外から見ててもそうである気がします。

でも世間的には、与えられたものを扱うのが上手い人が注目を集める。
注目されるのは、いうなれば「1を10や20にする人」なんですよね。

”作詞・作曲をした人”よりも”歌っている人”だったり、”☓☓を新発見”よりも”〇〇に有効活用できる△△を開発”だったり、”新ネタ書いてるコンビ”より”モノマネ芸人”だったり、アニメーションを作った人にはあまり注目が行かずに激務・低待遇の話だけTwitterで目にしたり、最近悪い意味で話題のAI絵なんかもこれに入ってしまうでしょう。

当然後者にあげたような人たちがすごくないと言っているのはありません。ただ、前者にあげたような人たちの方がすごくないか?って思うわけですよ。
なのに、後者の方が注目を浴びているようなことが多々ある。

自分はこのアンバランスというか、不条理さというか、ミスマッチというか、どうしてそうなってしまうんだろう、どうして前者の人たちをもっと注目しない、評価しないんだろうって常日頃思っています。

このストーリーでそこまで意図されているかは分かりませんが、そういったことも含めて見てもらえない辛さ、キツさ、孤独さと戦っていくのが芸術家、というよりは画家としての資質として問われるところがあるのかなと。

絵名で言えば自撮りのアカウントは伸びるのにイラストのアカウントは伸びない、他のところでもっと楽に評価されているのを自分自身で体験してしまっているのでよりキツさがあるというのもあるので、この辺は意図して描かれているような気がしますね。

絵名はこの辺の問題に対して、一旦の問題の解消はしましたが、別に解決はしていないように思えるので、今後どのようにストーリーが進展していくのかが気になるところです。

イベントストーリーの微妙な点

なんか最近の感想の微妙な点項目は、ストーリーの微妙な点じゃなくて、そこから連想されるちょっとネガティブめ話とか自分の話とかをしてる気がして、項目名変えるか?となってたりもするわけですが・・・
そもそも結構見たものをそのまま好きになりやすいタイプだったりもするので、この項目本当にいらない可能性出てきてる

今回も例に漏れずそんな感じの話を。

一人になれる場所

絵名はこのシーンで「一人にさせて」という発言をしていますが、筆者は子供の時に一人になれる空間が存在していませんでした。(自分の部屋というものがなかった)
ですので、なにか嫌なことがあっても、つらいことがあっても、一人になりたいと思ったところで逃げられる場所がなかったんです。

実は自分にはやや精神的におかしくなってた時期があるのですが、正直その一人になれる空間がなかったことでそれがめちゃくちゃ長引いたと思っています。

やはり人間っていうのは、逃げられる場所っていうのが必要なんだなって本当に思うんですよ。
それは物理的にも、精神的にも。

そういう意味では、絵名もまふゆも一応自分の部屋も持っていて、セカイという場所も使えるニーゴの面々がめちゃくちゃに羨ましいです。もし自分にもあの時そういう空間があればなって。

だからこの記事を見てくれてる人がいるなら、必ずどこか逃げれる場所を用意しておいた方が絶対にいいです、本当に。

今属しているコミュニティ・グループが1つしかないなら、他にもどっか心を許せるような仲間や味方になってくれる人を作った方が絶対にいいです。
そのコミュニティ・グループに固執してしまう、させられてしまうのと、このコミュニティはもう終わりだな次行こってできる人間とでは、大きくその人の余裕に影響します。

逃げれる空間に関しては、子供という立場だとかなり厳しいものがありますし、無責任なことは言えませんので正直すみません、自分にはいい案が思いつきません。
大人なら、色々なスキルや資格や技能、そして単純に経済的余裕がその逃げる場所を作ることに繋がると思います。

上記のものは全て自分にはなかったもの、そして今もないものです。
正直自分はろくな人生でない自信があるので、反面教師として少しでも誰かの幸福に繋がったらいいなと思っての考えです。少しでも参考になれば、使えるところだけ使ってください。

まとめ

ちょっと今回は自分語りというか、自分の話を長くしすぎたかなという反省が若干ありますが、まあ感想記事と言ってるのでこれはこれでいいかとも思っていたり。
ニーゴは特に自分の中の負の部分がめちゃくちゃ刺激されるので、こういうことを想起しやすいんですよね・・・

さてようやく最後に本題に戻って、今ストーリーでは絵名にスポットが当たったストーリーでした。
メインストーリーでは奏とまふゆだけスポットが当たっていた形なので、絵名と瑞希がどんな想いを抱えているのかということを知れたストーリーで良かったなと。
また、次ストーリーは残りの瑞希の話になるのかな?とも思ったりするわけですが、瑞希の問題ってなんとなく匂わせているようなアレでいいんですかね?

今後のストーリーが無限に楽しみであるニーゴですが、ちょっと記事を書く上では自分の感情を抑えるのが結構難しい話が多くて、悩ましいですね・・・今後ちょっとその辺も考えつつ、ストーリーを追っていけたらと思います!

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